チョンアとジュンウイはお互い愛し合っていますが、弟の自殺との関係を知っているジュンウイは、いつか別れなければならない時が来るとわかっていました。君を好きになれないと言いながら、抱きしめて好きだと言ってしまったりと言うジュンウイに、戸惑うチョンアですが、自分が愛しているんだからそれでよいと強い意志を持ったチョンアです。片思いでも良い、私はあなたを愛していると言うチョンア。あなたのことを知らないと言うチョンアに、1日に一つづつ何かを教えてやると言うジュンウイ。あなたのお誕生日はいつ?とチョンは。3月7日だ。私の誕生日はクリスマス、と明るく言うチョンア。
しかし、自宅で姉ジュンギョムに恋人が出来たと告白したチョンアに名前を聞かれ、ク・ジュンウイと答えた妹に、すぐ別れろと言う姉。なぜ?と聞く妹に、理由も言えず、兎に角その恋は駄目とだけ言う姉。後日姉はジュンウイに会い、決してこの恋は成立しない。別れろと強く言う姉ジュンギョム(ソラ)です。
ジヌはどうしてもソラを忘れられないでいました。自分が1年間眠っているすきに、自分の妻を奪ったテランを許せなかったのです。何度かテランの食堂へ行って、事故の日の朝ソラは子供が欲しいと言っていたと言うジヌ。僕たちはまだ夫婦だ。俺が寝ている間に妻を奪った君は略奪犯だと。時間をくれ!僕たち夫婦に!それには何も言えなくなるテランでした。
息子ジヌがいまだにソラを思っているとヘランから告げられた会長は、電話でソラを自宅に呼びつけます。まだ息子にしがみ付いているのか?と強く言う会長に、あなたは結婚式にも私の親を呼んでくれなかった。一度も里帰りもさせてくれなかった。どんなにか私は家族に会いたかったか!もう来ないでと言う会長に、あなたが生きている限り二度とこの家には来ないと言うソラ。その時帰宅したジヌが全てを聞いていたのです。涙を流して、申し訳なかった。俺が悪かった!許してくれと言うジヌに、だからあなたを愛せなかったと涙を流すソラ。
ヨナのタンスから預金通帳を見付けた母ヨンエ、テニスの選手としての契約金が10億(日本円で1億)とあるのに驚きます。あのジヌがしたことだと悟ります。兎に角ヨンエはジヌの母親と大喧嘩をして娘を別れさせた経緯もあり、会長とは犬猿の仲だったのです。ソラの父は大財閥のジヌと娘がよりを戻すことに必死だったのです。
ヨナに契約金として莫大な金が出されてことに驚いたジュンウイは、ジヌの所へ行き、ソラさんとよりを戻したいために、妹のヨナにこんな大金を出したのかと正します。そうだと言うジヌ。その預金通帳をヨナの父に渡すと称して、ヨナとその父を料亭に連れて行き大ご馳走をするジヌ。一緒にと言ってチョンアも呼びます。ヨナの父は、副会長にチョンアの恋人も同じ会社だから、この際副会長に紹介したほうが出世になるとジュンウイも呼んだのです。そうとは知らないジュンウイは、ジヌを見て驚きます。何か普通の仲ではないように親しく話す二人に、副会長に対しての態度を注意するチョンアの父です。結局ジュンウイの父が副会長の運転手だったと言うことで話が落ち着いたのでした。この様子にチョンアも驚いていました。帰り送って行くジュンウイに、15年もイギリスに留学していたの?何も知らなかったと今更のように言うチョンア。
副会長の自宅に行き、ヨナの契約金の事を聞くジュンウイ。お前に内緒で大目に振り込んだ。なんの真似だ?ソラさんのためか?俺は馬鹿野郎だとジヌ。金で人を育てると思うな!とジュンウイ。キム・ヨナを頼むとジヌ。
チョンアは判事ユラからの呼び出しで、喫茶店で会います。これあなたが持っていてと手渡された箱の中を開けると、あの自殺したジュンギョンの学校で使った名札と時計が入っていました。あなた彼氏が出来たと言ったでしょう?相手に私たちの事知られたら困るわね。だからあなたが持っていて!ジュンギョンのこと忘れないでね。とユラ。私が保管します。それにジュンギョンの分まで幸せなります。会いたいときに電話をして下さい。いいえ駄目とユラ。いや一度ご馳走させて下さい。とチョンア。
ペク・リムが入社して来ます。配属されたのはジュンウイのスポーツ部。ちょっとチョンアの件もあって気まずいペクですが、来て早々他の社員をしり目に、ジュンウイに馴れ馴れしいペクに驚く在来の社員達。歓迎会をと言う社員たちに、カードを渡し、自由に使えと言うジュンウイ。
続く
(ソラの父が金を目当てにジヌに近づくのはわかりますが、ソラも最初金目当てで結婚し、それを許した母ヨンエが、姑とチョンアを学生時代いじめたヘランを憎み、離婚に賛成しますが、ソラが結婚式に家族を招待しなかったこと。家へも帰してくれなかったこを文句言いますが、そもそも金だけが目的で結婚したこと自体が自分の誤りであるし、それを許した母もこの機に及んでいけ図々しく思えるのは間違いでしょうかね?あの会長のヒステリーも猛烈ですが。見ていてそう思いました)