唐茄子はカボチャ

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心筋梗塞4

2010年09月18日 | ほか
記憶の範囲ですが、病院に運ばれるまでの経過を書いておきます。
自分の経験が、もしかしたら、誰かの役に立つかもしれないし。

火曜日の午前中にあれっと思ったんですよね。
奥歯の方がちょっと痛いのと、首のところがなんか違和感があって。
でも、あまり気にすることもなく、その日は終わりました。

水曜日には、とくになんともなく、友達と飲みに行く約束をしていたので、それまでは何ともなくて…飲んでいる途中で、何となく疲れてきて、なんか風邪かな…とも思ったりしました。
その日の夜に、なんか胸のところが違和感があって、両手の手首のところまで何となく痛い感じがして。首のところも両あごに向けて何となく違和感があって…
その夜は何度かその違和感で起きてしまったと思います。

木曜日、朝、胸から腕にかけての痛みが少し変だなと思うくらいになってきていて、町の診療所に行きました。のどが痛いこと、胸から腕まで痛いことを言いました。体温は37度と少し高めでした。お医者さんは、喉を見て、聴診器をあてて、「うーん・・・一応、風邪で診断しておきます」といった感じで、風邪の薬を処方してくれました。
そのあと、まだ痛みは治まらなかったですが、仕事が大変な時期だったので、そのまま職場に行って、その日は9時ごろまで仕事をしていました。途中、何度か、つらいなあ・・といった感じの時もあったんですが、そうはいってもいつもの風邪よりは楽だし、ずっとその痛みが続いているという感じでもなかったし、なにより、風邪薬をもらったので、それを飲んで何となく、おさまるのを待っていたという感じでした。
その日の夜から、痛みがちょっとひどくなって、ベットの上で体を丸めてうごめくような感じになってきてました。でも、りんごジュースを飲んだら、楽になったり、トイレにいたら楽になったりしたので、また明日、病院に行こうと思っていたのですが・・

金曜日の朝、6時頃、やはり痛くて起きて、今度は、昨日食べた物を吐いてしまって…(りんごジュースの味がしました)これは、診療所に行くまで持たないと思い、救急病院に行こうと、隣の友達を起こして「病院行ってくる」と言ったら、返ってきた言葉は「ふざけるな(一生忘れない…)」
でした。冗談だと思ったみたいです。
病院にバイクはちょっときつかったので、タクシーを拾うしかないかな…とも思っていたのですが、ちょっとタクシーがとおってる場所まではいけそうもなくて、その友達が、つらいなら救急車呼んじゃった方がいいよと言って電話をかけてくれました。

救急車がくるまでがまたすごく長く感じて、道まで出て、へたり込んでいました。何人か人が通りましたが、別に何も声をかけてくれませんでした。

途中携帯に電話が鳴って、救急車からでした。「もう近くに来てますんで待ってってください。住所をもう一度確認させてください」なんて感じだったと思います。

そして、音が聞こえてきて、車が見えたので、手を振りました。

初救急車です。

色々症状のやり取りとかあっていろいろやってましたが、「心臓ですね」と言われた時はちょっとショックでした。まさか心臓なんて。でも、「早く呼んでくれたので、大丈夫ですよ。」とも言ってくれて、ちょっと安心。
いきつけの病院も教えましたが、心臓なので、近くの大きな病院に行くことになりました。

病院までの道のり、とても救急車の人たちが頼もしく感じました。

そして、病院。
それはまたあとで。

心筋梗塞(急性心筋梗塞/陳旧性心筋梗塞) gooヘルスケアより

2010年09月18日 | ほか
しんきんこうそく(きゅうせいしんきんこうそく/ちんきゅうせいしんきんこうそく)
心筋梗塞(急性心筋梗塞/陳旧性心筋梗塞)


