消えたカードたち

2023年09月16日 | 健康・病気

今日、私が妻の入院している病院に行って11時頃退院してきた。
「早く退院できそうなので10時半に来て」と妻から8時過ぎにLINEが来た。
10時半に玄関に置いてある車イスを押して、私は3階のナースステーションに行った。
デイルームに妻が待っていたので車イスを交換した。
それまで妻が乗っていた車イスは、病棟のものだったのです。
入院費用の計算に時間が30分ほどかかった。
車イスの妻を押してエレベーターで1階に降りた。
クレジットカードで会計をすませた。
私が膀胱がんで世話になっている病院は、
退院してから1週間後に入院費用の請求書が送られてきた。
それをコンビニで支払った。
そのほうがすぐ退院できるし、時間の無駄がないと思った。

病院からの帰りにスーパーに寄って買い物をした。
そのスーパーには車イスが置いてあった。
それに妻を載せてスーパーの中に入った。
スーパーの中を妻と歩くなんて何日ぶりだろう?
一通りの食材を買った。
これからしばらく私が、うちの食事を作る。

家に着いて、妻が車から降りて家の中に入ることが大変だった。
車からは松葉杖で歩いた。
玄関に上がってから妻は、お尻と腕を使って床を静かに移動した。
トイレにもシャワーを浴びに行くにも、そうして移動していた。

じつは昨日、退院することについて大きな問題があった。
妻が入院するときに、保険証と診察券以外の財布の中にあったカード類を
あるところに置いたという。
カード類とは、クレジットカードや各お店のポイントカードなどです。
そのことを知った私は、妻がカードを置いたというプラスチックのケースの中を探した。
何度探してもない。
私は焦った。
妻のいうケースに入っているジップロックなどを写真に撮って、私は妻にLINEで送った。
結局昨日は見つからなかった。
妻が入院する前にいた場所なんて限られているんです。
今日、妻が家に帰ってきてからも妻自身が心当たりのところを探した。
しかし、見つからなかった。
妻が1つのことを思い出した。
「2階の大事なものを置いてあるところの、お薬手帳が入っている緑のふちのケースかも知れない」
私は2階に行ってそれを持って妻に渡した。
するとその中にカード類はあった。
「よかったね」と2人で笑い合った。
そのカード類が見つからなかったら、今日の妻の退院を私たちは単純に喜べなかった。
妻はカード類を置いた場所の記憶を間違えていた。
これはボケのはじまりか?(そんなことはないだろう)
私にもちょっと記憶があいまいなことがある。
たしかにこれは、歳をとったことではあるのだろう。
とにもかくにも、カード類が見つかってよかった。

コメント
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