ヨンソンは話し始めます。緊張するスイン。実は戦争中生き別れになって死んだと思っていた息子が生きていたと話し始めた義母、ヨンソン、スインは一瞬緊張します。その人物は実はソヌだったと聞いたスイン、しばらく口がきけませんでした。何といってソヌに断りを言えばよいか。真実を話すのはあまりにもソヌにとって過酷すぎる。
しかし決心して喫茶店にソヌを呼び出し、自分は子持ちでとても再婚など考えられなかった。社長は私を気に入ってくれたしこんな良い条件の男性と結婚出来れば願ってもないことだと、愛情なんかないのにあなたを利用しようとしたのだ。
でもあまりにも利己的な自分に気づいた。申しえ訳なかったと言うのがスインが出した結論だったのです。ヨンソンがソヌの生みの母であるとはとても言えなかったのでした。
なんだか狐につまされたような気持になるソヌ。とてもスインが言ったことを信じられなかったのでした。
仁川のクッパ店に電話があり、それは興信所からでスインの居場所が分かったと言うものでした。ちょうど居合わせたドンチョル、その電話の住所を探してスインに会いに行き彼女が子持ちであることに驚きます。怒った父、あんな女は娘ではないと言い放って仁川に戻ってしまったのです。
ソヌはヨンソンに電話をして仁川の喫茶店で会います。スインの言ったことはとても本心とは思えない、何とか説得してほしいと言うのがソヌの希望だったのです。それでも真実を話せないヨンソン。実はヨンソンが喫茶店に入るのを目撃した夫、ドンチョルが妻の後をつけていたのです。そして話の途中でソヌに君は誰かと聞き、実はチョンギル製粉の社長で、スインを愛していると。子持ちであることもいとわないと言うソヌにこんないい話はないと心の中で喜びます。
それでもヨンソンは夫にもソヌが自分の息子であるとは言いませんでした。
ジョンウクに電話がかかってきます。それは例のゆすったカメラマンでした。喫茶店で会う二人。そのカメラマンは出馬予定にしていた議員を、ハン社長が金で買収した人物に悪いい噂を流させ消し落とした事実をつかんでいたのです。
帰社して社長にその話をすると、そのカメラマンを殺してしまえと言うのがハン社長のジョンウクへの命令だったのです。悩むジョンウク。
マンピョはその働きぶりからドンチョルと友人が経営している雑穀やの運び屋に雇われたのです。
スインは祖母会長に会い、自分がソヌに別れを告げたこと、ヨンソンがソヌの生みの母であることは伏せたことを言います。あなたはよい嫁になれると思ったのに残念だがそれでよかったのだと言う会長でした。