優しいユンジェにダルスンは徐々に心を許していきました。
ジョンシクは相変わらず意地悪く何かとダルスンの邪魔をします。義母がダルスンと親しげにしている姿を見ると自分の身がばれるのではと常に不安を感じていました。
いよいよ第二次の審査の日が迫っていました。ダルスンは明日提出する靴をもって家に帰ります。
ブニバーはジョンシクに言われ、ダルスンが作った靴を提出できないように早朝に燃やしてしまったのです。ダルスンは提出しようと箱を持っていこうと中を開けてみると靴がなくなっていました。ジョンシクがブニバーに頼んだのだと悟ったダルスンはブニバーを探して、ブニバーの所に行くと、すでにダルスンの作った靴は燃やされていました。嘆き悲しむダルスン。そこへ親方のチョンギが箱をもってやってきて、こんなことだろうと思ったので出品する靴を自分がしまっておいたと言ってダルスンが作った靴を持ってきてくれたのです。喜んで提出に行こうとしますが、バスが出た後で時間に間に合わないとあせっているダルスンのところに車で助けに来てくれたのはユンジェだったのです。ダルスンは何とか時間に間に合って提出できたのでした。
提出する場所にいたジョンシク、ブニバーがダルスンの作った提出用の靴を燃やしたと安どしているところに、あの靴を持ってきて提出したダルスン、ジョンシクの顔色が変わります。