マンション・一戸建ての内覧会同行 既存住宅状況調査 株)みらい環境設計へ 品質向上と安心を。

内覧会には丸一日同行して、徹底的に検査し、売主と直接交渉致します。既存住宅状況調査もお引き受け致します。

キッチンの水栓、首ふり範囲は?

2019年05月07日 19時30分21秒 | キッチン

写真は、マンションの内覧会で撮ったもので、キッチンの水栓金具です。金具自体は全く問題がないのですが、水栓の可動範囲に使いづらい点があります。一般的に、水栓金具の回転角度は120~150度程度です。回転量に限度がありますから、どこからどこまで回転させるかによって使い勝手が変わります。左側にも右側にも適切な位置に回転できるようにするのが好都合となります。左側に行き過ぎれば、いっぱいに寄せた時に、キッチンの台の上に水滴も落ちます。逆に、右側に寄せすぎると、真ん中には、洗剤置き場などがありますから、これも邪魔になってしまいます。
それでは、どうする?となります。私の考えは、左側は、いっぱいに寄せた時に、水滴が落ちてもシンクに入るギリギリ範囲内とすることです。左側を合わせれば、右側も決まってしまいます。左側に行き過ぎるよりも、右側に行き過ぎた方が良いでしょう。キッチンの台の上では、絶対に洗うことはしませんので。また、シンクを広く使う場合には、水栓金具を左側ではなく、右側に押す傾向もあるでしょう。
このように、水栓の開きの可動範囲を調整するには、水栓の元で、軸を回転して調整します。但し、調整が出来ない場合もあります。内覧会に行きまして、キッチンの水栓金具が左側に寄り過ぎている場合には、もっと右側に軸を回転できないか売主に尋ねてみて下さい。(612)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塗り直したのは良いんだけど・・・

2019年05月07日 19時17分42秒 | 玄関/廊下

写真はマンションの内覧会の数日後の確認会で撮りました。写したところは、玄関を出てすぐ横の部屋番号を貼っている壁の部分です。確認会に先立っての内覧会で、ここの壁の部分の塗装にムラがあったので、直すように指摘をしてました。よくご覧頂くと、部屋番号の部分と周りの部分とでは、塗装の表面が異なっているのがわかります。
このような状況になってしまった原因は、部屋番号以外のところは、ムラの補修のため、上から再度塗装したためです。部屋番号は、付けてしまっていたので、取るのが面倒だったのでしょう。その部分は養生して、他の部分だけ塗ったので、その部分は塗装が厚くなって、表面の凹凸が目立っています。これでは、見栄えが悪いので、再度、部屋番号を外して、全体の塗装をはがし、下地の塗装からやり直すように指示しました。
玄関ドアの周りは、壁、玄関ドアの枠など塗装される箇所が多いです。塗装は結構手を抜かれやすいところなので、しっかりときれいに塗られているかを確認して下さい。昼間でも暗くて見にくい箇所なので、内覧会では懐中電灯を使うのが良いでしょう。(810)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

株)みらい環境設計のご案内とお問い合わせ

100%買主の味方です。今までに2000戸以上のマンションや一戸建ての内覧会の全てに、私自身が立ち会ってきました。この経験に基づいて、内覧会では、あなたのマイホームを丸一日掛けて、隅から隅まで、低料金で丁寧に検査します。買主側の建築士として、損をしない、悔いを残さない、買主に安心を!これが私の信条です。お住まいになってからでも、不具合や不明な点が出ましたら、いつまでも無料でご相談に応じます。 新築・中古のマンションや一戸建ての購入、内覧会の立会い、既存住宅状況調査、お住まいの悩み、リフォーム工事、マンションの大規模修繕や管理費削減など、お住まいに関するご相談をお待ちしています。お問い合わせは、お電話:090-7811-4865、もしくはメール:tykyb@agate.plala.or.jpでお願い致します。