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気ままに♪遊歩と小生物の日々

北部九州海沿いの小さな城下町で小動物(海系、カメ系)と共に楽しく暮らしています。

コザ(沖縄市)街歩き、海水浴♪

2023-06-19 19:58:18 | 旅行

ライブの翌朝はコザのミニシアターで映画を見ることにして、時間までぶらぶら。

商店にはバスケの優勝を祝う貼り紙があちこちに。あとで聞いたら前日は優勝パレードで2万人以上集まったらしい。商店街はまだ開店してなくて、ちょうどカラフルな服満載のハンガーラックをガラガラ出してきた店をのぞいてみた。グリーン系色とりどりの模様のノースリーブ涼しそうなワンピース千円を買って、おじさんに話を聞いたら、もう50年やってて、2代目だそう。商店街の開いてる店を探して、地元の色鮮やかな面白い絵を並べたギャラリーは作家のお母さんが店をやってて、これなんかどうですかと購入を勧めてくるので、断ったり。昔ながらの陶器店や雑貨店のぞいて。それにしても、暑い。湿気。商店街のベンチで休んでると、散歩のおじいさんがやって来て横に座って、暑いね、と。おじさんお店やってるの?いや、仕事はしてないさ、歩いてる、なんて。そのうち映画の時間になって行ってみたら、一階はシアタードーナッツの名の通りドーナツ屋で雑貨やなんかも売ってる。チケットを買って2階へ。

下で買ったドーナツやコーヒーなんか楽しみながら映画が見られる。上映前に支配人?がちょっとトーク。終わってもすぐ帰らないでくださいね、少し話しをします、って。映画は「ヘイ!ティーチャーズ!」ロシア。モスクワから地方の中学?高校?に赴任した男女の新任教師の葛藤の日々。ロシアの公共教育のシステム、生徒たちの自由な物言い、移民やジェンダーやもう様々な問題を日常に抱えて先生は子どもたちに真剣に向き合い、そして去って行く。どの国の先生もやっぱりあるあるドキュメント。なかなか面白かった。ロシアの季節ごとの町の風景も。また支配人が現れ、映画についてやいろいろと。観客は6,7人?沖縄以外の人…うちなんちゅがいない、あ、あなたは京都出身でしたね、とか。出る時にワタシが着てたジュラシックパークのTシャツに目を止めて、あ、もしかして最初の…と言うので、そう、20年以上前、フリーマーケットで、と答えた。さすが映画人。沖縄旅行でこんなのもあり。

外に出て昼食、ワタシはオーシャンズでタコス行きたかったけど、相方がいつものてんぷら店がいいと言うのでそこで軽く買って。じゅうしい(炊き込みご飯)もおにぎりも美味しかった。

沖縄市を出て残波岬へ行ってみよう。昔ここ、ダイビングの重装備に重いタンクかついでサンゴの岩肌を海まで大汗かいて下りて行ったなあ。ナポレオンとか大物がいて。帰り、海から上がるのがものすごくつらかった。急に重力かかって、疲れてるからまー、這い上るようにしてゆっくりゆっくり。アメリカーが後ろからタンク押してくれたりしたこともあったな。

少し薄曇りでもやっぱり暑い。ワゴンのアイス屋の紅芋ソフトクリームは後味もさっぱり美味しかった。ベンチでは中国系(台湾?)観光客が数組。

この日は今帰仁のホテルへ。海辺の昔のリゾートホテル。一応マリンスポーツとかできるようにはなってるけど、ほとんどの旅行者はここで遊ぶではなく、起点にしてほかへ遊びに行くとか。今は修学旅行が多いって。6時まで前の海で泳いでいいと書いてあるので、急いで水着に着替えて(もしかして天気良ければ泳げるかもと持ってきた)ジャブン!リーフの中だけど、台風の影響で少し波はある。ヤッホー!何年ぶりかの海水浴!ゴーグルでも持ってくりゃ良かったな、何も見えん。ま、魚はいないようだし、死んだサンゴのかけらくらいしか(ぼんやりだけど)見えない。30分ほど遊んで上がった。係りのにいにいがシャワー室を開けてくれたので、温水たっぷりかかって部屋に戻った。

今回このホテルだけ辺鄙なとこなので2食付きにした。けっこう手の込んだ美味しいヘルシー沖縄料理。修学旅行には物足りないかも?たぶん違うメニューだろうね。沖縄の太モズクが旨い。窓からは長い橋でつながった古宇利島が見える。もっとパッと晴れた日なら渡って絶景が見えるんだけど。

