生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

世界で一番可愛い私の娘  37,38

2019-08-26 07:54:14 | あの空に太陽を 68

屋上に呼び出されたミリ、チェ代表とミリが話しています。スンヨン(生母がつけた名前)と呼ばないで!私を娘と思ったこともないくせに!よく聞いて!私はここを去らない!いやならあなたがここを去って!さもなければ親子だってばらしてやるから!

継母はチェ代表に呼び出され、ミリを留学させるように勧めます。その前に結婚させなければと言う継母。暗い気持ちで会社を出たソンジェ、テジュが気が付きます。なぜここに?娘と一緒に食事を。元気でしたか?勿論。その後顔を見せないから、気になって。又伺おうと思っていました。昼食を共にした同僚たち、どなた?とテジュに。部長のお母さんだ。皆驚いてあいさつします。近頃ミリがどうかしたかと思って。いいえ何もありません、とテジュ。仕事熱心で、何も心配ないです。そう、良かった。ミリをよろしくね。タクシーを拾ってあげるテジュ、喜んで帰って行くソンジェです。

母を探して、エレベーターが待ちきれず、階段を駆け下りるミリ。テジュもエレベーターを待てずに階段を登って行って、ミリに鉢合わせ。母を探しに!僕がタクシーに乗せたとテジュ。ほっとするミリ。チェ代表とのトラブルで閉口しきっているミリ。階段に座って、暗い気持ちをテジュの胸に顔をうずめて、何とか耐えていたのでした。

帰宅したソンジェに、弟が何処へ行ってきた?娘と昼食に。あんなことがあったから、と弟。あんなことって?いや、ミリのお母さんが会社に居るんだろう?そうだとしたら、ネットに流される。ミリの会社に行くのは姉さん良くない!

三女ミヘはいよいよ自分の家族をテーマにした小説を編集長、キム・ウジンの指導の下書き続けます。母ヘスクはやっと先が見えてきたと安心していました。ミヘは彼女を大学時代から慕うジェ・ボムに付きまとわれ、嫌気がさしていました。そして今はハンサムな編集長、キム・ウジンに惹かれかかっていたのです。それを察したボムは、この編集長の元に自分を雇って編集をさせろと就職を迫っていたのです。ボムはすでに脚本家として名を成していたのですが、ミヘを取られるのを嫌って、就職を申し出たのでした。ウジンのもとで弟子として働いている助手が、ボムを雇えと盛んに進めるのです。父の意志を継ぐのはいいが、それまでの収入はどうするのか?新人作家(ミヘ)だけでは稼げるか?と盛んにボムを雇うことを進めるのでした。

長女ミソンは姑が子供の面倒を見てくれなくなり、実母も腰を痛め、とても子供の面倒は頼めず、仕方なく、幼稚園の友人の母親に頼んで1日だけ面倒を見てもらいますが、そのあとをどうすればいいか困っていました。そんな時のある日、会社から帰ったミソンは、姑が陶芸家の先生と車の中で話をしているのを目撃します。姑は前からこの先生に好意を持っていたのです。しかも車の中で、陶芸家の男は姑の手を握っていたのです。驚くミソン。それに気が付いた姑は慌てます。その結果、何と口止めに孫の面倒を見る羽目になりました。笑いが止まらないミソンです。

