先頃 またまた 偉大な音楽家の訃報が伝わってきました
恐らくは世界中の老若男女問わず、ほとんどの人々が彼の作品楽曲を聴いたことがあると思います。それほど普遍的に周知され、CMや映画 また有名アーチストによるカバーも多く、タイトルや作曲者を知らなくても その耳に残るメロディを聴いていらっしゃることでしょ~ その20世紀最高のメロディメーカーの一人が Burt Bacharach バート・バカラック
音楽のメロディというのは 極端に云ってしまえば、音の高・低と長・短 の羅列の組合せなんですが、、 不思議なことに 美しいメロディを聴くと 元気がでたり、 涙がでたり、 感情が揺すぶられます。こんな また聴きたくなる楽曲が名曲であり、エバーグリーンとかスタンダードナンバーとも呼ばれるわけです。
そんなスタンダード曲を多数作曲された もう一人の20世紀最高のメロディメーカーが バカラックより少し先に活躍されたコール・ポーターです。
どちらかと云えば Jazz ジャズ のスタンダードになっている曲が多いですが 多くの人が聴き覚えのあるメロディにもなってますヨ
そんな偉大なる作曲家 コール・ポーター の名曲を、これまた お洒落な楽曲と編曲のフランス人=ミッシェル・ルグラン が オーケストレーション・指揮 するという超 素敵なアルバム を発見
これ程のマエストロの競演となれば、コレが悪かろうはずがない!! と確信して落札したのがコチラ
◎ 左側がコール・ポーターで、右側が若き日のミッシェル・ルグラン
こんなに若い時代のルグランを初めてみましたわ・・ 残念ながら彼もまた数年前に旅立たれましたネェ
ルグラン の 洒落っ気ある変幻自在のリズムと きらびやかでゴージャスなストリングスが、目の前で演奏されているか の様に生々しく臨場感たっぷり に繰り広げられるだろう と 思いっ切り期待してレコードに針を下してみたら、、
なんじゃ コリャ~
中央付近で小音量で、
細々とコチャコチャと鳴っているだけ
コレはいかん! モノラルにしても録音(カッティングか?)が悪過ぎる しばらく聴いてみますと、かなり凝ったアレンジになっている様子もありますが とにかく残念、残念
せっかくの 二大巨匠の競演 企画が台無し ガックリでしたわ・・
では気分を取り直して
恒例?の 毎度おなじみ 美人ジャケットのジャケ買い
◎ ハイキーなのでディテールが不明ながら 恐らくはヒンディー系美人なんでしょ
実は若い頃(30数年前ころ)に 瞑想のお修行 という名目で5、6回もニューデリーに出向いておりまして若干のインド通?でもありまして インド音楽にも興味があります。
はやる気持ちを抑えつつ レコード盤に針を下ろしますと、妙にスッキリした伸びやかなキレイな歌声が聴こえてきましたよ 1987年の英国録音とありますから 恐らくデジタル録音なんでしょネェ~ 伸びやかな美しい歌声は魅力なんですが、どうもデジタル録音のアナログ盤はイマイチ好きになれませんわ・・
◎ お次も ハイキーの女性ジャケ
70年代後半から80年にかけての日本のポピュラー音楽の変革期(GS・フォークからポップミュージックへ)に登場した女性アーチストの一人ですネ
その当時、続々と登場した女性アーチストには 松原みき、山口未央子、彩恵津子、小林泉美、中原めいこ 等々 がおり、それまでの歌謡曲とは異なり Jazzやフュージョン・AORも取り入れたようなグルーブの効いた気持ち良い楽曲に魅了されました そのなかの一人で 門あさ美 ですわ コチラは やや後期のアルバムで1988年の録音でして 残念ながらデジタル録音でした
昨今のレコードブームもあり、この時代の日本女性アーチストのアナログ盤は人気があり 希少盤・人気盤ともなると軽く5000円以上にもなっている状況ですわ~
だいたいコレ欲しいなぁ~ と思う盤ほど高値になっておりまする
まだまだ続きそうな
レコード掘りの日々です