心筋梗塞(急性心筋梗塞/陳旧性心筋梗塞)はどんな病気か

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 狭心症(きょうしんしょう)、心筋梗塞などの虚血性(きょけつせい)心疾患は、心臓を養う冠動脈の動脈硬化(どうみゃくこうか)により血管の内腔が狭くなり、血液の流れが制限されて生じます。冠動脈がふさがると約40分後から心内膜側の心筋(しんきん)は壊死(えし)に陥ります。これが心筋梗塞です。
 壊死は次第に心外膜側へ波状に広がり6~24時間後には心筋壊死が心内膜側から心外膜側まで及ぶ貫璧性梗塞(かんぺきせいこうそく)となります。
 同じく冠動脈の動脈硬化に基づく病気である狭心症では心筋の壊死がなく、心臓本来のはたらきであるポンプ機能は正常に保たれているのに対し、心筋梗塞では心筋が壊死に陥ってポンプ機能が損なわれて、壊死が広汎に及べば心不全やショックを合併することもあります。
 最近の医学の進歩で急性心筋梗塞の死亡率は減っていますが、現在でも5~10%程度とあなどれません。急性心筋梗塞の半数には前駆症状として狭心症がありますが、残りの半数はまったく何の前触れもなしに突然発症するので、予知が難しい病気です。
 心筋梗塞は発症からの時間の経過で治療法、重症度も異なるので、発症2週間以内を急性、1カ月以上経過したものを陳旧性とするのが一般的です。
 陳旧性心筋梗塞の重症度は心機能(心筋壊死の大きさ)と罹患枝数(狭窄の病変がある冠動脈の数)で規定されますが、この段階になると心筋の保護と動脈硬化の進展を抑えて次の心筋梗塞の発症を防止することが重要です。動物性脂肪をひかえることや、禁煙などの生活習慣の改善が大きな意味をもってきます。


原因は何か
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 従来、冠動脈の*粥腫(じゅくしゅ)は長年にわたって直線的に増大し、安定的な狭心症の状態から狭窄(きょうさく)度の増大とともに不安定狭心症へ、さらには内腔が完全にふさがることにより急性心筋梗塞を発症すると考えられてきました。
 最近では不安定狭心症や急性心筋梗塞は、冠動脈壁の粥腫の崩壊とそれに引き続いて起こる血栓の形成のために冠血流が急激に減るという共通の病態に基づいて発症するものと考えられるようになり、まとめて急性冠症候群と呼ばれています。
 ただし、すべてがこれら粥腫の崩壊に基づくものではなく、狭窄度が徐々に進行したもの、また日本では冠れん縮(冠動脈の血管平滑筋の過剰な収縮)によるものも少なくありません。
 粥腫は動脈硬化により形成されます。動脈硬化は動脈が弾力性を失ってもろくなった状態で、年齢とともに徐々に進行しますが、人種差、体質や外的要因によっても進行度に違いがあります。
 冠動脈の動脈硬化を進行させる因子を冠危険因子といい、高コレステロール血症、高血圧、喫煙、糖尿病、肥満、痛風、中性脂肪、運動不足、精神的ストレスなどがあげられます。
*粥腫:コレステロールエステルを中心とした脂質成分、線維などの細胞外マトリックス、平滑筋細胞やマクロファージなどの細胞成分から成る。


症状の現れ方
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 急性心筋梗塞は多くの場合、胸部の激痛、絞扼感(こうやくかん)(締めつけられるような感じ)、圧迫感として現れます。胸痛は30分以上続いて冷や汗を伴うことが多く、重症ではショックを示します。胸痛の部位は前胸部、胸骨下が多く、下顎(かがく)、頸部(けいぶ)、左上腕、心窩部(しんかぶ)に放散して現れることもあります。随伴症状として呼吸困難、意識障害、吐き気、冷や汗を伴う時は重症のことが多いとされています。
 高齢者では特徴的な胸痛でなく、息切れ、吐き気などの消化器症状で発症することも少なくありません。また、糖尿病の患者さんや高齢者では無痛性のこともあり、無痛性心筋梗塞は15%程度に認められます。
 狭心症の患者さんで、症状の程度がいつもより強くなったり、回数が頻回になったり、軽い労作で誘発されるようになった場合には、不安定狭心症や心筋梗塞に移行する可能性があるので、ただちに専門医の診察を受けるのが安全でしょう。


