pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

ウェディング・プランナー

2008-08-16 18:05:09 | アメリカ映画(あ行)


2001年 アメリカ作品 103分 日本ヘラルド映画配給
原題:THE WEDDING PLANNER
STAFF
監督:アダム・シャンクマン
脚本:パメラ・フォーク マイケル・エリス
CAST
ジェニファー・ロペス マシュー・マコノヒー ブリジット・ウィルソン ジャスティン・チャンバース


お約束の結末で、良くも悪くも安心して最後まで観れる作品。そんな特筆すべきとこがないだけに、そこそこ楽しめた作品だったにも関わらず、言葉があまり出てこないや。(苦笑)

お気に入りのシーンは、ジェニファー・ロペスとマシュー・マコノヒーの怒りながらのダンス。同じジェニファー・ロペスのShall we ダンス?とMr.&Mrs.スミスのアンジー&ブラピの探りあいながらのダンスシーンを思い出してしまいました。二人激しく感情をぶつけ合ってるにも関わらず、ダンスは完璧なのが笑える。
あと、結婚直前に裏切った元彼に遭遇し、しかもその横にはお腹の大きな奥さんの姿。その夜、何故自分を裏切ったヤツが幸せになってるのよ、私は利用されたんだ!と嘆くジャニファー・ロペスに、「そんな幸せそうに見えなかったよ、暗い顔してたし腹に肉もついてた。身代わりになったのは彼女(奥さん)だよ。」と語るマシュー・マコノヒーのセリフ。はい、今自分もこのジェニファー・ロペスに重なる状況でもあるので、深く心に響きました(笑)

まるで全てのことが 上手く行ってるかのように見えるよね
真実は二人しか知らない

なんて、浜崎あゆみのappearsの歌詞が頭に浮びました。

【字幕翻訳:?】

ハプニング

2008-08-16 14:48:09 | アメリカ映画(は行)


2008年 アメリカ作品 91分 20世紀FOX配給
原題:THE HAPPENING
STAFF
監督・脚本:M・ナイト・シャマラン
CAST
マーク・ウォールバーグ ゾーイ・デシャネル ジョン・レグイザモ アシュリー・サンチェス


まさか自分がこの作品を観る事になろうとは 「ポニョ」と続けて鑑賞。なんて濃い映画鑑賞。もちろんこれは予定外の鑑賞です。時間が空いてしまったからノリで観てしまいました。しかもよりによって最新の音響設備が整っている映画館で観てしまいました。怖かった~~~。もう一度お口直しにポニョを観ようかと思ったよ。(笑)

でも普段こういうものを観ないだけに、新鮮。仕事後の深夜12時過ぎの鑑賞だったのに、眠くならなかった。むしろ冴えていたと思う。普段使わない身体の一部というか、感覚が研ぎ澄まされたように思うよ。
もちろん、映像も怖い。ビルから次々と落ちてくる人々。警察官が自分の拳銃で頭をぶち抜いたのを皮切りに、次々とその拳銃を拾い上げて自分に発砲する人々。突然遭遇する首吊り自殺の集団。速度をあげて大木に向かって突進する車。芝刈り機に轢かれる男性。そして一番観ていられなかったのは、窓ガラスに頭を打ち付ける老女。真顔で自らの命を絶つ人間の姿が異様で狂った画だった。それに伴う煽る音楽も怖い怖い。( ̄ロ ̄lll) でも一番怖いのはやっぱりその原因が分からない事。分からないだけに対策を打ちようがない。でも確実にその「何か」は迫ってくる。そんな状況が一番恐怖心を煽る要因だったと思います。
そして、その「何か」の正体を100%は明かしてくれないにせよ、最近何かと問題になっている環境問題と密接な関係があるのだろうという事を暗示させる。少なからずともこの作品を観て、「自然について」多少考えた。環境破壊をテーマにしたドキュメンタリーもいいけど、こういうアプローチの仕方も強烈に印象に残すやり方だなと思ったよ。

こんだけ書く事があるというのは楽しめた証拠。それに絶対忘れない作品だろうしね。やっぱりたまには自分のテリトリーを出てみることも必要だね♪でも、ビビリなpureさんは、こういう作品は半年に1本、、1年に1本、、くらいのペースでいいかな…(笑)

【字幕翻訳:松浦美奈】

崖の上のポニョ

2008-08-16 14:13:37 | 国内アニメ


2008年 日本作品 101分 東宝配給
STAFF
監督・脚本:宮崎駿
CAST(声の出演)
山口智子 長嶋一茂 天海祐希 所ジョージ 土井洋輝 奈良柚莉愛 吉行和子


公開初日映画館に行くも、その映画館が1000円で鑑賞できる日と重なった事もあってか劇場内超満員。ポニョについては夜の部までチケット完売で観る事が出来なかった。あればビックリしたね~~~宮崎駿恐るべしと。日本人にとっては宮崎駿の新作は一大イベントなのではないかと思いました。(笑)あたしもなんだかんだ言ってジブリアニメはほとんど観てるなぁ。もののけ姫以降はすべて映画館で観てると思います。

そのもののけ姫以降のジブリアニメは、一度観ただけではテーマの全容がつかめない深い作品が多いよね。それがいいと言う人と、「トトロや魔女の宅急便のように、単純なストーリーで明るい作品の方がいい!」と言う人に分かれてるように思います。自分はと言うと、どちらもそれぞれ結構好きです。(笑)でもたまには昔のような作品も観てみたいなぁ~とは正直思っていたとこ。CGアニメが主流の今、あえて手書きに戻したというポニョは、その希望を叶えてくれる作品なんじゃないかなぁ~と期待大でした(@^◇^@) その期待は叶ったかと言うと、半分叶い半分裏切られたかな 確かにジブリアニメの独特の世界観に今回も引き込まれた。こんな床上浸水(どころじゃないけど)、大惨事じゃん。水が引いても衛生面悪いだろうしさ。なんて夢の欠片もない現実的なことを所々思うも(爆)、宗介とポニョの冒険にワクワクした。それに子供の頃って、台風とかって異様にワクワクしたなぁ。不謹慎なことを言うけど、ニュースとかで台風の被害を受けてボートで非難してる様子とか見て「楽しそう。」なんて正直思ってしまったこと。そんなことを思い出しながら見てた。でもね、ストーリーは確かに単純で分かりやすいも、パンチが足りないなぁと思ってしまったのね。同じ単純で分かりやすいストーリーのトトロや宅急便は、盛り上がりと言うか、見せ場があったんだ。でもポニョは、「え?これで終わり?」と物足りなさを感じてしまったんだよね。最近濃い作品が多かったから思うのかな?

宗介みたいな息子欲しいなぁ~。それにリサみたいなお母さん理想像だなぁ~と思ったリサを演じた山口智子さんは、めちゃくちゃ合ってて良かったですでも親を呼び捨てなのはどうなんだろうねぇとは思ったけど 所ジョージは棒読みでちょっとしらけたっス。
手書きのアニメは落ち着くね。あたしもアニメは手書きの時代に夢中になった世代だからさ。(笑)ちゃっちいかもしれないけど、温かみを感じます。

あの主題歌はやっぱりなかなか頭から抜けない~~~。