代表室に呼ばれたミリ、代表はミリに、私にあんな母になってほしい?子供が全てで、何時までも子離れできない母に?それが全ての母の気持ちではないですか?とミリ。それで育ての親はお前に何をしてくれる?留学させられる?後ろ盾になれる?お前の事を心配してお前の輝きに涙する。そんな母を見て満足できる以外、お前を助ける何があると言うの?育ての親をこき下ろす実母チェ代表。私は母の愛のお陰でここまで来た。人生を甘く見ないで!とミリ。親の愛を当てにする年なの?と実母。私が育てなかったのは謝る。でも世の中は広い。ここで止まるの?野望を捨てないで!お前は野望を持ちなさい!アイビーリーグに入りたくない?(名誉ある高級クラブのようです)とチェ代表。世界を舞台にして活躍するタイム誌に出たくない?私はお前を手伝ってやれる。お前の後ろ盾になって助けてやれる有能な母よ!お前の望むことでは?それで育ての親よりあなたの方が良い親だと?本当に厚かましいわね!とミリ。あなたは私をソルロンタンの店の前に置去りにして、こう言った。少しだけ待ちなさい。ママが迎えに来るから、と言って。私の思春期に何をしてくれた?私の傍にいた?今更何よ!とミリ。申し訳ないと言えばいいの?甘やかされて育てられたのね。勉強が出来るだけで。私が実の母だと言うことを忘れないで!

夜、ミリはテジュの部屋に行きます。実は昼間代表室に行ってきた。代表は二人の仲を知っている。それで何か問題が?心配しないで、何かあったら、僕が責任を取る。カン・ミリの恋人で、僕にすべてを任せてくれ。毒蛇みたいな女よ!あの女は人間だと思えない。だから、HSグループに愛人として入った。あんな女のどこが偉いの?酒場の女と同じ。私は実力で頂点まで行く!見ていなさい!私の夢を、とミリ。

その夜、ソンジェの店に行くミリ。留学しないなら、結婚しなさい、と母。いいえ、母さんとずっと一緒に暮らしたい。そんなことしたら、お前の母に礼儀知らずなことすると言われる。そうしたら私のプライドが傷付く。私の事考えて失礼なことしないで、と母。

ミソンの舅はある日もう離婚しかないと考えていました。全く妻とはうまく行っていなかったのです。孫の面倒を見ないことでいら立っていました。トランクに荷物を入れて出て行こうと準備していたのですが、妻に下着が置いてある場所を聞こうとしたのにいないのです。変だと思って外へ出て行きました。妻はあの陶芸の先生から電話があって、マンションの外で会っていたのです。どうもこの陶芸の先生、金に困っているらしく、それもあって妻に言い寄っていたようです。自分の作った陶磁器を買ってくれと言ってきたのでした。盛んに手を握って迫ります。その時外に出た夫に見つかってしまい大騒ぎになります。ミソン夫妻も会社から帰宅してその場を見てしまったのです。怒った夫はそのツボを、何だこんな尿瓶みたいなツボと言って地面に投げ捨て、木っ端みじんになってしまったのです。ミソンたちが二人を止めようと必死でしたが。

会長の家  チェ代表、テジュが会長と話している。カンを中国支社にやる、と会長。数年かかる。お前みたいな若造と恋愛するより、自分のキャリアを大事にする人間だ。必ず私の提案を受け入れる。そうしたら僕も辞表を出してついて行きます。上司として尊敬しています。あなたと住む世界が違う。レベルも違う、とインスク。母さんに失望した。そんな人間じゃなかった。人格者だった。カンミリと何がしたいの?

中國から取引先の会社ワンウエイの女社長が会社にやって来ます。出迎えるミリ。ミリは中国語が達者なのです。ミリの事がすっかり気に入った女社長、会長と二人で話している時に、カン・ミリがテジュと恋仲であることを知り、大賛成だ。あの女性なら、テジュをうまく導いてくれる。両家の子女をもらうよりずっと会社のためになるとべたぼれだったのです。その意見に気をよくした会長はその話に乗り気になります。それを知ったチェ代表、大変なことになったと焦ったのでした。

結局、ミリは中国のワンウエイに出張で出かけます。ホンの数日でした。テジュは飛行場迄送って行きます。帰りは迎えに来るからと言って。

数日後帰国したミリ、飛行場の出口でメールが入って来ます。中を開けると、会社からでした。そこには何とテジュが常務取締役になったとあったのです。

結局チェ代表はテジュの身分を明らかにすることで、テジュとミリとの関係を切ったのです。

 

 

 

 

 

 

 

 


