キレる中高年

2007年10月30日 | 健康・病気
このところラジオで切れる中高年の話をよく聴く。
今朝も「武田鉄矢の今朝の三枚下ろし」(文化放送 8:45~)で、
切れた老人に、金八先生のロケの邪魔をされた話をしていた。

本日、勤務明けの私は家に帰って食事をして、
午後4時まで寝た。それから図書館に、
借りていた「狂人日記」色川武大著を返しに行った。
整形外科に膝の治療に行く。
そのあと、電車で読む本を買おうとブックオフに行った。
図書館で借りるのもいいが、返すことを考えるとめんどくさい。

ブックオフで1時間ほど選んで文庫本4冊をレジに持って行った。
山本周五郎が2冊、高橋治1冊、大崎善生1冊。
レジに本を差し出しカードを渡した。
するとレジの青年がマニュアル文章でなんかしゃべり始めた。
頭のてっぺんから出てくるような声で1回では聞き取れなかった。
おれが、何話したのか分からないからもう一度いってくれ、というと、
壊れたテープレコーダーのように、マニュアル文章を繰り返す。

「お客さんの持っているカードは古いので、新しいカードはないですか?」
「その話し方はおかしいだろう」とおれはいった。
新しいカードを持っていたらわざわざ古いものを出すわけない。

古いカードは使えないから、新しいカードを作りますか?と訊いてくる。
しょうがないので作ることを承諾した。
それにしてもこれまでのカードの扱いはどうなるんだ?
その説明がない。
青年は、ここに必要なことを全部書いてくれといって用紙を出した。
氏名、住所、電話番号を書きながら、
今まで持っていたカードからデータを移せないのかなと思った。
古いカードにこれまでたまっているポイントもあるはずだ。

書き終えた用紙を渡すと、
「ここに自筆でふりがなを書いて下さい」という。
氏名にはふりがなを書いたはずだけどな、と思って、
青年の指さす先を見ると、「埼玉」と書いたところだった。
用紙に記入しているときに、郵便番号を書いているのだから
「埼玉」なんて必要ないだろうと思っていた。
「埼玉は読めるだろう」とおれはいった。
それには答えず「自筆で書いて下さい」という。
おれは頭にきた。
そのとき女性(正社員?)が来て、
「お客様、ふりがなお願いします」と繰り返す。

おれはキレた。
「こんなとこで買わねェよ」
といって、本を置いて店を飛び出した。


コメント
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