気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

ナニワノイバラ、八幡岳登山

2021-04-05 17:15:47 | 生物、自然

今朝のナニワノイバラ。数日前ポツポツ咲きだしたと思ってたらもうこんなに♪毎年枝を落とすぐらいであんまり手を掛けないし、やせた土なのによくがんばって華やかに。通りから見えるので褒められるし、枝をくださいと言う人も。もともとよそのお宅のはみ出した枝を2,3本いただいて挿し木したので、じゃんじゃんあげる。強すぎてトゲも痛いしちょっと難もあるけど、うちにはうってつけの花なのだ。

先日土曜日、八幡岳に登った。黄砂も去って天気も持ちそうなので蕨野の棚田の道をぐるぐる回ってキャンプ場へ。途中の土手はあんなに勢力伸ばしてた菜の花が終わりに近づき、白いダイコンの花に。

棚田の道に最後の?菜の花。

キャンプ場に行くと先客は無し、まだオープンはしてないけど、水は使えるようになってる。まだ午前中なので先に山頂へ登ることに。登山靴にはき替えて軽やかに。前登った時はけっこう大変だった気がするけど、あの鎖場だらけの黒髪山に登った後なのでへ、楽勝!かな。ほとんど予備知識なかったけど、あとで調べたら「350mより上は岩場に取り囲まれ、佐世保の若い登山グループから『最強の低山』と称されている」らしい。めちゃ面白かったけど。

春は進んで登山道周りも花がそこここ咲いてる。

カキドオシかな?

 

スミレ。

マムシグサもにょっきり。先っぽが出る前の芽?は細いタケノコみたいだけど、こうなる。

頂上の手前に工事車両が何台か止まっている。上のアンテナ塔から伸びる太いロープが出てる車のそばにいる作業員さんに聞いたら、うちはNHKの塗り替えです、今日で終わったので足場を撤収してるとこです、と。見上げれば足場に3人、外す作業中。大変ですねえ、高いし、と言うと、はい、風も強いです、雨の日はできませんし。10年ぐらいで塗り替えです、って。この車の先に止まってるのは道路陥没の補修作業で、横は歩いて上まで通れるというので先へ。上から登山姿の男性3人が下りてきた。茶髪のヤンキー風?がワタシに、登山ですかみたいなことを、ものすごい方言で聞くので、はい、今から頂上まで行きます、と答え、(九州人じゃない相方はまったく何を言ってるのかわからなかったらしい)仲間のおじさんを見たら、道端で何か取ってる。「これ、これ。」と手に持った植物を見せると、ゼンマイ。山菜取りだ。ワタシらは山菜あまり興味ないけど、好きな人は好きだね。先へ行くと、道路が半分ぼっこり大きな穴が開いてショベルカーで作業中。横を通り抜け、頂上へ。

おお!南はくっきり雲仙普賢岳。

 

北は…すごい!高島の先平らな神集島の先にうっすら見えるのは壱岐じゃないの。

写真では残念ながら見えないけど。肉眼ではもっと鮮明に見えたよ。この日の景色は今までで一番だった。

棚田もくっきり。ゆっくり眺めを楽しんでから下りた。

やっぱり下りも前に比べて全然平気、黒髪山の経験が効いたね。キャンプ場に戻ってから炊事場で飯盒炊爨。風が強いので持参のママゴトみたいな組み立てカマドはやめてコンクリとレンガに網を乗せて薪をボンボン燃やして。ご飯とレトルトカレー、固形の卵スープ。食後にコーヒー。

ホ~ホケキョ♪とウグイスが歌い、時々カエルの声も。風のざわめき。優雅な時間を過ごしてから帰り支度。

フキノトウの大きくなったのが。ここの簡易水洗トイレはちゃんとペーパーも掃除道具も、除菌ウェットテッシュまで(誰かが置いていったのかな?)きれいだった。下の古いポットンはひどい状態だったけど。

山登りと飯盒炊爨、相方は思い切り火を燃やせて満足。いい一日になった。

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

花たち♪

2021-04-02 17:18:06 | 生物、自然

昨日のお城下の桜。まだ咲いている。

葉桜になりかけの枝も葉の緑とよく合ってきれい。

昨日は相方が合唱の練習で夕飯いらないのでこんなメニュー。スーパーの北海道フェアーの子持ちシシャモフライに付け合わせはキャベツとシーチキン、キュウリトマトのサラダ、昨日の残りのポテサラ、同じくみそ汁に残り野菜入れて。

今朝は泳いだおかげ?で朝起きて歩き出す時、う、う、う、とならなくて筋肉痛はほぼ解消。信号で走るときも全然。プールは今日も快調♪新学期になって子どもたちのスクールも人数減って耳をふさぐほどの賑わいは無くて助かる。今のうちだけどね。