世界で一番可愛い私の娘 36  

2019-08-19 17:02:20 | あの空に太陽を 68

ミリはその夜テジュの部屋に泊ります。二人は結ばれたのでした。恥ずかしくて早く自分の部屋に行こうとするミリを、テジュは男らしく、コーヒーでも飲んで行ってくれと言うのでした。

チェ代表(インスク)は会長のところへ行きます。そしてカン・ミリがテジュと交際中であることを話します。何だと?もう一度行ってみろ!と怒鳴る会長。二人は恋愛中です。何と言うことだ!私の不行き届きから、とチェ代表。パク、君も知っていたのか?はい、私も代表から伺いました。何と自分の上司と!問題のあるのはカンだ。テジュは男だから・・・テジュと交際するなんて、社内規律に反する。怒る会長。カン・ミリはそんな人ではありません、とパク取締役。どうやって収める?と会長。カン・ミリを解雇すべきです、とチェ代表。馬鹿な奴だ!お前に任せる、とか会長。

チェはパク取締の娘が教授の子を身ごもったことをたてに、自分とミリの関係をばらすなと迫ったのです。

テジュはもうミリに夢中です。以前買っておいた指輪をミリの指にはめてあげます。恥ずかしがりながらも嬉しいミレ。テジュは自分の首に下げているペアーの指輪をミリに見せます。有難う、外さないわとミリ。

ミレの姉ミソン夫婦が最悪の状態でした。舅は妻に、嫁からもらった金を嫁に投げつけるとは何事か!と怒ったのです。ミソンは娘タビンを連れてどこかへ行ってしまいます。義母に電話する息子。実家にも行ってない事が分かります。家では両親が喧嘩をしています。御前とは暮らせない!いいわ、離婚するわ。喧嘩は止めてくれ!ミソンとタビンが居なくなった。実家にも行ってない。と騒ぐ息子。実はミソンは、娘を連れて会社に行ったのです。控室でお絵かきしていてね。後でママがくるから、と言うミソン。うん、と素直に答えるタビン。しかし後で上役に見つかり大目玉を食らいます。結局ダビンの父が迎えに来てくれたのでした。

編集長のキム・ウジンはミヘと父の残した住居で作品を書くことに集中していました。やっと良い作品ができ、ご褒美に周囲を車で回って楽しんで、ソウルに帰ろうとしていたところへやって来たジェ・ボム、殴り合いでウジンに怪我をさせ、警察沙汰に。何とか解決したのですが、ジェ・ボムはある日、今の自分の職をなげうって、ウジンに編集を手伝うからっと言ってやってきたのです。驚くミヘ。

一方ミソンは子どもを連れて出勤したことが部長にばれて、お目玉を食らったのです。

さて、ミリの会社で会長が来て会議が始まります。一同緊張しています。会長、末席に座っているカン・ミリを見て、久しぶりだな。はいとミリ。ミリの指にあるリングを素早く見る会長。今回の広告は気に入った。売り上げも君のお陰で上がった。助手に、今度は功績をあげた順に座らせてくれ。そしてミリに、前よりきれいになった。恋愛でもしているのか?会長、お言葉がすぎます。セクハラと言いたいのだろう?いいえ、おほめの言葉として受け取らせて頂きます。うまくかわすミレ。

ミレとテジュ、会長が急にきてどんなに驚いたか、年に1度しか来ないのに、とミレ。会議で何かあったの?いいえないわ。顔が暗いが何かあったの?いいえ、母の店に行かない?ソルロンタンが食べたいって言ってたでしょう。今日は駄目だ先約があるから。重要なことで。残念ね。また今度食べましょうとミレ。

会長宅に行くテジュ。何だ?どうしてにらんでいる?今日はなぜ会社に自分からやってきたんですか?ひどい目に合う前に別れろ!と父。僕の方が好きなのです。別れろ!

