写真は、マンションの内覧会で撮りました。場所はバルコニーです。ここでご覧頂きたいのは、物干し金物と避難ハッチの位置関係です。この位置関係では、乗ってはいけないハッチの上に乗らないと洗濯物が干しにくいです。また、ハッチとバルコニーの床とでは、7㎝ほどの段差があるので、ウッカリ上を見て、洗濯物を干していたら、けつまづく恐れも高いです。
マンションの部屋によっては、バルコニーにこのような避難ハッチが付きます。ある部屋で火災が起きた場合には、バルコニーの隔て板(隣戸との仕切り板)を破って、ハッチのある部屋まで来て、そこから下の階に避難していきます。ハッチの上は、乗らないで下さい、という表示があります。ハッチはカバーですから、上を歩くようになっていません。ハッチの上に乗って、重さでハッチの形が変わり、万が一の時にハッチが開かなくなったら困るからです。
写真の場合、物干し金物の位置をずらせば良いのでは、と思いますが、これが、単純ではありません。避難口ですから、消防法が絡んできます。消防法では、避難口の上の階と下の階との位置関係、また、物干し金物との位置関係などが複雑に絡み、万時OKとはなりません。避難ハッチがあるお部屋を購入されましたら、図面やモデルルームで、ハッチの位置と仕様、特に物干し金物との関係を確認して下さい。(11)
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