検査と診断
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 急性心筋梗塞は前記のような特徴的な強い持続性の胸痛と、心電図の所見、血清酵素の上昇から診断されます。心電図検査は簡便ですが、急性心筋梗塞の診断に極めて有用です。
 発症直後ではT波の増高だけしか認められず、専門医でないと見逃すこともありますが、2~3時間後には特徴的なST上昇が認められます。心電図のST上昇を示す誘導箇所から心筋梗塞の場所、どの冠動脈がふさがっているかがわかります。さらに時間が経過するとR波が減高し、Q波の出現が認められるようになります。
 ただし、心臓の後ろ側の心筋梗塞など一部の症例では、急性期でもST上昇が認められず、ST低下として表現されることもあるため診断が難しいこともあります。
 このような場合には心エコー検査で心筋の壁運動を観察して診断の補助とします。また、胸痛の原因が心筋梗塞なのか大動脈解離などの他の病気であるのかの鑑別診断にも心エコー検査は有用です。慢性期の陳旧性心筋梗塞では、梗塞の部位に一致した誘導で異常Q波と陰性T波が認められます。


血液・生化学検査
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 心筋梗塞の急性期には壊死に陥った心筋から心筋逸脱(いつだつ)酵素(CK、CK―MB、GOT、LDHなど)が放出され、血液中で上昇します。最近はベッドサイドで簡単に測定できるトロポニン、心臓型脂肪酸結合蛋白の測定が有用です。
 しかし、いずれの酵素も心筋梗塞の発症から血液中で上昇を始めるまでには時間的にずれがあり、いちばん早く上昇するとされるCK、トロポニンでも血液中で上昇してくるのは発症3時間後ぐらいからです。したがって、発症直後であればたとえ心筋逸脱酵素が上昇していなくても、急性心筋梗塞を否定することはできず、必要があれば時間を追って繰り返し測定しなければなりません。
 発症早期にはミオグロビンの測定が有用ですが、心筋特異性が低いのが欠点です。またGOTは肝障害や溶血(ようけつ)で上昇し、CKは骨格筋にも多く含まれているので、運動後や筋肉注射後にも上昇します。その区別には、心筋に特異性の高いCK―MBの測定が有用です。


治療の方法
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 急性心筋梗塞の治療は一般的治療と特殊治療に分けられます。急性の心筋梗塞は梗塞の範囲が広いほど予後が不良になるので、できるだけすみやかに詰まった冠動脈を再開通させる治療(再灌流(さいかんりゅう)療法)が重要です。
 再灌流療法には、静脈ないし冠動脈から血栓を溶解させる薬物(組織プラスミノーゲンアクチベータ)を注射する方法(血栓溶解療法(けっせんようかいりょうほう))と、カテーテル検査に引き続いてバルーンやステントを留置する方法(冠動脈インターベンション)があります。
 血栓溶解療法には出血性合併症の問題があり、血栓が溶けても高度の狭窄病変が残ることも多く、日本ではインターベンション治療が好んで行われています。ただし、冠動脈を再開通するには発症からの時間も重要であり、簡便にできる血栓溶解静注療法ですみやかに再灌流を得、引き続いてインターベンションにより確実に開大する併用療法も有用です。発症6時間以内であれば、再灌流療法により心筋壊死の範囲を狭くすることが可能とされ、一般的には12時間以内がインターベンション治療の適応とされています。
 一般的治療として数日間の安静・絶食、鎮痛薬、安定薬の投与、酸素吸入が必要です。アスピリンは急性期から投与し、継続的に心電図を監視して重症の心室性不整脈が現れるのに対応できるようにします。
 心筋梗塞後にはアンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬、さらに欧米ではβ(ベータ)遮断薬も死亡率を減少させるとされていますが、日本人には血管けいれんによるものも多く、カルシウム拮抗薬も有用です。
 退院前には生活習慣を正して、必要があればコレステロール低下薬(スタチン製剤)などを投与して、長期予後の改善を図る必要もあるでしょう。


心筋梗塞(急性心筋梗塞/陳旧性心筋梗塞)に気づいたらどうする

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 重症な病気なので、前記のような強い胸痛があればすみやかに救急車で専門医の診察を受けることが大切です。また、普段から病気にならないよう、生活習慣の改善に努めることが何より重要です。