海はいい


MOD'Sライブ♪

2023-06-17 12:27:20 | 旅行

沖縄2日目は北谷モッズのライブ。午後、次男から一緒に昼ご飯を、と連絡があって、わが家の定番砂辺海岸の浜屋そばを食べに。待ってる間砂辺でまったり。台風の影響でいつもより波がある。アメリカーのファミリーや観光ダイバーが次々通る。

本島のダイビングポイント、30数年前ワタシらも講習や、相方と週末にタンク借りてダイビング楽しんでた。当時は海が豊かで生物が目白押し?磯遊びも子どもらとよく出かけていた。そのころの浜屋は今のようにそばだけでなく、みそ汁やチャンプルー、ゆし豆腐ほか、普通の食堂だった。残念。

次男と孫のこと、ライブのことなど、沖縄そばを食べてしゃべって、じゃあ後ほど!と別れた。

夜、北谷のアメリカンビレッジは大勢の人でにぎわってた。今回の沖縄アメリカーナのユニットを見るのは初めて。V,Gのデイビッドは次男と20年以上の付き合い。バンドの練習は普天間ベースとか、アメリカの家に招待されてプール付きの豪邸のホームパーティとか、夜中に鉄砲うちに行こうぜと延々走って、ここはどこに撃ってもいいと言われ、教えてもらって生まれて初めて鉄砲撃った、とかたくさん経験して帰ってきた。ただ、アメリカ人はハンバーガーとピザばっかり、と帰るころには日本の普通のご飯が恋しくなったらしいけど。ずいぶんお世話になってる。

ライブは楽しかった~!!アメリカンロック堪能。ブルースは上手いし、ぶちかませ!と言われてて、次男もドラム思う存分たたきまくり、昔のロック少年になってた。もちろんすごく上手くなってるから積み上げてきた表現力は桁違いだけどね。ダンスパフォーマンスもなかなか素敵で、こういう表現できる人、うちなんちゅにいるんだなあと。どんどん盛り上がって、アンコールに次ぐアンコール、ワタシらは11時に駐車場が閉まるので、3回めのアンコールの後残念ながら退出。

充実のライブの日。

 


長崎のピカソ、田川憲

2022-12-04 18:50:42 | 旅行

2日金曜日に長崎県美術館のピカソ展を見に行った。イスラエル博物館の作品なので、まず見に行けないし。午前中に出発する予定だったけど、相方が前日夜に歯の詰め物が取れて、急遽朝一で歯医者へ。

仮の詰め物入れてもらってやれやれ、なんだかんだで昼過ぎ出発。一泊させてもらう相方の姉さんに今出発と電話を入れて高速へ向かった。

長崎まで約半分の距離の大村パーキングで休憩。長崎県に来ると景色も暖かいよね。

長崎市内の姉の家に着いて一休み、一緒に美術館へ。

 

版画が中心のコレクション、ピカソ、やっぱり天才、上手い。版画もいろいろな方法を試しながら面白い作品を生み出している、たくさんの女性を愛し、喜び苦しみ、そして作品へ。このエネルギーは古今東西ピカイチ。好きだなあ。

一緒に来た姉は先に出て待っていた。それから近くの田川憲のギャラリーへ。甥ががんばって、全国には知られていない憲の仕事のすばらしさを世に広げるためにほかの仕事の合間に講演や、資料、親族からゆだねられた膨大な作品群の研究に没頭している。出島の古いビルを間借りしているので、他県から大学の先生やいろんなジャンルの人が訪れて知り合いもだんだん増えてきて。もっと知られるべき長崎の宝なのだ。ワタシの好きな金子光晴と交流があって挿絵の仕事もいろいろ。堀口大学も。憲の亡くなった長男(姉の夫)さんもなかなか面白い人で、訪ねるとすぐワタシとケンカ?になって。でも、「堀口大学は良か人よ。」なんて言ってた。甥がじいちゃんの研究をするとは本人はもとより親族誰も思わなかったし、でも、風貌がそっくりだし、縁なんだろうな。日曜美術館に取り上げてしかるべき芸術家だと思う。姉の家に夜仕事帰りに夫婦で来て、憲のことを熱心に語った。