義姉に電話をするインスク。(義姉だから、ソンジェの夫と兄弟だったことになります)少しあって放したい。一番良いスーツを着て出かけるソンジェ。いかにも田舎者のセンスがないおばさんです。(キム・ヘスクの名演技。さすが名女優だけありますね。うまい!)行った先はホテルのハイ・クラスのレストラン。待っているインスク。気持ちの整理が出来ました?とインスク。整理も何も、ミリは私の娘だもの、子を育てていても子の気持ちが分からない人もいる。兎に角ミリは私の娘。あの子は、試験のたびに1番だった。義姉さんに話がある。スンヨン(ミリのこと)が留学したくて会社に辞表を出したこと知っている?辞表を出した?でも義姉さんたちを心配して踏ん切りをつけないでいる、とインスク。でも結婚させてから・・・とソンジェ。義姉さん説得してほしいの。ボロ食堂で一生終えるよりいいでしょう。今何と言った?ボロ食堂?出て来るんじゃなかった。怒って泣きながら帰るソンジェ。

友人とやけ酒を飲むミソン。酔いつぶれて、ふらつきながら家に帰りますが、途中で座り込んでしまったのです。そこへ夜のゴルフ練習に行こうとやって来た姑、嫁が酔いつぶれているのを見てしまいます。まさか。ちょっとあなたミソン?お化けかと思った。嫁がお化けか?疫病神か、ゾンビのくせして、いつも嫁をいじめている。お酒飲んだの?あんたの息子はいつも飲んでいる!お義母さんは本当に意地悪で猫の目のように気まぐれ!私は凄く苦しい。お義母さん息子はよく似ている!最低よ!酔っぱらったミソン、草っぱらに倒れて大の字に寝てしまいます。

翌日姑にとっちめられるミソンでした。

ソンジェは大切なものが入っている箱を開け、ミリがくれたお金を貯めた通帳と、インスクがミリを店の前に置き去りにした時の通帳を出します。そしてミレに電話して食事をしようと誘います。ピザを食べる親子。母さん、どうしたの?ミヘは無事に帰った。どうかした?なんでもない。人に会ったついでに来たの。母さん、ゆっくり旅にでも行ってよ。帰り母を会社に連れて行き、執務室を見せ、コーヒーをご馳走するミリ。立派なところにいるのね。家の娘は成功したのね。何かあるのね?話して?お前は賢いから何でもわかるのね。これを、と言って通帳を渡します。何?お前の母から、もう一つはお前の名で預金を。留学しなさい!ミヘは仕事が成功した。ミヘに10年以上小遣いやっていたこと知っている。やりたいことをやりなさい!嫁がせてから留学させようと思った。もしかしてあの人に会ったの?いいやそうではない。私の母さんは、この母さんしかいない!私を捨てようと?違うとソンジェ。

母を送り出した後、代表室に行くミリ。家の母に何と言ったの?私に留学するように言ったのね。私が娘とばれてすべてを失うのが怖かった?私はあなたの娘だと思ったことなど一度もない!あなただって娘だって思ったことないくせに。よく聞いて!私は去らない!ここにいるわ!いやならアンタが出ていけば!解雇したら、ばらしてやる!あんたの娘だと!


世界で一番可愛い私の娘  34, 35

2019-08-18 11:53:31 | あの空に太陽を 68

インスク社長(代表)は部長のミリを自分の会社の執務室に呼びだします。私にこの会社から去ってほしいのですか?答えてください、とミリ。ここにいてもいいことはない。世間が私たちの事を許さない、と社長。なぜですか?私たちが何をしたと言うのですか?罪を犯して会社に混乱でも与えるのですか?お前と私は同じ会社に10年間いた。世間は私があなたを潜ませていたと思う。私は気づかなかった。でも世間はそれを許さない。母娘と言わなければいいではないですか?急に情がわくわけでもないし、その意味が分かったらから帰りますとミリ。帰って行きます。どうしたらいいか悩むインスク。