心筋梗塞3

2010年09月18日 | ほか
心筋梗塞なんてすごい病気になってしまったわけですが、やはり日ごろの食生活に問題がありました。もう、今までのようにはできないと今は思っています。
意地でも、食生活を変えなければ。

看護師さんに、いろいろ今までの生活について聞かれました。
自分は煙草を吸っていないので、完全にそれとターゲットを絞られたみたいです。
仕事が不規則で…なんていう言い訳は許してくれませんでした。
食事のこと、そして、運動ですね。これが決定的だということでした。

血糖値が高いと、血管がボロボロになり、コレステロールが高いと、血管の内側がどろどろして詰まりだす。もう、2度とこういうことがおきないように、本気で取り組む必要があるということでした。だから、いい加減な返事では納得してもらえません。

「何が原因でこうなったか自分自身ではどう思いますか?」
「これからどうしていこうと思いますか?」

返答に困ってへらへらしてても、今までのようにやさしい態度ではいてくれません。返事すらしてもらえない・・・これは自分の錯覚かもしれないですけど、それぐらい、逃げ道を閉ざされた気分でした。

いま、家で血圧を測る機械が安く売っているので、それを買って、毎日、血圧チェックをして…
通勤は、自転車もいいですが、少しでも歩くように努力すること。
食事は、自炊は大変だとおもので、コンビニなどで買う時もきちんとカロリー表示を見て買うこと。

それがとりあえずの自分の目標です。

スクーターも手放そうと思います。

これからの自分の人生、大切にしていきます。


間違いだらけの少年H―銃後生活史の研究と手引き / 山中 恒,山中 典子

2010年09月18日 | 
間違いだらけの少年H―銃後生活史の研究と手引き
山中 恒,山中 典子
辺境社

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妹尾河童さんの旅行記が好きで、少年Hが発売されてすぐ買いました。
いろんな当時のことがリアルにわかって、戦中の生活がわかる本として、友達にも勧めたことがある本です。妹尾河童さんの「覗いた」シリーズの描写のこまかさとか、着眼点のすごさもあって、それがこの小説にもいかされていて、この人は、子どものころから、すごい好奇心旺盛で、いるんなことに興味を持ってきたんだろうなと、思ったもんです。

最近、この本の存在を知り、最初は、反戦本をただ批判する、その手の本かなと思ったんですが、読んだ人のレビューを見てみると、どうもそうじゃなさそうだし、不安もあって、買ってみました。

かったはいいけど、こんな分厚い本、どうしたって読めやしないと思ってましたが、幸いにも入院という暇な時間を与えられ読み始めました。

まず、細かい資料がいっぱいあるのに驚きました。でも、その資料は、やはり自分には難しく、後半の隣組とか、配給のところとかは、もう、文字を読むのを断念し、すっとばして、少年Hの記述と山中さんの解説のところだけを抜き出して読むような状態で…
文字を追っても、全然頭に入ってこないんだもん。

何かの間違いであってほしいという希望は、打ち砕かれました。、間違いは妹尾さんの方にあって、しかも、その間違いの多いこと。間違いだけならまだ訂正も聴くかもしれないけれど、明らかに嘘もあることを指摘していて、正直がっかりしました。

この指摘を妹尾さんはどう考えているのでしょうか。自分にとってすごい人だった妹尾さんが、だんだんひどい人に見えてきて、みんなをだまして、この裏切られた気持ちをどうしてくれるのかと、言いたくなってしまいます。

妹尾さんにも言い分はあるのでしょうか。いや、ここまで、はっきりさせられては、何も言えないでしょう。妹尾さんがいい人だったら、そこで謝罪とかってなるのかもしてないけれど、たぶんこれまでの経過ではそうはなってないと思われます。知らんぷりして、そのままうやむやにすることを選んだのでしょう。

なんか、とても残念な結果でしたが、やはり、真実を知るということは大事ですからね。

ただ、この本を読んで、その嘘を見抜けるかって、それは体験した本人たちでもなかなか見抜けなかったようですし、自分たちはへえ・・そうだったのか・・で鵜呑みにするしかなかったのも事実で…

