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慌ただしかった10日間

2023年07月15日 | 旅行

6月28日(水)から7月1日(土)まで私と妻は東北を旅して、
7月3日(月)から私は膀胱がんの手術のために大学病院に入院した。
5月のときの予定では、主治医から7月11日(火)から入院といわれていた。
それが6月になり早まったので焦った。
いろいろありましたが無事、盛岡・宮古・久慈・八戸・青森を旅してきて、
7月2日(日)にシルバーの仕事をして、7月3日(月)に大学病院に入院した。
そして7月7日(金)に退院できた。
しかし、7月10日(月)の血尿にはまいった。
(2023年07月10日九想話「なんだ、この血尿!!」)

つい先日東北を旅してきたばかりなのに、もう女房は次の旅の計画を立てている。
ざっとその計画を私に話してくれたが、ものすごい旅の計画だった。
66歳と71歳が旅をするというものではないと思った。
2023年度第2回「大人の休日倶楽部パス」の利用期間は、11月30日(木)~ 12月12日(火)です。
そのときの第1日目は、八戸まで行って先日行けなかった八食センターに行く。
2日目は、平泉の中尊寺で、3日目は仙台、それで4日目は宇都宮に餃子を食べに行く。
なんと4日間日すべて日帰りなのです。
大宮-八戸の移動には、東北新幹線で、所要時間は約2時間20分前後。
私たちの住む鳩山町から大宮駅までは1時間で行ける。
なので日帰りということです。
最初にこの計画を聞いたときには、妻の計画は無謀だと思った。
しかし、じっくり考えるとそんなこともないと思えた。
女房は、東京の会社への通勤で往復4時間かかっている。  
それを考えたら、青森県に行って帰ってくるなんてどうってことない、と妻はいう。
大宮から仙台へは、1時間ちょっとで行ける。 
宿泊料金がないだけで、ずいぶん旅の費用はかからない。
なにしろ交通費は、大人の休日倶楽部パスの15,270円だけです。
大人の休日倶楽部を勧めてくれた私の友人は、
2日間東北を旅して家に帰ってきて、次の日に新潟の佐渡に行ってきたと話していたことがあった。
その話を聞いたときには、それは疲れるだろう、と思った。
しかし今回、オトキュウ(大人の休日倶楽部)を使って旅をして、それもありだな、と思った。
私としては、ホテルに泊まるということがかなりの負担になった。
チェックイン、食事、入浴、睡眠、翌朝の食事、チェックアウト。
これらのことを家に帰ってきてするとなると、気持ちの負担はまったくない。
マイナスなこととして、旅に行ったという気分に、夜にはまったくなれないでしょう。
でも、うちのような貧しい夫婦が旅をするにはいいと思った。
交通機関の中で本を読んでいることは、私にとってまったく負担にならない。

これからの私のがんによる体調のこともあるが、女房の計画した旅に挑戦したいと思う。

ゴーヤとキュウリが実っている。



やはり手を抜いていると野菜は育ちませんね。
それでも少ないですが、なんとか実が育っています。


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茨城に行く

2023年06月13日 | 旅行

茨城に行く朝、うちの庭のヘブンリーブルーの花が咲いていた。
これはこれまで鳩山町で育ってきたヘブンリーブルーです。
一昨年から、花の大きさが小さくなってしまった。
普通のヘブンリーブルーの花はもっと大きいので可愛いとは思わなかったが、
この〝ちっこい〟花は可愛いです。
木槿(むくげ)も複数咲いていた。

昨日家を出たのは10時を少し過ぎてしまった。
ピオニーウォークによって、実家と友人の家に持って行くものを買った。
現在私が実家に帰るときは、まずカーナビを加須インター入り口に設定する。
9年前、鳩山町から茨城の実家へとカーナビを設定するとなぜか川越まで出て、
それから大宮バイパスを通過して古河市に抜けて、新国道4号線を通ってから、
国道50号線で行くというのが指示された。
これはものすごく遠回りだった。
地図を見たら鳩山町から東松山市を抜けて、吉見百穴のそばを行って、
吉見町から鴻巣市へ行く川幅日本一の橋を渡って加須インター入り口まで行くのが近い。
加須インターから125号線を通って古河市に行き、そこからは筑西市を通って実家に行く。
しかし昨日は、加須インター過ぎてから125号線が新しくなり、私のカーナビから消えた。
8年前の私のカーナビは、道路のないところをしばらく走っていた。
これは不安でした。
久喜市に出て、利根川を渡って古河市まで来ると私が知っている道なので安心した。
実家には3時前に着いた。
兄がいて、夕方スーパーに行って夕食に食べるものを買った。
兄は独身なので実家に行くとすべて兄が用意する、これがつらい。
兄とこの3年間のことをいろいろ話した。
私は、スーパーで買ってきた吟醸酒(720ml)を全部飲んでしまった。

今日は9時半に実家を出て、ひとりで線香と花を持たないで父と母の眠るお墓に行った。
そのお墓は、蕎麦畑が広がるその上にあるんです。
子どもの頃は30分ほど歩いてお墓に行ったものです。
今は車で5分ほどで行ってしまう。

 

10時過ぎに筑西市に住む、毎日のようにLINE電話で話している友人のところに行った。
お昼は、奥さんが作ってくれたインスタントではないカレーをいただいた。
これが美味くて、お代わりをしてしまった。
この奥さんは、クックパットで料理を紹介している人です。
食事をして眠くなった私は友人にお願いして昼寝をさせてもらった。
私は、昼寝をしないとかならず午後眠くなる。
そんな状態で車を運転することは危険です。
30分ほど昼寝をして午後3時半に友人宅を出た。

カーナビを「自宅に帰る」に設定した。
それはおそらく国道50号線へ行くように指示をする。
私はそれに逆らって細い道を行き、古河市に出て125号線を通って加須インターまで行った。
そこからもカーナビに逆らってさからって、鳩山町の家に3時間で帰ってきた。
距離は100kmほどだった。
久しぶりに長い距離・時間を運転したので疲れました。
軽井沢にいた頃は、月に2・3回東京の清瀬市の女房の家まで行っていた。
明日は休んであさってからまた、シルバー人材センターの仕事があります。


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東北への旅

2023年05月30日 | 旅行

茨城の友人が、何年か前から「大人の休日倶楽部」に入っている。
それで仕事がない日に、JR東日本の新幹線や電車に乗ってあちこちを旅している。
そんなうらやましい話を聞いていて、私も〝あちこち〟行きたくなりました。

私は20歳のときに、東北を旅した。
あの頃は、国鉄の周遊券というものがあった。
東北の周遊券を買うと、東北地方を1週間ほど(?)急行までの電車に乗れた。
あのとき私は、夜行で上野駅から秋田駅に行き、早朝の秋田の城跡まで行って寝た。
それから男鹿半島に行き、青森の合浦公園で野宿して、
津軽半島の太宰が泊まった旅館に泊まり(そのとき太宰治の「津軽」を読んでいた)、
それから大間に行って、帰りに盛岡・仙台・福島を旅して帰ってきた。

3月に夫婦で「大人の休日倶楽部」に入ることにした。
資格審査などいろいろな手続きをして4月に入会できた。
それで6月末に東北を旅することにした。
ただ私としては、5月25日に膀胱鏡検査があることが気がかりでした。
それでも、去年の7月と今年の1月の膀胱鏡検査では再発はなかった。
こんども大丈夫じゃないか、と気楽に考えていた。
ところが、膀胱の中に腫瘍があった。
ちっちゃかったけれど腫瘍がありました。
「削りましょう」と主治医はいった。
「小さいから、30分もかからないでしょう」という。
私の膀胱がんの1回目の手術は3時間以上かかりました。
大きな腫瘍だったのです。
今回の腫瘍は、私もディスプレーで見たのですが小さかった。
5月の最初の頃は、私にがんの再発があったら旅には行かないと決めていた。
しかし、がんの再発が見つかってしまった。
私は、膀胱鏡のディスプレーを見ていて、主治医に「ありますね」といわれ愕然とした。

しかし、妻と私は東北への旅に行くことにした。
これから私の身体がどうなるか分からない。
なので、行けるときに旅に行こう、と考え方をかえた。

現在、NHK-BSで「あまちゃん」の再放送をしている。
妻も私も「あまちゃん」の再放送を観ていて、今回の東北への旅は〝北三陸〟にした。
NHK朝ドラ「あまちゃん」ロケ地巡礼~岩手県北三陸~に行くことに決めました。
久慈駅あたりなんですね。

私の人生の最後の旅になるかも知れない。
実は、来年にはヨーロッパに行きたいなどと妻と話していた。
しかし、がんの状態によってはどこにも行けないかも知れない。
今は、東北への旅が楽しみです。

