8月の句会

2008年09月16日 | 健康・病気
毎月やっている「わいわい雑俳塾」の8月の句会の
優勝が11点、2位が10点で2人、4位が9点で4人となった。
私はその4位でした。
兼題は、「西瓜」「新涼」<白しばり> 。
私が投句した句は次の三句です。

引き上げし釣瓶に浮かぶ西瓜かな    1

これは単純に、私の昔のことです。
そのまんまといえばそうですが、
私の家は私が小学生のころまで井戸から釣瓶で水をくんでいた。
裏の畑ではスイカをつくっていた。
真夏の暑いときにそのスイカを釣瓶に浮かべ、井戸に沈めた。
あのときのスイカほどうまいものはなかった。
今のスイカはほどほどには甘いが、これだ、というのを食べたことがない。
といっても、最近スイカなんてひと夏に1度ぐらいしか食べません。
これでは、現在のスイカの味を語る資格はありませんね。

 新涼やメタセコイアの指す未来      6

九想庵の表紙のページに私はなるべくその日に書いた
九想話に関連した俳句を載せるようにしています。
「新涼」の句は、九想庵の表紙に載せた句です。
私は、句会にはそのための句を投句したいと考えています。
しかし、どうしても今回句が浮かばず、この句を投句してしまいました。
私はメタセコイアという樹が好きです。
あの日は、私の職場のタワーマンションにある
「メチャセコイヤ」のことを九想話に書いたんだな。
まだEAST棟とWEST棟の間の「メチャセコイヤ」は、
何年か後には、タワーマンションに肩は並べなくても、
そこそこりっぱな樹に成長すると思う。
それが楽しみです。

 身に入むや白髪のふえし頭撫で      2

私の頭は最近、すっかり白髪が増えました。
といってロマンスグレーにはほど遠いのですが…。
この句は“姿”がわるいですね。
もうちょっとなんとかならないのかねぇ、
と自分で思っています。

みんなつまらない句です。
こういう句しかつくれない。
勉強しないとな。



コメント
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