電源基板のパーツ交換は終了しました。
が、しかし、、、 どうやって動作確認したらよいか?
ハテ、サテ、、、 簡単なテスターしか有りませんからマズは導通チェックでもしましょう。 せめてダイオードの極性だけでもと思い、あたってみるとデジタル系回路で良方向とも流れちゃっています。 ハンダとパターンの間をゴシゴシするうちに明確な手応えのないまま正常になってしまいました(ヤバイパターンですよねぇ)。
もし電源を入れて不具合が生じたら、パーツを元に戻せばいいや!という安直な考えで早速電源ON!!
無負荷にて少し様子をみて、特に発熱してる部品もなく これなら恐らく大丈夫と踏んで負荷を全部つないで再びON!!
オ ッ ケ ー で~す
ディスプレー表示、トレー開閉、OK 異常発熱なし。(この間は相当なストレスを心臓に感じました)
ヘッドホン(ゼンハイザー HD600)にて音を聴いてみると、オっ、オっー かなり良いぞ!! という印象。
★ 高域がスッキリ伸びてきた!! (実はオペアンプ交換後、高域が伸びきらない印象だったのが、シンバルのサイズや叩く位置まで聴き取れるようになった)
★ チャンネルセパレーションが格段に良くなった!! (にわかに信じられない程の改善。まったく期待していなかっただけに驚きです)
★ 音に余裕が感じられる!! (左右のスピーカで、それぞれに配置された各楽器が混じり合うことなく細部までもクッキリ再生されている感じ)
★ 英語の聞き取れる単語が増えた!! (フォーカスがしっかりしたせいか、言葉がハッキリ明確に聞こえるようになった)
やはり、電源回路は重要なのでした。
なにしろ今回の改造は部品代2000円ほどですから、これほどの音質改善が実現するとは にわかに信じ難いレベルです。
御客様からは施術後に、『BGMの音が良くなったみたいだけど何か替えた?』 と、一番ウレシイお言葉を頂戴いたしました。
DENON DCD-1650AZ 電源回路の改造記録でした。
たった2000円でそんなに?!
これって商売出来るんじゃない
改造屋さん
忙しくない時とか、休みの日に
やると趣味とおこずかいになってGooood
なかなか、そこまで到達できませんネ、、、
なにしろ外観は一切変化していないわけですから。