一戸建ての売買契約時に、買主として入手すべき建築図書(図面や書類)はどのようなものがあるでしょう。売買契約書や重要事項、平面図や立面図、これらは一般的に売主が買主に渡しています。しかしながら、家の地盤の状態や骨組みは見えないので、これらが分かる資料も買主は保管しておくべきです。内覧会で家を検査する以前に、買主が入手しておくべき建築図書が揃っているかを確認しておいた方が良いでしょう。図書が揃っていなければ、売主に対し、提出するように要求すべきです。以下に、その内容を記します。
1.一般的に配布される建築図書
・売買契約書関連(需要事項説明書等)
・確認申請及び確認済証
・地積測量図、配置図、各階平面図、立面図、電気設備図
・仕様書(外装、内装、設備にどういう材料を使ったかを書いたもの)
2.一般的に配布されていないケースが多い建築図書
・ 地盤調査報告書:地盤についての調査結果です。中に、考察があること。
・ 地盤改良報告書:地盤を改良した場合、その内容について書いたもの。
・ 矩計図(かなばかりず):家の断面詳細図。
・ 構造図:各階別に家の骨組みの状態を示したもの。
・ 壁量計算書:建物の風及び地震に対する強さを示したもの。
・ 構造計算書:建築基準法では3階以上は構造計算することになる。
・ 給排水設備図:給排水管の位置を示したもの。土中なので図面は大事。
・ 外構図:庭の状態を示したもの。
2の建築図書の内容は少し専門的になりますが、家の品質を証明する貴重な資料ですので、大事に保管して下さい。(3219)
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