早く会長にミリとの関係を言うようにと言うパク取締役。会長にはミリは食堂を経営する店の娘だと言っておくと言って出て行きます。

母ソンジェは、長女に電話して叔母の電話番号を調べるように言います。一度も感謝の言葉を聞いてない、娘を引き取って育てたのに。もう二人の事は放っておきなさい。好きなようにさせておいたらいいのよと言う長女。でもミリを育ててやったのに感謝の言葉も聞いてない。昨日の夜ミリ来たのに寄らないで帰った。

長女、ミソンは会社で部長から、沢山客を勧誘して成績を上げているとほめられます。嬉しそうなミソンです。一方姑は孫の面倒を見るから金をよこせと要求した関係上、今までのように友人たちと遊びまわれなくなってイライラしていました。それに孫は今夏休みで終日面倒を見なければならなかったのです。ある日、夫に友人が甲状腺の病気で見舞いに行かなければならないと嘘を言って出かけようとしますが、記憶力の良い夫は、その友人はもう治ったはずだと言います。怒った妻は今日は具合が悪いから寝ると言って寝室へ行ってしまいます。居間にあった出かけるために用意してあった手提げ袋から、赤いブラジャーと、パンツを見つけた孫がそれで遊んでいるのを見た舅、妻の嘘を見破ります。

一方ミヘは編集長と、亡くなった編集長の父の別荘へ行って、作品制作に缶詰になっていました。元恋人ジェボムは気が気ではなかったのです。

実は今ミヘは自分の家族をモデルに小説を書いていたのですが、ミリの事を書くのをためらっていました。ソウルに帰る日が近づいていました。ミヘは編集長に頼んで最後の日を周辺の有名な観光地に連れて行ってもらいます。ミヘの心はジェボムから編集長へと変わって行っていました。編集長の店で喫茶店をしている青年が飼っている犬を盗み出し、ソンジェに世話を頼みます。喫茶店の経営者は大切な犬を隠され、仕方なくミヘが執筆のためにかくまわれている別荘へ案内させられる羽目に。別荘に着いたジェボム、狂ったように編集長にとびかかりました。

ミリは社長に、テジュとの交際を辞めるように言われます。理由が分からないミリ、悩みます。ハンテジュが一介の社員?と社長。御前のマンションで二人が抱き合っているのを見た。社内恋愛はありうる。でも部長が部下と恋愛するのは決して歓迎されない。お前は非難される。お前が10年かけて築いてきた地位を一瞬で失うわ。兎に角別れなさい。あんな男に人生をかける必要があるの?だから留学しなさい。

ミリに電話する母ソンジェ。昨日の夜家の前に来なかった?ええ!行ったわ。なぜ寄らなかったの?急に会社から呼び出しがあって、そのまま出かけた仕舞ったの。

会社エレベーターの中で二人になる社長とミリ。なぜ留学しないの?貧しい家で育ったことが気になるのですか?それと今後母のふりをしないでください。はっきり断わるミリ。

テジュ、別荘でパク取締役と合う。部長は代表室にいくたびに機嫌が悪くなるが。父に呼ばれたときもカン・ミリとチョン代表の事を聞かれた。二人の事は当事者だけ・・・とパク取締役。どう言う意味?代表と話してくださいと逃げるパク。

ミソンの舅と姑が争っています。息子に母、何時までここでご飯を食べて行くの?嫁から金をもらっているじゃないか、と息子。怒る母。舅、歳を取ったらそれなりに遊べ。赤いブラジャーにパンツ、年寄りは綺麗に老いるのだ。ミソンも着ないようなブラジャーとパンツを入れて、自分をいくら繕うととしても年寄りは人間性が顔に出る。お前が築いてきた汚さが顔に全部現れている。その時嫁帰って来る。怒った姑、私を家政婦扱いするなら、これを持って出て行きなさい!そう言ってもらった金を床にばらまきます。驚く一同。

花束を持って義母の家に行くテジュ。食事をする二人。そろそろ家に戻ったら?元の地位に戻ったら?僕は自分の力で上に上がりたいんだ。カン・ミリをどう思う?と義母。ギクッとするテジュ。この前お前のマンションに行って二人が抱き合っているのを見たの。上司と恋愛するなんて!戻って来なさい。カン・ミリと別れなさい!部長が義母さん呼ばれて帰って来るといつも不機嫌だ。そうよ、でもお前の事は話してない。テジュ、今日はもう帰る、と言ってそそくさと帰って行きます。

