女子大生

2005年10月17日 | 健康・病気

10時頃、通所者にきゅうりの作業を指示して、
その前の作業でできあがったえのきだけを
冷蔵庫に運んで戻ると、作業所の景色が変わっていた。
なんと若く眩しい女の子が5人いた。
ある大学の福祉科の学生たちだった。

先月の職員会議で、
大学生のインターンシップがあり、
学生が来るとは聞いていたが、
まさか女子大生とは思わなかった。

私の心は浮き足だった。
なんといっても女子大生なのだ。
53歳のおじさんにとっては、
縁もゆかりもない存在です。
どういうふうに応対したらいいのか…。

女子大生は午前中だけ作業を手伝って帰っていった。
通所者たちもいつもと違っていた。
ふだんより張り切って仕事をしていたように思う。
全員、女子大生よりいくつか年上なのだ。
知的障害者だって充分異性を意識する年代だ。

31年前、私は女子大の生協で働いていた。
魅力的な女子大生に囲まれて仕事をしていた。
ただそれだけで幸せだった。
そりゃ仕事だから辛いこともありました。
でも、毎日若い女の子を見ているだけで楽しかった。
そんなことを思い出した今日だった。

家に帰って夕食の準備をしている女房に、
「今日は、**大学の福祉科の学生が来たんだよ。
 いいね、女子大生ってのは」
「女で学生だったら女子大生なの。
 それだけのことじゃない。なにがいいの!」
と、木で鼻をくくった態度をする。
まったくいやですね、女房というものは。
女子大生と張り合ったって勝ち目はないのだ。

人生負け組の私なんか、女子大生どころか、
すべての女性から
鼻も引っかけられないのは承知している。
女房だけがたよりです。

コメント
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