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窓ガラスにUVフィルムを貼る前に!

2022年06月17日 18時27分40秒 | オプションを決める前に!

写真はマンションの内覧会で撮りました。窓ガラスにUVカットフィルムを貼ったものです。指先をご覧頂くと、貼り方が良くないので、中に気泡があるのが見えます。
フィルムをオプションで頼まれた方は、内覧会では、貼り具合もよく観察して下さい。フィルム内の気泡が、貼ってから1週間以上残っている場合には、貼り替えを要求した方が良いでしょう。フィルムを貼る為のノリが乾いたら、気泡は抜けませんから。
窓ガラスにUVフィルムを貼ろうか?とお考えの方は結構います。でも、私は、原則、貼らなくてもよい、と思っています。理由は、以下の通りです。
➀最近は一戸建てでもマンションでも、窓はペアガラスがほとんどで、UVカットになっているケースが多い。
➁マンションのバルコニーの奥行きは、外壁から2mまでは、建築面積に算入されないので、壁から手すりまでの距離が2mのケースが多くなっている。奥行きが2mとなると、部屋まで差し込む直射日光は短時間となる。

➂フィルムは接着剤で貼るので、将来、気泡が出来たり、端からはがれてくることがある。保証は一般に10年間です。気泡やはがれが生じると、非常に見苦しくなる。その場合でも、接着力が強いので、簡単には全部をはがし取ることは出来ない。
➃ガラス越しに外の景色を、斜め方向から見た場合、フィルムとガラスの光の屈折率の違いによって、景色が微妙に歪む。
それでも窓ガラスにフィルムを貼ろう、とお考えになっている方は、内覧会に行った際、部屋やバルコニーの様子、日差しの入り具合等を確認してからお決めになった方が良いでしょう。フィルムは、お住まいになってからでも、簡単に貼れますので。(757)


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