生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

チャ・ダルレ夫人の恋人 86

2019-02-27 15:47:18 | あの空に太陽を 68

そうだ、結婚式を思いだした。でもヒョヌもお前もいない。真っ暗だ。ヒョヌ君を呼んでくれ。式場で俺はペク・ヒョヌ・ソヨン結婚式と書いてあったような気がするが、思い出せない。お呼びですかと言ってヒョヌが来ます。君に聞きたい。僕が誰かわかりますか?とヒョヌ。いや、思い出せない。だがソヨンをエスコートしたことだけは思い出せる。このことを思い出したと言うことは、病気が良くなったと言うことか?私にはわかりませんとヒョヌ。明日病院へ行って先生に伺いましょう。側でソヨン、良かった。良くなったのよ。結婚式を思い出しただけでも凄いわ!    ジノクは1人部屋で、まさかお義母さんが助けてくれたのかしら?お義母さん助けてください!と祈ります。

ソンジュはミレとすっかり仲良くなって楽しそうです。二人でワインを飲みながらおしゃべえりを楽しんでいるソンジュ。ニューヨークでは冬よく雪が降ったわ。外でパパが遊ばせてくれなかった。父はアメリカ人の軍人だった。ママが再婚して、大人なのにパパって呼んだの。私はパパに気に入られようとした。私の家は母が食堂やっていたの。いつもにんにくの匂いをさせた手だった。だから私はもっと違う仕事がしたかったとミレ。あなたは不幸じゃないだけでも感謝しなきゃ。あなたは若いし、美人だし、金もある。私はもうすぐ50歳よ。家だけしか、金になるものはないの。それぞれ自分の生き方でいいのよ。幸せも不幸も自分次第よ。とミレ。

病院 ボクナムはヒョヌと主治医のもとへ。結婚式も、ヒョヌの事も思い出せません。娘をエスコートしたことだけは思い出しましたが。アリの巣を考えてくださいと医者。アリの巣にはたくさんの部屋があります。そして食料もあります。だが道がふさがれると分からなくなる。だがその道が開かれれば食料も取り戻せる。それは残っていた記憶が突然回復したと同じです。ヒョヌは考えます。柿の木に柿が生ると、少し最後に鳥達にあげようと残しておく。それは、すべてを忘れても、それだけ残っている記憶と同じだと。

ミュージカルホール パク監督とサンゴンが話をしています。サンゴンの叔母で理事長でもある女性がニューヨークから帰国することになっていました。なかなか来ないので、電話をするサンゴン。叔母は急用で帰国できないとの返事でした。がっかりするパク監督。叔母さまは美人なんですって?そうです。何歳?45歳ですとサンゴン。さてジュノはミレに会いに劇場にやってきています。その時ソンジュが入り口の片隅にいるのを見たジュノ驚きます。その時やって来たミレに、にこやかに寄って行くソンジュ。お弁当を作って来たわ、シスター!中に入ればいいのに。この前騒ぎを起こしたからとソンジュ。何だ?あの二人は?

病院に戻ったジュノ、待っていた看護師のスミ、先生、仕事に集中しないから、お客さんが減っているのですよ。スミの忠告を無視して、診察室に入って行くジュノ、あの二人は犬猿の仲なのに、1つの目的のために力を合わせている。ミレに電話をするジュノ。お前ソンジュと手を組んだのか?いい加減にして!ドンヒョンもいるしするから。帰りに俺の病院へ寄れ!

ホセ、ボクナムから譲り受けた店にいます。ボクナムとテヨンがやって来ます。君、友人の不動産やに勤めていると言った、どうしたんだ?驚くホセ。兄貴!この店を俺に任せると言ったでしょう?ちょっと考えたボクナム、にっこりして、そうだったな。思い出した。その話を聞いたテヨン、ちょっとびっくりしたのでした。兄貴、自分の店だと思ってきてください。

ミレ、ジュノの病院へ。お前自分の家に戻れ!あなたこそ、戻りなさいよ。俺はワンルームを見つけて移る。早くあそこを出ろ!だってドンヒョンもいるし。ソンジュと一緒に居ては駄目だ。憎みあう仲なんだから。あんたこそ早く家を出てよ。前妻と後妻が一緒の家に暮らしているなんて、感動だな!とジュノ。

ミレ、ジノク、ダルスク、3人ダルスクの家で話し合っています。あなたたちこの家でどうやって暮らしているの?子供は奥のベッドルーム、私たちはこの居間で。寒くない?大丈夫。ボクナムさんが下さったこの健康器具、この上に寝るととても暖かいのよ。私もソファーに寝ているわとミレ。どうして?あの女と暮らしているの?最初ドンヒョンを迎えに行ったら子供があの家がいいって言うから。あの人、私と暮らして嬉しそう。食事の面倒は見てくれるし、弁当は届けてくれるし、ドンヒョンの世話もしてくれるとミレ。でもこの問題は。ジュノが離婚するって言ってるのだから、あなたは早く家に帰りなさいとダルスク。

ジノクの家  今日病院でいいこと言われたとボクナム。お父さんが努力したからよとソヨン。今日先生の話を聞いて良いことを考えた。ソヨンの事しか結婚式で思い出せない。だが写真を見ると思い出すんだ。そうだ店の事を話さなきゃ。ホセに店をやった。ちょっと驚くジノク達。散々店を開くときに世話になった。その彼が今回の事で困っていたから、店をやって、父さんが時々手伝うことにした。そうねと皆納得したのでした。ダルスクもホセからその話を聞き、ありがたく涙を流します。私はきっと成功して恩返しするから。そしてジノクに感謝の電話をして来たのでした。

ミレとソンジュが一緒に歩いていると、近所の主婦二人が、あの二人、前妻と後妻?何で二人で仲良く暮らしているの?あのメギツネ、と笑ったのです。ミレはすかさず、何がメギツネよ!こんな美人のメギツネなんていないのよ。余分なこと言わないでよ!こちらの勝手でしょう?驚いた主婦、逃げるように帰って行きました。ソンジュは一言も言えなかったのです。あんたジュノにはなんでも言えるのに、何で言わなかったの?私を好きにならないで!どうせジュノが戻ればお別れよ!

さて、バイクに乗って歌を歌いながら商店街を宣伝する仕事をとって来たコ室長、ギャラが高いからと言います。ダルスクはその仕事をすると言いますが、ダルスクは運転が出来ないのです。ホセが俺が運転すると言って、二人で二人乗りのダブルシートがあるオートバイに乗って歌いながら走るダルスクです。