私は5月に61歳になりました。
今、自分にいいきかせていることは、“けんきょ”ということです。
「言葉や行動をつつしみ、相手を敬い素直な態度で接するさま」
あらためて“けんきょ”という意味を考えるとむずかしいですね。
歳をとればとるほど“けんきょ”と反対の方向に、私の心は落ちていきます。
むかし私が若いとき、私はそれなりの向上心を持っていた。
「心の広い、教養のある、やさしい人間」になりたいと思っていた。
そして努力して、それなりの社会的に高い地位の人間になりたかった。
それなのに今の私は、「心が狭く、教養はなく、感情のうすい人間」になってしまった。
社会的には、世の中の底辺のところをうろついている。
こういう人間に“けんきょ”さは少ない。
自分のことは棚に上げ、世の中を恨んでばかり。
反省してます。
ここであたらめて私は“けんきょ”に生きようと思います。
ダメな私が社会の隅を生きていくには、これしかありません。
こんなことを考えた今日の夜でした。