秋の花、天神、太閤焼き

お城の石垣や家の庭のツワブキの黄色い花がきれい。

昨日は２か月ぶりの整体で福岡へ。だいたい月一にしてるけど、先月は沖縄に行ってたり、帰ってからはOB展の作品仕上げるのに忙しくて行けなかった。いつものようにまず姿見の前に立つと、「ほら、こんな、骨盤の高さが違う、右肩が少し下がってますねえ。」仰向けになったら、「あらら、ちょっと起きて足見て、右寄りになってる。」ほんとだー。正しい位置はこっち、と足を直された。「違和感あるでしょう？こっちがほんと。」２か月たつとこんだけ癖がついてしまうんだ。沖縄のダイビング、東京の大荷物、帰ってからの庭の雑木、雑草との戦いでけっこうあちこちきてる。おしゃべりしながら体全体を整えてもらう。終わって再び姿見の前に立ってみると、姿勢がぴしゃっと。スタイル良くなってるさ～。
で、いそいそと天神へ。ソフトバンクホークスのセールをまだやってるはず。
服とか靴とか、さほど今は欲しいものないけど…パルコに寄ってみたら地下食品売り場におばさんの人だかり。なぬ？間からのぞけば、輸入食品の激安！整体で整えてもらったばかりだし、腰の弱いワタシに重い荷物は厳禁、でもせっかくだからとレジの行列に並んでオリーブ油とドライフルーツなど買った。
昼の腹ごしらえは自然食お結び、惣菜の店でホークス特価の高菜お結び１００円とおかず取り合わせを買ってイートインコーナーで熱いほうじ茶といただいた。満足う！
あとは服や雑貨など見て歩いていろいろアイデアもらい、もう今日は映画はいいやとバスセンターへ。でもなんかおやつっぽいものでも買うかなあと電車乗り場を歩くと、「太閤焼き」ののぼりが！ちょうど整体の先生と、昔、大名に太閤焼き（回転焼き？）がありましたよね、と話してたんだ。今は蜂楽饅頭になったけど。野間四つ角のとこでおじいちゃんが焼きよったですけどね、白と黒と、どっちが好き？先生は子供の頃は黒！ワタシも！でも、大人になったら白が良くなったと同意見。味覚が発達段階だったのかなあなどと話してるうちに食べたくなったんだった。こののぼりの店は有名和菓子店のだから、違うかもと、試食を食べてみたら、昔風に甘い。で、白黒一個ずつ買ってバスに乗った。昔の味がした。

今朝は昨日に続いて強風。だんだん寒くなってくる。もうそろそろヒドリガモが渡ってくるころだなあ。３日ほど前、２羽のヒドリガモらしいのが町田川にいたけど、その後見ない。ほかの松浦川なんかにいるんだろうか？

コウモリ？ナマコの子

ウだよ～ん♪昨日の朝こうやって羽をいっぱいに広げてるヤツが。虫干し？日なたの浜で羽を広げてるトンビは見たことあるけど、せっかくいい天気なのに日陰でこれって、陰干しがいいのかな？きれいな黒色が褪せるとか？

昨日は漁港のお魚祭りに行った。午前中は天井に取り付ける予備灯を買いに行って相方が苦心しながら取り付けてくれたり、図書館に行ったり、もう午後になったのでそろそろ店じまいするところも。値下げになった鳥飯や野菜を買って、ロープワークの練習をさせてもらったり、展示では海の微細な藻やなんかを顕微鏡で見せてくれたり。
中で目を引いたのは水槽！ナマコの子どもが！1～2㎝の砂色の青虫のようなのがもぞもぞ。うわ～！これがあの黒っぽいい食用のナマコになるんだ。こんなんじゃ見つけられないなあ。係りの人に聞いたら、石の下とかにいますよ、と。食べるのは苦手、というか食べられないけど水槽の掃除役に欲しいと思ってた。動きも面白いし。食用なので、育てて放流するんだって。隣にはアワビの子。真ん中が緑色なのは緑の海草で育てるから殻が同じ色になるとか。放流して自然のいろんなエサを食べるようになるとふつうのアワビ色になるけど、真ん中の緑はそのままなので目印になるらしい。ほかの水槽はウニとカサゴの子。
県の警備艇を説明聞きながら見学して、戻ったら水槽の展示生物を回収しているところ。急いでナマコのとこに行って、水槽で海水魚飼ってるんで、もらえますか？と聞いたら、よかですよ、とビニール袋持ってきて入れてくれた。ついでにアワビもいれましょうと。「もうちょっと前やったらカサゴもおったとですけどね。」と親切に。いやいや、目的はナマコ。カサゴ（アラカブ）の子なんか入れたらほかの魚が食べられてしまうよ。水槽の生態系があるからね。
これで大収穫！意気揚々と、もう魚を片付けている市場を通って、すみません、アジもらえますか？と声かけたら、お姉さんが、これくらい？と一匹取り出すので、それ、お願い、と言うと、５匹くらい、５００円ね、と。帰ってから見たら氷も入れてピッカピカのアジが８匹も入ってた。

東京から帰ってからというもの、毎日魚を食べている。けっこうレベルの高い料理を出すパーティで寿司がいっぱい出てたけど、これだけ新鮮な地魚が安く食べられるところに住んでると悪いけど手を付けられないね。魚、旨いねえ♪