 


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漱石記念館

2003年10月02日 | 旅行

私は12時前に熊本駅から市電に乗った。
ガイドブックで調べたら、
市役所前の停留所が近そうなので、
市電をそこで降りて歩いた。
漱石記念館は奥まったところにあったので、
私はたどり着くまでにずいぶん迷った。

正式には「夏目漱石内坪井旧居」という。
熊本で漱石が住んだ家は6つあり、
ここは5番目の家だった。
長女の筆子が生まれたのもこの家だ。
漱石の家にいると考えただけで、
ある種の感動があった。

 漱石の縁側で見るススキかな


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熊本駅のあたり

2003年10月01日 | 旅行

今日、パソコンを立ち上げても、
ノートン様の警告がない。
おそらく、
qsouhanashi のファイルを全部消したからだろう。
私の過去を捨てろということかも知れない。

9月26日の朝7時頃、
私は5年前まで在籍していた会社の
熊本事業所に行くことを思い立ち、
熊本の友人Hに電話した。
「今では部外者のおれが行っても大丈夫だろうか」
「いいんじゃない」とHはいった。
午後3時頃、
肥後大津という駅に行くことを約束して電話を切った。

10時頃、熊本に一緒に行ったTと
ホテルを出てから別れた。
熊本での用事は前日で終わっていた。

1人になり、さてどうしょうか、と思った。
駅のコインロッカーに荷物とジャケットを預け、
駅前の道を白川のほうに歩いた。
前日とはうってかわって真夏のような残暑だった。

24年前の3月のある日、
私と女房は長崎から島原に行き、
天草まで船に乗り、
それから熊本にたどり着いた。
夕方、熊本駅に2人で佇んでいると、
おばさんが「宿は決まってるの?」と訊いてきた。
「決めてない」というと、
「いい宿がある」とおばさんがいうので、
私と女房はあとをついて行った。

その旅館は、駅前の道を行って、
橋の手前を右に曲がって少し歩いたあたりにあった。
案内されたところは、
うらぶれた連れ込み旅館のようだった。
しかし、若かった私たちはなんでもよかった。

そのあたりに行ってみようと思った。
駅前の通りが白川にぶつかったところを右折すると、
つぶれかかったような連れ込み旅館があった。
その先は、きれいなビジネスホテルになっている。
当然だけど、私たちの泊まった旅館はあるはずもない。
あの頃の白川は護岸工事などしていなくて、
土手には柳かなんかの木があったような気がする。
あまり覚えていない。
今は写真のように健康的になっていた。

時計が11時を過ぎた頃、
Hから行ってみればといわれていた
黒亭というラーメン屋に行った。
そこは旅行ガイドブックなどに紹介されていて、
昼を過ぎると行列の出来る店で、
なかなか入れなくなるらしい。

店に入ると5人の客がいた。
おばさん3人が働いていた。
とんこつラーメンのスープがおいしかった。
しかし、麺は私の好みではない。
全体としておいしい熊本ラーメンだった。
つくづく私はミーハーだなと思った。

ラーメンを食べ駅に戻り、駅ビルの本屋に行った。
2時ぐらいまでどこに行こうか調べようと思った。
熊本のガイドブックに夏目漱石記念館のことがあった。
そこに行こうと決めた。




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旅人になる

2003年07月16日 | 旅行

これから旅に出ます。
さて、どんな旅になるのか。
6月ぐらいまでは、漠然と京都に行くと思っていた。
出来たら、淡路島にも行きたいなんて考えていた。
それが、お世話をしてくれる友人たちのお陰で、
盛りだくさんの旅になった。

まず、池袋から深夜高速バスで米原まで行く。
明日、友人と会い彼のオフィスを見学。
それから1人京都に行き、京都の友人に会う。
祇園祭を見て、夜は友人と痛飲の予定。
18日、また滋賀県の友人と会い、
神戸から淡路島へとドライブ。
その夜は、淡路島の友人と3人で酒を飲む。
19日は、甲子園だ。雨よ降るな。
終わったら、急行「きたぐに」で大阪を発つ。
20日は姪の結婚式が新潟である。
新潟で1泊して21日所沢に帰ってくる。

かなりハードな旅になりそうです。
これまでのイヤなことをすべて忘れて、
楽しんでこようと思う。

こういうわけで、
20日まで九想話は休みます。
もし、パソコンに出会ったら、
旅の様子を九想話のいろり端に書き込みたいです。


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