気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

なつかしのミニカー、赤犬、戦争

2018-01-20 11:31:04 | 日記
木曜は福岡の実家での定例パン昼食会。母と妹、姪と4人でサンドイッチ、総菜パンなどを囲んで美味しいコーヒーでおしゃべり。
姪の韓国初旅行の話聞いたり。釜山郊外の食肉用の赤犬を処理する?市場まで路線バスに乗って行ったんだって。オリンピックのため閉鎖されるらしいのでそりゃ、見ておかなくては!と。じっさい、檻に入れられた赤犬(ふつうの犬とはやはり違うらしい)たちと、その前にはバーンと解体された犬が置かれていて、一匹の犬がそれを見ている表情に、姪のだんなさんはううう、と思ったらしい。姪はけっこう平気で、だって家畜として飼われているんですよね、と言うので、そうだそうだ、昔から食べられてたんだから、と。母はそうよ、赤犬は食べるって、けっこうあったわよ、と。食文化としてあるんだから、オリンピックだからってやめなくてもねえ。日本の鯨だって、ぜーんぶ余すところなく利用して七つの浦が潤うと、大事に取ってたのに、どこの白人国が油だけ取ってほかは捨ててたのか、ほんと、無理解に腹立つ。って言っても、給食で固い不味いくず肉を食べさせられたおかげで、ワタシは好きじゃないけど。家でも貧乏だったから肉と言えば鯨だったし、カレーも焼肉もベーコンも。今はありがたいねえ、食材が豊富で、贅沢過ぎないか?

で、この前息子の引っ越し手伝いに行った時、孫が車や回るものが好きだと言うので、そういえば、息子もミニカー大好きで、よく遊んだねえ、と。息子が、まだある?と聞くので、確かおばあちゃんとこのおもちゃ箱で見たよ、いるなら持ってくる?というわけで、2階の天袋のおもちゃ箱にしている籐のバスケットを姪に下ろしてもらったら、あったあった!名前書いたのも。喘息で小児科通いだったので、待ち時間紛らすために持って行ってた。先生が引き出しからひとつ出して(たぶん誰かの忘れ物)、今日はガマンしたね、とくれたこともあった。
だいぶ塗装もはげて貫禄だけど、とりあえず持って帰ってきた。息子に写真送ったら、懐かしい!ポルシェとベンツは大好きだったんだよ、って。

解散後は映画、「ヒトラーに屈しなかった国王」。ノルウェイの話。北欧の方って西洋史で習わなかったし、知らなかった。ノルウェイがスウェーデンから独立(知らんかった!)して、デンマークから(えっ?!)王を迎えることになって、国民は外国からやって来た王を暖かく大歓迎したって。後で王の話で出るけど、私は初めて国民に選ばれた国王、すべては国民のために、と。知らないことだらけで。立憲民主国家ってこういう形なんだ、とか、幼い少年まで武器を持って雪の中で国王のために戦う、戦争は昔も今も一般国民が悲劇となる。いろいろ考えさせられた。映画を誘った友人と後でお茶しながら、もっと知らんといかんねえ、と。

たまたまこの日バス車中で読んでたのがアーサー・ビナードの「知らなかったぼくらの戦争」。アメリカ人の青年が日本に来て、たくさんの生き証人を訪ね歩き、自国で当然だと思っていた戦争が、国の策略で真珠湾でわざと日本を悪者に仕立て上げて国を挙げて好戦気分を押し上げたこと、とか、事実を探し当て、考察していったのはすごい!流されないように、だまされないように、戦争に追い立てられないように冷静にひとりひとりの考えで今の日本、しっかり動かさねば。
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