一人やけ酒を飲むミリ、店を出て帰って行きます。テジュはその帰り店を覗きますがもうミリが帰った後でした。すごすごとマンションに帰るテジュ。ミリのマンションのベルを鳴らしますが、出ません。自分のマンションへ帰って行くと、戸の前で座って待っているミリ。遅かったわね。何処へ行ってたの?待ったわ。怒っている?違う。ごめん気をもませて。とミリ。大丈夫、うまく行く。心配ない。二人は抱き合います。テジュは部屋の中にミリを招き入れます。中に入って行くミリ。


世界で一番可愛い私の娘 27~33

2019-08-12 12:08:13 | あの空に太陽を 68

思わずミリはテジュから離れますが、今見ていたのが実母イスクとは気がつかなかったったのでした。一方この事実を知ってしまったイスクの驚きは例えようもないものでした。例え義姉弟とはいえ、韓国では儒教の精神から決して許されることではなかったからです。エレベーターで急いで帰って行くイスク。帰宅後も何も手に着かず、どうしたものかま悩みます。一方ミリたちは二人で車に乗って出かけて行きました。

三女ミヘは故編集長の息子ウジンの監督の元、小説書きに没頭していました。ウジンが食事の世話をしていたのです。

一方、ミヘを学生時代から慕っていて、今は流行作家として有名人になっていたジェ・ボムは昨夜の深酒がたたって前の晩はミヘの家に泊ってしまっていましたが、翌朝早々に帰って行きました。憔悴しきって。

母に自分の子の世話をさせて体を壊したことで罪の意識にさいなまれているミソン、出勤前娘の事で夫と言い争いになります。股蹴りしたり、髪の毛を掴んで引っ張たり(韓国の女性は強い!)コテンパンに夫をやっつけます。そしてついに離婚してやると言って出勤していくミソン。一方義母は夏休みに入った孫の世話で、1日中どこへも行けず、孫の相手です。途中携帯で仲間たちが遊び興じている写メールが送ってきて、益々いらいらしますが、お手当てをもらっている以上どうにもならなかったのです。義父は嫁に苦労を掛けると、美味しいビフテキをご馳走してくれるような心優しい男性でした。ミソンの夫は、母への月々の謝礼金に、夫の高い自転車や、釣り竿セット等売ろうとしているのを知り、マンションの管理人に謝礼を包んで預かってもらいます。

会社の帰り実家に見舞いに寄ったミソン、腰を痛めて寝ている母に好物のビビン麺を作ってあげます。喜ぶ母ソンジェ。

休日、ミリとテジュはキャンんプ場に行きます。(韓国ではこう言う広場があり、昼間から若者がアベックでやってきてデートを楽しんでいるのです)楽しそうに話していた二人、ふとミリは会社の部下が新入社員と来ているのに気づき、慌ててテントの中に隠れます。テジュは声をかけます。驚く先輩の同僚。お願いだから内緒にしておいてくれと必死に頼みます。この時から日頃テジュに何かと命令して威張っていた先輩がテジュに頭が上がらなくなったのでした。そしてとくに部長には黙っていてくれと。なぜだと聞くテジュに、部長は恋愛なんかしたこともない。部長は1年中仕事しか頭にない。そんな女に恋愛なんてわからないから、と。

帰宅したインスク、ベッドに倒れこみます。昔のミリと写した写真を眺めるインスク。

テジュは会長に呼ばれます。巨大な企業を経営するのは、能力だ。それは疑うことだ。誰も信用するな。最も近い人間でも絶対信用するな。それがたとへ家族でも、お前を育てた母でもな。話が終わったら帰れと言う父。出て行くテジュ。会長は秘書にカン・ミリの家族関係を調べろ。

