マンション・一戸建ての内覧会同行 既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

外から中は見えません!

2019年11月08日 22時27分10秒 | リビング/洋室
写真は、マンションの内覧会で撮りました。ここはリビングで、ご覧頂きたいのは、壁の下部にある幅木(はばぎ)に付いている付箋です。これは、何の印かお分かりになるでしょうか?
この付箋は、下地の位置を示しています。ここの壁の表面はクロス仕上げで、その下には厚さ12㎜の石膏ボードが張られています。石膏ボードの下には、スタッドと呼ばれる、石膏ボードを取り付ける為の細い柱が並んでいます(別の部屋ですが、下の写真参照)。このスタッドは、通常、30㎝間隔で置かれます。スタッドにも2種類あって、LGS(Light Gage Steel)と呼ばれる金属と木軸と呼ばれる木材の柱です。LGSの方が一般的です。写真の場合もLGSです。
この付箋の位置は、スタッドの位置を示しています。石膏ボードは、紙と紙の間に石膏を挟んだものですから、ビスは効きません。ここの壁に何かを取り付ける際には、スタッドに付ければある程度は強く取り付けることが出来ます。クロスの上からでは、どこにスタッドがあるのかが分かりませんので、位置を示しているわけです。
何かをしっかりと壁の上に付けたい場合には、売主に頼んで、このように壁の幅木の上に、スタッドの位置を表す付箋を付けてもらっておくと便利です。この付箋の縦方向、天井まで、スタッドはあります。お住まいになってから下地の位置を探す場合には、ホームセンターに下地チェッカー(1000円前後)というのを売ってますので、それで下地の位置を知ることができます。(1910)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

株)みらい環境設計のご案内とお問い合わせ

100%買主の味方です。今までに2000戸以上のマンションや一戸建ての内覧会の全てに、私自身が立ち会ってきました。この経験に基づいて、内覧会では、あなたのマイホームを丸一日掛けて、隅から隅まで、低料金で丁寧に検査します。買主側の建築士として、損をしない、悔いを残さない、買主に安心を!これが私の信条です。お住まいになってからでも、不具合や不明な点が出ましたら、いつまでも無料でご相談に応じます。 新築・中古のマンションや一戸建ての購入、内覧会の立会い、既存住宅状況調査、お住まいの悩み、リフォーム工事、マンションの大規模修繕や管理費削減など、お住まいに関するご相談をお待ちしています。お問い合わせは、お電話:090-7811-4865、もしくはメール:tykyb@agate.plala.or.jpでお願い致します。