営業という仕事

2006年09月28日 | 健康・病気
送迎を終えて家に帰ると、食卓の上に封書があった。
先日車を買ったディーラーからのものだった。
なんだろう?と思って封を切ると、「新担当の挨拶状」が入っていた。

  いつもお世話になっております、
  この度は大変ご迷惑おかけしました。

なにがこの度は、だ。なにも迷惑なんて受けてない。
おそらくそれはこれからだろう。
あの人はもう辞めてしまったのか。
7月に私の担当になったらしい。
車を買って1ヶ月だ。
もうあのディーラーで私の担当になったのは、10年間で5人目だ。
みな退職してしまった。

車を買ったときの担当者がいないというのは寂しい。
私を相手する新担当者だって、力が入らないだろう。
新車を買ったばかりの客はあと何年かは換え買えない。
私は10年は今の車に乗るつもりだ。

あの青年は感じよかった。
だから、いつか近いうちに辞めてしまうだろうな、と思った。
真面目過ぎた。
若い(27歳)ということもあるのだろうが人当たりが堅かった。
私と女房は、息子から営業されているようで、
ぜひとも彼から車を買ってやろうという気になった。

私は車ではないが、営業という仕事をしたことがある。
結婚した年で27歳だった。
そのことは九想話「営業マンだった私(1~4)」に書いた。
今、読んでみた。
自分が書いたのに“ほろ”としてしまった。

車を買って1週間ほどして、
前の車の運転席の前の棚に(「の」が続くとATOK に怒られるんだよな)
サングラスを忘れてしまったことを思い出した。
そのことを彼にメールした。

  お世話になってます。ホンダカーズ新所沢店の**です。
  お乗り頂いていたロゴは現在オークション会場に行ってるそうです。
  今現在当社の中古車部で確認している最中ですが、
  最悪回収出来ないかもしれないとの事です。
  また詳細わかり次第ご連絡いたします。
  失礼いたします。

これでサングラスは絶望的だな。

コメント
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