吉宗の茶わん蒸しを出前とってくれた。美味しいよねえ♪昔から変わらず。姉が炊いた大豆と大根も美味しかった。

翌日相方は姉の車のメンテナンスと掃除、そのほかテレビの不具合、などなどいっぱい仕事して。そのことを帰宅した晩に母に電話で言うと、「で、あなたは掃除でもした?」「まさか!(掃除整理整頓は苦手)しゃべって持って行ったラッパ吹いただけ。」へへへ。たまには人に聞かせたらと相方が言うからサックス車に積んでいった。甥夫婦が来た夜は疲れて音もヘロヘロだったけど、翌日午前中に吹いていたら、姉が、いい音した、昨日は音がかすれとった、と。疲れるとダメだもん。

帰りは長崎のいつも行ってた中華料理店で昼食だったけど、店主のおばさんが亡くなって、具が少なくなったし、イマイチ、もう来ることはないねと言う結論。

西海橋方面から山の方、佐賀県の県境近い世知原へ。もとの西海橋は補修中、そりゃそうだ、ワタシが小学校の修学旅行で行った時はできたばかり?で、青い海にピンクの橋がかかって、そりゃあきれいだった。夢にも出てきたくらい。写真は有料道路が走る新西海橋。

山あいの町世知原へ。何年も前、温泉に入ってお茶を買ってきたことがある。小さな石橋がいくつかあって、風情のあるところ、気になっていた。夕方になったので、直売所にすべり込み、えらい元気のいい野菜、豆類、世知原茶を買ってどんどん山を下って佐賀県へ。次回はゆっくり温泉入って歩きたい。

長崎県は山に隔てられ、山越えばかり、だから鎖国の時に閉じ込めたんだな。海からはいいけど地上を越すのは半端ない。佐賀県はのどかな平野続き、農業県。ちょっと隣県に行くだけでいろいろ考えさせられるね。

家での夕飯は買っておいたホッケ。油乗って旨かった!

 


北九州の美術館へ

2022-11-08 13:57:39 | 旅行

おくんちの前、1日に一泊で北九州に行った。目的は藤原新也展とスコットランド国立美術館展。藤原新也はワタシが若いころから気になる写真家で本も東京漂流とか、けっこう衝撃だった。同じ北九でもスコットランドの方は戸畑の美術館で、点数も多いのでまず着いた日に。いや、高速でもやっぱり2時間以上かかるねえ。そう体力もないワタシには一泊は正解。

なかなかに充実したコレクション、このヴェロッキオのマリア様は美しかった~。バロックのエルスハイマーという夭折の画家の作品とか、好きじゃなかったルーベンスもあのばかでかいのじゃなくて聖アンブロジウスの頭部習作はやっぱりすごい!とかほかにもいろいろ発見があって。何しろ人が少ないのでゆっくり鑑賞できた。展覧会はこうでなくちゃね。カフェで一休みしてから若戸大橋を渡って若松へ。ホテルは温泉のあるルートイン。ワタシの沖縄時代の友人がホテルのすぐそばに住んでるので夜会うことになっている。

一休みして6時に待ち合わせしたら、彼女はホテルの入り口の植え込みブロック?に座って待ってた。ほら、そこに見える家がうちよ、ほんとに近いのよと。よく昼食食べに行く居酒屋?さんへ。

このじゃこサラダはとっても美味しかった!じゃこは旬だとか。全く飲めないワタシはお冷やで、友人と相方は焼酎。今の家を建てて間もないころだったか、一度泊まりに来たことがあって、飲み仲間ができて相方も大いに飲んでた。彼女はかなりいける人で、今回もようしゃべった。今はお母さんが住んでいた実家に国家試験を控えた息子さんと二人暮らし、沖縄の家には試験終わるまで帰らない。若松は昔は大きな港の町でそれはそれは賑わった所、実家は町のど真ん中で、おばあちゃんが割烹旅館を営んでいて、彼女は上等の食生活を送ってたらしい。周りは歓楽街で、あそこは近づくなとかいう場所がいろいろあったとか。

大盛り上がりで、また会いましょうとお開き、ホテルへ。こじんまりではあるけどちゃんと温泉があって、ほかに客はいなかったからのんびり手足伸ばして。

翌日は朝風呂に入ってからバイキングの朝食たっぷりとって小倉の美術館へ向かった。

北九州市と言っても、昔は別々の市で、合併したので地理がよそ者にはちょっとわかりにくい。八幡は小学校の工場見学で八幡製鉄所に行ったな。空は工場のばい煙でどす黒赤い地獄のような色だった。小倉は昔マンガ書いてた頃に高校の後輩に誘われてマンガ研究会の親分(といってもワタシと同級生)の6畳一間くらいのアパートに何度かお邪魔したことがある。その後はリバウォークに美術館ができたので、マンガ関係で何度か行ったことたことがあって火事になった昔ながらの旦過市場は面白かった。ほかの若松、戸畑は今回初めて、門司は無料の招待日帰りツアーで行っただけ。