2、3日前から庭のナニワノイバラが咲きだした。今日はもう20輪(というのかな?)以上開いた。

ウンナンオウバイも。白、ピンクのバラもそちこちポツポツ咲いてきた。いよいよ春真っ盛りだね♪

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒髪山

2021-04-01 18:54:25 | 生物、自然

一昨日、黄砂の中黒髪山に登った。前回は登山口のある竜門峡キャンプ場で飯盒炊爨だったけど、山から下りてきた人の話聞いて、自然林の山で面白そうなので登ってみようと。

駐車場には前と同じく佐世保ナンバーが数台。渓流に沿って登山道が続いて、木の幹に付けてある目印の赤いテープを確かめながら楽しく♪川の水は澄んで、のぞくと小魚(アブラハヤみたいなの)が泳いでる。きっとサンショウウオもいるだろうなあ。

にょっきり出てきたマムシグサ。

きれいな滝。ここら辺はまだ序の口、だんだん道は狭く、木の根が入り組んで階段代わりになってるとこをどんどん登る。ところどころ石を組んで階段が作ってあるとこも。岩山で、大木になると根が張れないのか、バッタリ倒れて道をさえぎってたり、雑木林の木の姿が変化に富んで飽きない。

岩の洞窟の中に神様?が祀られていたり、昔から大事にされてきた山らしい。道はだんだん厳しくなって、ロープにつかまったりしてようやく見返峠というところまで。ここでようやく人に会った。男性3人、「おっ、臨戦態勢になっとる!」「ヘビ、マムシですよ、気を付けて。」よく見れば小さいマムシが鎌首もたげて…。ほんとに保護色だね、気付かなければ近くに寄ってしまうよ。「宗像の〇島なんか、ウジャウジャマムシだらけですよ。」「山?」「いや、そこら辺、どこでも。」そんな話を聞いて、「行ってらっしゃい!」の声に送られてワタシらは頂上へと向かう。

これからがなかなかだった。赤いテープを確かめながら登れど登れど…。そのうち、太いチェーンが付けられた鎖場に。ついてきた木の枝の杖をそばの岩に立てかけ、(みんな置いていくのでずらっと並んでる。)両手でつかまって岩登り。頑丈な鉄のはしごが二か所、とにかく鎖につかまってひたすら登った。ようやく頂上の天童岩まであと少し、というところで、高所恐怖症の相方の足が止まる。「ダメだ、ここは通れん。」岩の細いすき間の通り道の両脇はさえぎるものの無い尾根、右下遠くにダム湖、左は田畑と集落。

相方を残してワタシはせっかく来たから頂上に行くよと先へ。さらに鎖を頼りに岩登り、やっと頂上!

上には7,8人が弁当広げて和やかに。ワタシもここで食べたかったな。黄砂にかすんで眺めはイマイチだけど、黒髪山の立て札の前で一枚写真を撮ってもらった。「ひとりですか?」「おとーさんは高所恐怖症でここは来れんて。」みんながどっと沸いた。

黒髪山の木の立て札のほかにこんな有田焼のプレートも設置されてる。

一休みして下りると相方はキケンな尾根の手前の岩に座って待っていた。みんな弁当食べよったよ、と言うと、「弁当!」狭い通路に腰かけて相知の直売所で買った鶏飯おにぎりと唐揚げを食べる。登った後のエネルギー補給は身に染みるね。そのうち、頂上の人たちが下りてきた。「ここで食べてまーす。」「ああ、高所恐怖症の。」と女性が笑いながら通る。相方、「危ないところは行かない。」と言うと、写真撮ってくれた男性「それ大事。」と笑って通って行った。水筒のお茶も飲んで一休みして下山。

椿の落花がきれい。

行きと違う道からと下り始めたら、だいぶ下りてからどうも方向が違うような?相方がスマホのヤマップで確認したら違ってた!仕方ない、元の道をまた登って戻る。道しるべの赤いテープを見失い、木立の中を元の方角に向かってワサワサ歩いてやっと元のルートに。はあ…。それからは行きより距離は長いけどわりと楽な道で戻れた。

水場近くに咲く星形の花。

こんな岩の間も通る道。

自生するアオキの実、色がきれい。

車に戻ったのは出発から4時間半以上経ってから。よく歩いたよ。歩けたよ。古希に山登りするとは思わなかった。もともと山が好きだったわけでもないし、運動好きでもないしね。面白いことが好きなだけ。

ただ…まだ太もも筋肉痛。今日泳いできたから少し良くなるかもね。相方はぜんぜん筋肉痛無し。「危ない岩登りしたからだよ。」なんて。筋肉、足りないのかな。でも鍛えるのは好きじゃないから、ま、いいか。きれいな緑のアオバトを始めて見たし、カジカの声も聞いた。楽しかった♪

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする