LME49600イッパツ仕様(使用?)のヘッドホン専用アンプが完成し、数日間は感動を含めて じっくりと試聴を重ねましたが、、、
完成直後から感じていた”サウンドステージの狭さ”というか、各楽器に立体感がなく平面的な感じが捨てきれない様子です。なので手っ取り早い音質改善の方策として考えたのが抵抗の換装です
で、今回は かなり思い切って高級な抵抗を入手いたしましたわ~
ご興味の無い方には理解しづらいでしょうが、左側の小さな青い2本足の四角いモノはメタルフォイル抵抗という超高精度な高級抵抗『 アルファ FLCX 』で1個が600円程もします。一般的な抵抗ならば1個数10円以下でも購入できますし、これまでウチのオーディオ機器に常用しているお気に入りの高音質抵抗『Linkman LMFQ』だと30円程なのでナント 約20倍の高価格ですわ~
右側の黒い円筒状の抵抗は『アムトランス AMRG 』という 最高級オーディオ用炭素被膜(カーボン)抵抗でありまして1個が260円と少しはお手頃価格となっております。これまでコチラは試した事がなく今回初めての試聴となります。
但し上記の抵抗の多くは、この後にプリアンプMcIntosh C34Vにて換装する予定にしておりますのでヘッドホン専用アンプでは4個だけ使用します。
ヘッドホンアンプのメイン部分である青い基板です。この黄矢印のように、入力部を超高精度のアルファFLCX に、出力部を アムトランス AMRG に換装いたします。
この青い基板は国産の高級基板でもあり、まだ新しいですから極めてスムーズに作業できますが、これが中華製の安~い粗悪な基板だとパターンが外れたり、ちっともハンダが吸い取れなかったりと やたら手間がかかる事も多いのです。
そそくさと出力部の交換が仕上がり入力部の交換なんですが、アルファ FLCXは小さいが故に そのまま交換するのがムツカシイのです。小さいうえに、足が短い(恐らくは高精度を保つために足を長く出来ないと予想)ので普通の方法では足が届きません!! それで無理矢理な方法として、基板の裏側にパターン直に半田付けしました。
てなわけで無事に抵抗の換装が終了
では早速 再びの音出しです
い や ~
この抵抗は良いですわ~
さらに一段とクリアーさが増した感じ
サウンドステージの拡がりはそれ程の変化は感じられないものの、各楽器の定位が よりクッキリした感じがあります。
実に クッキリ ハッキリ したサウンドに仕上がっております
ここまでくれば今回のヘッドホンアンプは これで一応の完成だと思います
アルファFLCXの音質改善は既に経験済みなのですが、今回 初めて使用した アムトランス AMRG も なかなか良好な音質改善だと感じます。
いやはや、こうなると、プリアンプC34Vでの抵抗換装が余計に楽しみになってきましたわ~
どうやら、このまま オーディオのドロ沼にはまり込んでゆくのかも・・・
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