妹尾河童さんのファンがかばいたいのもわかりますが、それによって、なにもいいことないですよ。歴史のわい曲は、歴史から学ぶものをゆがめさせる役割しか果たせません。

当時の人がHのような賢い人でなく、間抜けの集団だったから、戦争が拡大し、悲惨な目にあったのか。結果的に絶対主義的天皇制のもとでの国民の統制のすさまじさを甘く見て、ひとりひとりがしっかりしていれば、こんなことにはならないと思ってしまうわけで・・・

そうやって考えて行くと、妹尾さんは、何を書きたかったのだろうと…最終的にはそこに行きつくわけで…戦争の真実を伝えるためであるとしたら、あまりにも間抜けな結果としか言いようがないですね。

反戦だからって、嘘やでたらめで話をつくられたら、戦争を賛美している連中と同じ立場に陥ることは肝に銘じたいです。やはり、物事の基準は、事実ですからね。

下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)/三浦 展

2010年09月18日 | 
下流社会 新たな階層集団の出現 (光文社新書)
三浦 展
光文社

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入院した時に兄が暇だろうからと置いてってくれた本です。
ブックオフの古本です。

下流は下層ではなくて、食うか食わぬかの生活をしている人も増えているけど、そこがこの本の主題ではなく、食うには困らないけど、あまり将来を展望せず、その日その日をその人なりに生きている人たちのことだそうで、経済的にも、意識的にも下流化している傾向をいろんなアンケートで世代別に明らかにしている本です。

格差の拡大、その経済的な状態が意識をも規定してしまっていて、趣味とか、好みとか、食べ物とか、いろんなものが傾向として出ているのがなるほどって感じでした。

そして、その上流と中流、下流意識の変化の中で、じゃあ、どこをターゲットに商売するかとか、そんなこともちょっと参考に(といっても別に商売してないけど)なりました。

自分もグサグサと刺された感じで、かなり「下流」意識にいるんだなあと、日ごろの生活態度や考え方を反省しました。・・・といっても、自分は金持ちになりたいわけじゃない・・・あ、なりたいか。それより、出世するかしないか、経済的にどこまで行くのかだけが生き方の物差しみたいになっちゃうと、ちょっと生きて行くのがつらい社会ですよね。
「下流」の人がよく自分らしさを言うっていうんだけど、一面その通りと思いますが、ただ、これだけ弱肉強食の競争社会に対する反抗と思いたいのです。
人間の幸せは、経済的に裕福かどうかで決まるものではないと、人の気持ちとしては思っていたいし、それは間違ってないと思います。

でも、それが甘いと思わされてしまう今の社会構造でもあるのも事実で、そんなアマちゃんはやっぱり下流にいるしかない、負け組ですよと、言われちゃってる気がします。

問題提起で、出発点から格差が生まれている状況の改善を言ってました。
東大とか京大とか、トップクラスの大学の学費を無料にするとか、もっと、大学全体を無料が一番いいとか、収入の低い人ほど入学しやすくさせて、学習の段階で差をつけさせないことみたいに、書いてあって、その手がいいかどうかはわからないけど、格差の出発点の差をなくすというのはとてもいいことだと思いました。

その経済的な層の分離は、出会いにも表れて、下流は下流どうしが出会い、上流は上流が出合う、結局、自由な恋愛結婚とか何とか言いながら、出会いそのものが固定化されているのもうなづけます。


退院

2010年09月18日 | ほか
今日、いよいよ退院です。
でも、なんか、外の世界に出たくない気分です。

みんなが心配してくれて、看護師さんが見守ってくれて相手してくれて…そんな環境にどっぷりつかってたので、家に帰ってまた一人になるのが何となく寂しい気がします。

仕事から逃げ出したいだけかもしれないけど…
仕事にどう関わっていけるのか、不安がいっぱいです。

なんか、今日は嬉しい日のはずなのに…

まあ、まずは、TSUTAYA問題をなんとかしないと…延滞はどうなるのだらう…