院長の趣味 ≪オーディオや音楽≫ を中心に・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・佐野療術院 光線療法で スッキリ さわやかに

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McIntosh C34V 低域の引締め LME49860 LM6172

2014年05月23日 | オーディオ

数ヶ月間にわたって大改造をしてきました PIONEER N-50 ですが、ようやくひと通りの作業を終えて大満足の音質変化が得られました。

   が 、  し か し 、 、 、  

そうなると、さらなる欲求が湧き上がってくるのが人間の「サガ」というもの!

サウンドの源流部が、低域から高域まで伸び伸びしたサウンドになりましたので、アンプ類もそれに追従して欲しいというわけです。

そこで フ ト 何気無く思い付いたのが、プリアンプのMcIntosh C34V ならば、オペアンプの交換である程度サウンドをコントロールできる! ことでした。

C34v1
さっそくラックから引っ張り出して、5バンドイコライザー部の蓋を開けてみました。

C34v2
このフロントパネル裏側の手前部分、SW類のセッティングシールが貼ってある部分だけが開けるようになっております。

C34v6

ひょっとしたら設計者もサウンドコントロールのために、オペアンプの交換を前提にしていた?のかも、、、

今回は、低域を引締めたいので 50Hzと150Hzの2個のオペアンプをLME49860⇒LM6172へ交換しました。

C34v4
元々は5バンドイコライザ全数5個とも4558(だったか?)だったのを、高域を伸ばしたいために10KHzだけLM6172にし、500Hzと1500Hzはクリア感をだしたくてLME49860に交換したものでした。McIntoshらしい「太いサウンド」は残したいため50と150はオリジナルのままのつもりだったのですが、いつのまにかLME49860に交換しておりました。

で、交換してみると 見事に思惑が的中し、いささかゆったり気味だった低域に引締まりがでてくれました。ジャコパストリアスも不満なく聴けます!!

改めて、今更ながら、これはじつに便利なアンプですネ!!

お好みにあわせて、周波数帯域べつに音質調整のできるアンプなんて そうそう無いだろうと思われます。ディスクリート回路のアンプには まねの出来ない 便利な機能?でありますし、ネジ2本を外すだけで簡単に その部分にアクセスできるなんてのは、どうも作為的(それを見越して設計)にしてるように思えてなりません。 

 

 ☆ C34Vをお持ちの方には是非オペアンプ交換でのサウンド調整をお薦めいたします。


PIONEER N-50 サウンドチェック LME49990 から煙

2014年05月23日 | オーディオ

前回は 改造の最終段階として、基板間の配線を手直しをした後に 「 た い へ ん な 事 態 が 発 生 し た 」 ことをお知らせして途中終了しておりました。

これまでの作業経緯からして、お察しのよい方々ならば「そのたいへんな事態」を想像できる だろうと思いますが、、、

そうなんです、ふたたび電源投入後に ”煙” が立ち上りました!!   

   ”煙” の発生箇所は 毎度?ながら、I/V基板のオペアンプ LME49990 でした。

・ ・ ・ 数日間をかけて回路図とにらめっこしながら原因探しを進め、なんとか数箇所の不具合箇所を発見できました。今回はフィルムコンデンサの交換で、かなり無理した工作をしておりますので そのからみの部分で基板パターンを痛めていたり、配線交換の際にチョットした不手際があったりでした、イヤハヤ大変苦労いたしました。 結局また新たにLME49990を2個交換しなければならず数個入手いたしました。

 ☆ コチラは ひとまず完成した様子です

Photo

表側に見える配線は、I/V基板の出力をバランス変換基板へ送る配線のみになりました。

 ◇ ちなみに当初の様子は、、、

Photo_2
ずいぶん配線がグチャグチャしておりました!

 さらに  ☆ 全体的に眺めてみますと

Photo_3
 じつにスッキリしております!!!

  ◇ 当初の様子は

Photo_4
やや配線がイヤ~な感じ!


●●● さてさて、肝心の サ ウ ン ド に関してですが、、、

これまでの抵抗やコンデンサの交換による音質変化とは、すこし様子が異なる感じの変化です。

 理解しづらい表現かも知れませんが、これまでの変化は サウンドが流れてくるパイプの内側のひっかりを取り除いて、流れを『サーッ』っとスムーズに流れるようにしてきた感じです。それが今回の改造にては、パイプを口径の太いモノに交換し、流れを『ドバッー』っと一気に流れるようにした感じです。

パーツや線材が新品なので、いささか荒々しいサウンドとなっておりますが、時間経過とともに落着いてゆくでしょう!

もともとのオリジナルN-50とは比べものにならない程の音質向上となりました!!

この変化が配線の交換による効果なのか、I/V基板のフィルムコンデンサの交換によるものかは分りませんが、さらなる音質向上になったことは間違いありません。

N-50の改造がここまでうまくいって、当初の予想以上に良い結果が得られたので、つい新たな ” 欲 求 ” がでてきました~

 ☆ ア ノ 伝説的なオペアンプ バーブラウンのOPA627を試してみたい!  

が、しかし、、何しろI/V基板には左右chで12個も必要ですからチョイトきびしいですネ ・ ・ ・  そんなわけ?で、廉価版?のOPA827を6個(片chだけ)通販オーダーしております。

    な ん に せ よ  

    今後のエージングでの変化も楽しみなことで~す!