唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

2010年09月22日 | 好きな映画・良かった映画
ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ

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何か魔法がかかったように感動します。
やはり、皆さんの苦労が刻まれた顔のしわがにこっと笑うととても素敵に見えて、この人たちは音楽が好きなんだなあ・・と。
音楽に希望を失って一時期やめていたという話もありましたが、その音楽がまた希望を持たせてくれて、夢のニューヨークにたどり着けた。なんか、本当に夢のような、魔法のような時間です。

キューバの景色と人が、とてもゆったりしてる感じでいいです。古い車が走って、波がザブーンはじけて、お掃除のおばさんまでぶっとい葉巻を口にくわえていて・・・
一度行ってみたい国ですね。
病気がひどくなったら、病気亡命してキューバの医療のお世話になろうかな?

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2007-01-11

キューバの風景が美しいです。キューバの人たちはニューヨークがきれいといっていますが・・・
今回もピアノの人が一番かっこよかったです。
女の人のコンサートでの涙にはまた泣きました。
会話のおおらかさというか、ちょっといいかげんな感じが人間のよさを感じさせます。最後のニューヨークのシーンの、「家族も連れてきたかった。このすばらしい夢のような景色を見せてあげたい。」といいながら、「でも自分だけ楽しもう」・・・って感じ。あと、神棚みたいなところにラム酒をお供えして、おれがすきなんだから神様(?)も好きに決まってる・・・とか、マリリンモンローの人形を見て、「これは誰だ?」「ここに書いてある」「・・・・」「ずらり勢ぞろいだ」みたいなやり取りとか、大きなビルと見比べて自由の女神があんな小さいはずはないとか、みんなそんな感じなんです。


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2004/04/25 00:55

 キューバの音楽の巨人たちとライ・クーダ

 キューバの忘れ去られた巨人たちを集めての演奏は、とてもすばらしかったです。
 しょっぱな、音楽が流れた時点でもう鳥肌が立ってしまいました。
 
 音楽がみんなを楽しませてくれるものであり、笑顔にしてくれるものであることを思い出させてくれます。
 
 しかも、それだけでなく、人生そのものなんでしょうね。生活の中に音楽があって、音楽の中に生活がある。(かっこいい!)
 そんなことを感じさせてくれました。

 女性のヴォーカルの人が歌いながら目が潤んできて思わず泣いてしまう姿は、もらい泣きしてしまいました。感動ってこういう理屈じゃないところにありますね。

 ピアノの人が演奏しているところに子どもが集まっている光景もとてもよかった。その人がきていたオレンジの洋服がとても目に焼きついた。

 キューバの風景が、これまたいいです。生活を感じます。歩いている人に、なんかゆとりというかやわらかさ、力強さ・・・何でしょうかね。エネルギーを感じます。

 アメリカに彼らが渡っての演奏では、国境を越えた連帯を感じました。
 そこでの観光中の会話は、とても面白いです。自然体で、感動したものは素直に感動して、信じられないことは素直にそれを口に出す。そこがとても「いいなあ・・・」と思いました。

 ストーリーはあるようなないような・・・でも、出演した皆さんの顔や手のしわに、さまざまなストーリーが刻まれていると感じられます。年を重ねる中でしか出てこないかっこよさです。

 「花と女性を愛する」・・・この言葉に、何ともいえない女性への敬意を感じました。私も一生女性を愛します。女性大好きです!花は・・・
 デパートの薬局売り場で薬を選んでいるような女性が好きです(なんのこっちゃ・・・)