昔繫栄したおかげで戸畑の北九州市立美術館本館のようなすてきな所があるんだな。で、この日は小倉のリバウォークにある同市立美術館の分館での藤原新也展へ。はい、期待以上の迫力でありました。やっぱりタダモノではない。命の力。はーっと圧倒されて、次には小倉城をぐるっと歩いて10分ほどの文学館へ。こちらは書や手紙、絵。絵は写真とは全然違うカラフルで楽しい自由な作品の数々。やっぱり芸大入っただけに上手いっ!で、上の夢のように静かな絵も。

心が満たされた2日間。帰ってきたら、怒涛のおくんち!宵山から3日間熱に浮かされとりました。


熊本へ♪

2022-05-29 20:14:28 | 旅行

復旧した熊本城。24日に一泊の予定で熊本市へ、目的は近代美術館の和田誠展。高速でまっしぐら、ホテルに車置いて路面電車で会場へ。エレベーターに行くと、なんと「休館日」の札が!!公立の美術館だから休みは月曜と思い込んでた不覚…。しかたなく、ビルの一階広場の出店で、相方の元気の素あん餅を買った。お茶屋さんにお買い得缶(小)2缶千円というのを見つけてそれも。2缶分山盛りとおまけに2すくいもオマケして袋に詰めてくれた。暑い日だったけど、初めての熊本城見学することにした。

清流が流れる川の向こうにお城の長塀がずーっと続く。大木がすごい。見学できる場所は限られていて、まだ石垣が壊れたままや、瓦が落ちたり、壁がひび割れて落ちてたり、元のままに修復されるのは相当年月かかりそう。ロープの前で警備してるおじさんに聞いたら石垣を直せる職人は日本に10人、熊本には5人来てるそうだ。

お城の天守閣までは階段とエレベーター完備。修学旅行生と一緒になり、ワイワイにぎやかなのをやり過ごしつつ上まで。何と言ってもこの城の規模の大きさ、姿の美しさは今まで見た中では一番かも。地震で崩れた時の熊本市民がどんなにショックだったことか。

相当に高さのあるてっぺんからの景色を見てゆっくり下り。帰りは町なかをぶらぶら歩いて。お城であん餅を食べたっきりなので早めの夕食、相方の好きなとんかつ屋をスマホで探した。

ワタシはヒレカツ。おじさんが熱々を揚げてくれる。旨い!早い時間なので客はほかに無く、カウンターにある見慣れないガラス瓶の漬物?を何ですか?と聞いたら、梅の醤油漬け、ってことは熊本の人じゃないですね、と言われた。

食べてみますかと小皿に3個出してくれた。カリカリ、確かに醤油の味、さわやかで美味しい。家庭でふつうに漬けるらしい。こんな発見もあって、街歩きは楽しい。ホテルではゆっくり大きいお風呂に浸かってから、ダラ~とテレビチラチラ見たりしてゆっくり就寝。

翌日は熊本城の駐車場に車を停めて歩いて近代美術館へ。

和田誠さんです。仕事の質量ともになんて素敵なものを残してくれたんだろう。本当に好きで楽しく描いてたんだなあ。

2時間半くらい?じっくり楽しんでから会場を後に、また広場の市場で買い物。地元野菜など買いこんで満足して車へ。

帰りはまっすぐ高速では面白くないのでフェリーで島原に渡ってから帰ることに。フェリーは1時間ぐらい、相方は運転しないで少し休める。と思ったらここでもまた修学旅行生がどどどど~!

男女ともにグループでワイワイ、高校生かと思ったら世田谷の中学だって、東京の子は大人っぽいねえ。でもまあ相方が少し休めたからいいか。

島原に渡ったら、周りがトウモロコシ畑だらけ。こんなに作ってるとは知らなかった。てことは、売ってるなと思ったら、やっぱり無人販売があって、小さいけど皮むきトウモロコシが5本で100円!帰って蒸したら甘くて美味しかった!

スマホのナビに従って帰路、とここでキカイにだまされた。なんか、どんどん西に向かってるぞと、やっぱり長崎方面じゃん!もう一度設定し直して大回りしてようやく佐賀県方面へ。

佐賀県はなんといっても麦畑。ようやく見慣れた風景になって8時前に帰宅。

道まちがったおかげでいろんな景色が見れたし、なかなか楽しかった。島原のトウモロコシは旨かった!