ナウマンゾウ、いつもの話

昨日庭で伸び放題の草木をばっさばっさと退治してると、駐車場の方から声かけられた。喫茶店ママ。「ずーっとおらっさん（居ない）だったろ？どやんか（どうか）さしたかて思いよった。」ママは窓越しにいつも通る人をそれとなく見ている情報通。「あー、遊びに行っとった。」OB展に作品をギリギリまでかかって仕上げて東京まで持って行って、ついでにちょっと、と説明したら、「この前ご主人の一人で散歩に行きよらしたから。ひとりで？」「おとーさんは留守番。へへ。ご心配かけました。」作品を見たいと言うので、玄関に飾ったのを見てもらった。姉さんが絵を描くし、確か息子さんも描く人だと思う。キャンバスにきちんと描いたんじゃなくて、落書きみたいなんだから拍子抜けしたかな。

今朝は海もようやく静まってきた。昨日は海の家のおばちゃんがまだ寝てたので、拾ってきた浮き２個と、頼まれてたゴキブリホウ酸団子の作り方プリントしたのを置いてきた。
おばちゃん、今朝はキクちゃんと外に出てる。昨日は寝とらん、起きて（布団に）座っとったと、と。外のカメ（ほかのにかみつくので、出されてた）も中に入れたとね？と聞くと、台風やけ、ケンカはせんかった？いや、もう、涼しうなったから、そうは動かん、と。
地元の昔の話をたくさん聞かせてもらった。

写真は大雨の中、上野の科学博物館に太古の哺乳類展を見に行ったときの。なかなか面白かった。最終日だったので、カッパと長靴に身を固めた親子連れがけっこういっぱい来てた。

カラスのごちそう♪鳳凰丸

台風前の風が吹き付ける砂浜にカラスが大勢集まって何かつついてる。でっかいスズキ！大物だあ。水汲んで海の家のおばちゃんとこへ。戸が閉まってるのでまだ寝てるかなとのぞいたら、中から「ちょっと待ってー！」と。よっこらよっこら出てきて、そこに下がっとるけん、と指さす。勝手に外の水を毎日使う人がいるので、水道のひねり口？を外したって。そんな話昨日聞いたな。
湯沸かしポットが沸くまでおしゃべり。お土産にあげた中村屋の月餅、旨かったーと喜んでくれた。東京の蕎麦は美味しかったと言うと、ここんにき(この辺）は無かもんね、七山の、山ん中に予約だけの蕎麦屋のあるとよ、そこは旨か、そん人、絵も描かすよ、と。七山の山ん中…そりゃわからんなあ。路肩が落ちそうなくねくね道ばかりで、ぽつんと集落あったり、馬鹿されそうな深い山だもん。イノシシ出たり。
先ほどのスズキの写真見せたら、「太か！こら、死んでから上がっとるね。ぐにゃって曲がっとる。生きて上がったとはまっすぐピンてしとる。」なるほど。
キクちゃんがワンワン吠えるので外を見たらいつも通る大きな白わんこが飼い主のおばちゃんに引かれて去っていく。あのわんこはなぜか嫌いで毎回吠えるらしい。わんこ連れてなくても吠えるって。「匂いの付いとるとね。」


家の近くまで帰ってきたら、通りに人が出てしきりに道の向こうを見ている。二人出てきてる美容院の人に「曳山が出る？」聞いたら、「さっき唐津神社でお払いしよったて、もうすぐ来るて。」「いつ来るかわからんて。」よおし、カメラ！「用意の良かね。」「いや、いつも持ってるから。」「今日は何か取らした？」「今日は海が荒れとるから水だけ。」そのうち、向こうにパトカーが。通行人、車などを笛で制して道を開けた後にピッカピカの鳳凰丸が赤半纏の大石町の曳き子さんたちに曳かれてお囃子と共にやって来た。そうだ、今年は鳳凰丸が修復塗り替えだったんだ。美容院の奥さん「３００万て！」全部漆塗り、メンテナンスも莫大な費用がかかる。

旧唐津銀行の駐車場前に止まったのでレンガ塀に上って写真！美しい青！緑！赤！そして金…！町の宝だ。誇らしげな曳き子さん、人々。やがて自分たちの町へと走って行った。

11月２，３，４日のおくんちに向かって町は浮足立ってる。

発見の日々ＴＯＫＹＯ

早いね。もう明日帰るなんて。
OB展の初日は搬入の後府中の姉宅へ久しぶりに遊びに行った。お昼にパスタを作ってくれて二番目の姉も来て持ち寄りのお菓子もつまみながらわいわいと。仕事で居ないけど近所の弟んちに行こうということでぞろぞろ歩いて訪問。奥さんと姪がいてまたまたワイワイしてるうちに弟が帰宅。まーにぎやか。子供の頃は五人兄弟が嫌だったけど、大人になったら面白いね。お母さん、生んで育ててくれてありがとう！
展覧会を口実に友人、(絵を見に来てくれた寄席友、水族館友？)兄弟と楽しい時間を過ごし電車地下鉄バスで歩き回って美術館寄席歌舞伎、嬉しい発見と出会った人たち、お買い物、いつもの人物クロッキーも増えたし。
目一杯遊んだかな。増えた荷物持って帰るの、たーいへん！