pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

トイ・ストーリー3

2010-12-30 21:25:24 | 海外アニメ


2010年 アメリカ作品 103分 ディズニー配給
原題:TOY STORY 3
STAFF
監督:リー・アンクリッチ
脚本:マイケル・アーント ジョン・ラセター アンドリュー・スタントン リー・アンクリッチ
CAST【声の出演】
トム・ハンクス ティム・アレン ジョーン・キューザック ネッド・ビーティ


なんで前作から11年も経った今続編を作るのかなぁ~、ピクサーが新作のアイデアがないから過去の作品にすがってるのかなぁ~なんて不安いっぱいで観たけど、そんな不安は余計なお世話でした すいませんでした この11年はストーリー的にもこの作品を作り上げるのに必要な月日です。アンディがひとつひとつのオモチャの思い出を語るラストは思わず泣きそうになっちゃった。このシーンで、この続編を作った意味が大いにあるものになったよね。このシーンのおかげで初めてトイ・ストーリー、ウッディ達とアンディのおもちゃ物語が完結できる。こんな綺麗にまとめてくれたので、この先続編は作らないで欲しいなぁ。映画の中の時間の流れに、色々と胸がしめつけられる作品でした。

そしてこの11年のCGの技術の進歩もとてもすごい。アンディや妹やお母さんの人間たちの動きが前2作みたいにぎこちなくない。飼い犬のバスターの動きなんか、もうこの11年の月日をリアルに表現しすぎで笑っちゃったよ。ピクサーはやっぱり芸が細かい!!
芸が細かいと言えば、トトロが出てきたのも爆笑_(*_ _)ノ彡☆ギャハハハ!!バンバン!! しれっとあの大きなお腹でニィ~と笑ってるトトロが急に出て来るんだもん。トトロがグリーンメンをお手玉してるとこなんて絶対ここでしか見れない!こういうさりげない演出やシャレでピクサーの虜になってしまうんだよね~。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

2010-12-30 16:45:53 | アメリカ映画(は行)



2005年 アメリカ作品 157分 ワーナー・ブラザース配給
原題:HARRY POTTER AND THE GOBLET OF FIRE
STAFF
監督:マイク・ニューウェル
脚本:スティーヴ・クローヴス 原作:J・K・ローリング
CAST
ダニエル・ラドクリフ ルパート・グリント エマ・ワトソン マイケル・ガンボン


あぁー、またこの作品でハリポタシリーズ、ギブアップしちゃいそう…。これじゃ前回と同じだよ…。でも、内容だけじゃなく画面全体が終始暗くて眠気を誘われる… もう少し作品全体のテイストを明るくして欲しい。たまに画面が暗すぎて、何が起きてるのか分からないシーンもあるんだもん。

前作から代わったダンブルドア役のマイケル・ガンボン。この作品でよりいっそう違和感を感じました。ダンブルドアの教育方針って、生徒に何かと強制はしない、自発的なものを何よりも重んじるよね。いつも生徒達を温かい目で見守る優しい校長先生、ダンブルドア像を最初の2作品でリチャード・ハリスが見事に作り上げた。でも、マイケル・ガンボンの校長先生は怖いっ ハリーにお前が犯人だと決め付けたような強い押しは、なんだかダンブルドアと結びつかない行動でした。まぁ、原作を読んでないので、そこはただ原作に忠実なのかマイケル・ガンボンの雰囲気や演技から感じた違和感なのか分からないけど…。

1作目から続いてる子役達も、だんだん演技力が問われるような年代になったね。前作くらいまではどんなシーンでも可愛いなと親心で見れたけど、もう14歳にもなればそれはちょっと許されない…。正直ハーマイオニーのエマ・ワトソンの演技がオーバーアクトで目についた。いつでも同じ調子でギャーギャー。横でうんざりしているロンのルパート・グリントはすごくうまいなぁ、と思いました。ハリーは、もうダニエル・ラドクリフがどうこうというより、ハリー・ポッターにしか見えないんだけどね

さてさて、次の「不死鳥の騎士団」は初挑戦だ…。ついていけるかな…。

【字幕翻訳:戸田奈津子】