写真は、戸建の内覧会で玄関へのアプローチ部分を撮りました。ご覧頂きたいのは、白い矢印部分です。この部分のタイルが浮いているので、付箋を貼って不具合としました。タイルが浮いていれば、踏むたびに音がしますし、いずれ、はがれてしまいます。このようなタイルは張り直しとなります。マンションでも戸建でも、タイルの接着不良は時々あります。
タイルの浮きを確認するためには道具を使います。その道具とは打診棒(パルハンマー)で、金属の棒の先に、直径2㎝ほどの金属球が付いたものです。その打診棒で、タイルの表面を軽く叩いてみて、その反射音で判断します。反射音が、つまって重い音なら問題はなく、軽くてカンカンする音なら浮いています。要するに、下地のモルタルにしっかりと接着していれば重い音、しっかりと付いていなければ間に空気があるから軽い音、ということです。
この打診棒を持っていない場合には、ドライバーや家のカギ等を使って、タイルの表面を軽くたたいて、その反射音でも判断できます。タイルが浮いているかどうかの判断は難しい点もありますが、たたいてみて、軽い音がしたら、接着状態について、売主に聞いてみるのが良いでしょう。(0.12)
最新の画像[もっと見る]
- わずか4cmなのですが・・・ 3週間前
- キッチンカウンターの下、どう使う! 4週間前
- 指の先で触れてみると・・・ 2ヶ月前
- 玄関ドアは、早くもなく遅くもなく・・・ 2ヶ月前
- 中古の一戸建ての購入、ここに注意! 2ヶ月前
- フロアコーティングは不要です! 2ヶ月前
- マンション、上階から下階へ、音が気になる! 2ヶ月前
- すき間はうめた方が・・・ 2ヶ月前
- 裏に隠れてしまっては… 2ヶ月前
- 子どもが開けられないように・・・ 2ヶ月前