気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

カラスのごちそう♪鳳凰丸

2014-10-12 13:16:43 | 日記
台風前の風が吹き付ける砂浜にカラスが大勢集まって何かつついてる。でっかいスズキ!大物だあ。水汲んで海の家のおばちゃんとこへ。戸が閉まってるのでまだ寝てるかなとのぞいたら、中から「ちょっと待ってー!」と。よっこらよっこら出てきて、そこに下がっとるけん、と指さす。勝手に外の水を毎日使う人がいるので、水道のひねり口?を外したって。そんな話昨日聞いたな。
湯沸かしポットが沸くまでおしゃべり。お土産にあげた中村屋の月餅、旨かったーと喜んでくれた。東京の蕎麦は美味しかったと言うと、ここんにき(この辺)は無かもんね、七山の、山ん中に予約だけの蕎麦屋のあるとよ、そこは旨か、そん人、絵も描かすよ、と。七山の山ん中…そりゃわからんなあ。路肩が落ちそうなくねくね道ばかりで、ぽつんと集落あったり、馬鹿されそうな深い山だもん。イノシシ出たり。
先ほどのスズキの写真見せたら、「太か!こら、死んでから上がっとるね。ぐにゃって曲がっとる。生きて上がったとはまっすぐピンてしとる。」なるほど。
キクちゃんがワンワン吠えるので外を見たらいつも通る大きな白わんこが飼い主のおばちゃんに引かれて去っていく。あのわんこはなぜか嫌いで毎回吠えるらしい。わんこ連れてなくても吠えるって。「匂いの付いとるとね。」


家の近くまで帰ってきたら、通りに人が出てしきりに道の向こうを見ている。二人出てきてる美容院の人に「曳山が出る?」聞いたら、「さっき唐津神社でお払いしよったて、もうすぐ来るて。」「いつ来るかわからんて。」よおし、カメラ!「用意の良かね。」「いや、いつも持ってるから。」「今日は何か取らした?」「今日は海が荒れとるから水だけ。」そのうち、向こうにパトカーが。通行人、車などを笛で制して道を開けた後にピッカピカの鳳凰丸が赤半纏の大石町の曳き子さんたちに曳かれてお囃子と共にやって来た。そうだ、今年は鳳凰丸が修復塗り替えだったんだ。美容院の奥さん「300万て!」全部漆塗り、メンテナンスも莫大な費用がかかる。

旧唐津銀行の駐車場前に止まったのでレンガ塀に上って写真!美しい青!緑!赤!そして金…!町の宝だ。誇らしげな曳き子さん、人々。やがて自分たちの町へと走って行った。

11月2,3,4日のおくんちに向かって町は浮足立ってる。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 発見の日々TOKYO | トップ | ナウマンゾウ、いつもの話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事