今夜8時過ぎ、私は北軽井沢のパンカーラに行った。
客がいないときにマスターとケーナの練習がしたいと考えたからです。
私の家(中軽井沢)からパンカーラまでは20kmあり、浅間山を越えていく。
北軽井沢は、長野県ではなく群馬県なんです。
パンカーラに着くと、駐車場に車が1台とバイクが1台停まっていた。
店に入ると当然2組の客がいました。
客がいては(パンカーラにとってはいいことです)、今夜はケーナの練習は出来ないなと諦めた。
注文した料理を食べたら帰ろうと思った。
マスターが私に気を遣って話しかけてくれる。
最近の私の生活のことなどを話す。
パンカーラに来る私の知り合いのことをマスターが報告してくれる。
そうしているうちに客がみんな帰った。
マスターとの練習が出来る環境になった。
最初に「リャマの道」を吹く。
だめだ、まったく音が出ない。
それにマスターのギターの音程に合わない。
ギターの音はチューナーで合わせてある。
私のケーナの音が低いのだ。
マスターが「買ったばかりのケーナだからだろう」という。
それで以前のケーナで吹いたら、音程はほぼ合っていた。
しかし、歌口の大きさが違うので、私が前のケーナをうまく吹けない。
もうボロボロだった。
それにしても、新しいケーナと古いケーナでは音程が違うということを知らなかった。
これは、吹き方(歌口と唇の角度)の違いだのようだ。
「El Eco」は、二重奏をしようとマスターがいう。(これは私の望む形です)
ところが私のケーナの音が低いので合わない。
私がなるべく音を高めに吹くと少し合う。
(トロンボーンなどの管楽器は、チューニング菅を調節すると音の高低が出来る)
マスターにケーナの吹き方をあらためて教わった。
マスターの音は深みがあってきれいだ。
私は、40年間、何やっていたんだろう、と自己嫌悪。
マスターと奥さんが「泊まっていけ」というのを振り切って家に帰った。
明日の午前中、ケーナの練習をしょう。
今日も、家のトイレで1時間ほど練習した。
私の家は、トイレと風呂がつながっている。(ユニットバスではない)
そこで吹けば、外には音があまり漏れないのではないかと思ってはいるが、どうなのでしょう?
私には、楽器を練習する環境がない。
あればもっと練習をしたいんですけどね。
今日、マスターに指摘されて初めて気づいたのだが、
「El Eco」も「リャマの道」も6/8のリズムの曲だった。
なんでこんなのを選んでしまったのだ!!
ここに私が手本とする「リャマの道」の動画を載せます。
こんなふうに吹けたらいいんですけど、100年無理ですね。
CAMINO DE LLAMAS - Indian Collque