相変わらず、異常にゆっくりしたペースでの修理・改造作業ですが、、、 要するに ” 慣れない作業項目 ” があるため着手に手間取っているわけです。
☆ その、慣れない作業というのが、極小サイズのICの取外しと取付け(ハンダ付け)なわけです。 前回の その3 でも紹介しました4mm×5mmの四角く薄っぺらな クシャミしたら飛んでいってしまうような 小 さ い I C です。
〇 そこで準備した秘密新兵器がコレです!!
ちょうど折りしも『父の日』のプレゼントにも重宝されそうなフレネルレンズの拡大鏡を購入しました。それをカメラ用のマンフロットのマルチアングルで固定してみました。
■ それを使って目的のICを眺めてみると・・・
マズ マズ なんとか作業できるであろう程度に拡大してくれてます。 が、見えるのと 作業するのとでは、まるで様子がことなるわけで、、、
ターゲットは、基板の上側中央付近に丸い穴が開いてまして、その斜め左下とその下にある黒いほぼ四角の部品(オペアンプICです)なわけです。
ネット検索より仕入れた に・わ・か・知・識 を駆使して、現状のハンダを溶かしてICを取外すのです。
★ イヤ~ じ つ に 苦 戦 い た し ま し た 。
解説の動画サイトではいとも簡単に作業を進めておりましたのに実際の作業では、ハンダごてのこて先形状が異なっていたり、恐らくワット数も大きめの使用されているのだろうと予想され、手持ちの30Wではかなりきびしい作業となりました。
下側の矢印が交換を終え新たに取り付けたLM4562です。上側が取外しただけの状態です。 かなり熱を加え続けたのでパターンのダメージも気掛かりではありますが、なんとか無事に交換することが出来ました!!
その他のパーツ交換は、DAC回路後半のアナログ回路内へのDALE抵抗およびWIMAコンデンサの交換を行いました。
コチラはオリジナル状態です。
ここま出来たのですが、お気に入りのLM6172が香港から発送は既にされたらしいのですが、まだてもとに届いていないので音だしができません。
〇 今回 取り外(交換)したパーツです
左上に2個並べたICと比べて、その下のICが小さいことがお判りいただけると思いますが、、、足の小ささもご確認くださいませ!!
悪戦苦闘したものの、どうにか基板実装タイプのIC(SOP-8)交換が出来たので、難問をひとつクリアできたので少し肩の荷がおりた気がしております。
まだまだ音が聴けない状態ですが、気ながに部品の到着を待っておりま~す!!
そうなんですヨ、SACD専用機でなく あえてDVD/SACDマルチプレーヤを選ぶ理由がそこなんです!!
DSDでなくPCMというファイル形式が 果たしてどのような音質なのか?
DSDとPCMでの比較が一番のお楽しみなのです!!
(とはいうものの未だに両者の正確な理解は出来てはおりませんが、、、)
たまたまなのですが、その昔に買った貴重な『DVD-audio』のメディアが数枚あるはずなのでプレーヤが組上がり次第比較試聴する予定です。