内覧会同行サービスは低価格のプロチェック一級建築士事務所へ。一戸建て・マンション、新築・中古、丁寧に検査。家の品質向上を

100%買主の味方!新築・中古の内覧会に低価格で丸一日立会い同行検査。売主と直接交渉。内覧会で安心を!

これって、盗聴器?

2020年05月05日 22時54分56秒 | 宅地・建物の豆知識

写真は、マンションの内覧会で撮りました。写したところは、洗面台の下の点検口を開けて、中の部分です。給水管と排水管の間に、表面に漏水センサーと書かれた小さなプラスチック容器が見えます。知らないで、点検口のカバーを開けて、こんなものがあったら、これって盗聴器?なんて思ってしまうかもしれません。
このセンサーは、漏水が生じた際には、ピーピー鳴って、漏水の発生を知らせてくれるものです。このセンサーにはコードが付いていますので、漏水時には管理会社に通報できるようになっています。コード無しで、漏水を感じると、ピーピーと音だけ出るタイプもあります。

こういう装置が、水周りに設置されていると、安心です。マンションで、漏水は大きな被害になってしまいます。特に高層階で漏水が起きますと、水は階下へ行きますので、被害は甚大になります。まだ、このような装置が設置されているマンションは少ないですが、これから、広がっていくと思います。このような装置が設置されているのかを売主に確認すると良いでしょう。
万が一、床下がピーピー鳴っていましたら、漏水が起きていますので、すぐにそこの点検口を開けて、様子を見て下さい。また、漏水センサーはちゃんと機能してるかな?なんて思って水をかけると、ピーピーと大きな音が出てしまいます。ですので、音の止め方も売主に聞いておくと良いでしょう。(799)


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 小窓から運転手の顔が・・・ | トップ | キッチンのデザイン、ここで... »
最新の画像もっと見る

宅地・建物の豆知識」カテゴリの最新記事