インスクは次の日、電話でミリを呼びだします。そこはエステサロンでした。二人でエステをしてもらう親子。それから二人はネイルサロンへ行きます。親子で一度こうやってみたかったと言うインスク。

翌日社長室に呼ばれたテジュ、実は昨日父さんに呼ばれた。何と母さんのこととカン・ミリとの関係を聞かれた。はっとするインスク。そのことで父さんに何か言われた?僕の気持ちは変わらない。母さんに話すことがある、とテジュ。

ミリは、社長インスクに呼ばれます。留学しなさい!生活費は出すから。驚くミり。行く気はありません。このままでいたい。私に去れと?突然の申し出でにきっぱり断るミリ。

夜自宅にやって来た秘書、お子さんの事知っているのに黙っていたのですか?いいえ私も最近知ったばかりなの。社長の口から会長に言ってください!

 


世界で一番可愛い私の娘 26 

2019-08-11 17:37:22 | あの空に太陽を 68

インスク社長は考え悩んだ末に、秘密がばれないようにするために、カン・ミリ部長を首にするように秘書に言います。驚く秘書。一方ミソンの姑は孫の世話をするから月に120万W(12万円)よこせとミソンに言ったのです。今までは実母のソンジェが食堂を経営する合間に、銀行勤めの長女に代わり孫の世話から、掃除、洗濯迄全て面倒を見てくれていたのですが、婿の母親がゴルフに行ったり、遊びまくっているのに腹を立て、義母にやれと喧嘩になって、仕方なく婿の母が孫の世話を始めたのですが、金を請求され、夫に相談したミソン、怒った夫は俺が母親に言い聞かせると言いますが、どうして気が強い母は、息子の言うこと等聞く耳持たぬだったのです。仕方なくミソンは旅行にでもと実母のため積み立てておいた貯金を解約します。それを当然のように懐に入れる姑。怒ったミソンの義父は妻に離婚すると言って騒ぎ立てますが、へっちゃらな姑です。

三女の小説家志望のミヘは作家を養成する個人会社キム・ウジンに就職しますが、自称恋人の男ジェ・ボムが反対する中、周りの環境が悪いと言ってウジンは亡くなった父が使っていた家の書斎にミヘを連れて行き、執筆に集中させます。

久しぶりに実母イスク社長に夕食を誘われるミリ。気まずい雰囲気で食事をしたのでした。会社の売り上げが上がったこと。伯母さんの家で大事にしてもらったか。姉妹のミソンやミヘは優しかったか等聞かれたミリ、優しくしてくれた事。実の姉妹みたいなこと。そして今もそうだと言うミリ。そしてミリは実母に副社長に死なれてからずっと一人だったのか?と聞きます。ええ、副社長が亡くなってからずっと一人暮らしだった。あなたは何時からマンションへ?入社してからだと言う事。義母が会社に近い方が良いからと進めてくれたこと等話します。帰り、ミリは実家の食堂へ寄ります。所が義母はキムチの漬物のたるを冷蔵庫に入れようとして転び、そのまま腰を打って起き上がれず唸っていたのです。すぐに助け起こし医者に連れて行くミリ。

イスク社長は会長に会いに行きます。なぜカン・ミリを首にしようとするのかと聞く会長。テジュを育て上げてからでいいではないかと。急に辞表を出したからと弁解するイスク。弱点でも掴まれたのか?トラを長く飼うのは危険だと思ったのか?と色々きかれるのでした。そしてイスクが帰った後、秘書にカン・ミリについて調べるように命令したのでした。

会社では最近部長がちょくちょく有休をとるので、社員が色々噂をしていました。

フラれたと思いやけになったミヘの自称恋人ボム、ソルロンタン屋へやって来ます。やけ酒を飲む彼をミリは、だからもっと痩せろと言ったでしょう。それに服装だって気をつけなきゃ。だからミヘに嫌われるのよ。ミヘが変な男と旅行に行ったと嘆くボム。長女ミソンがやって来ます。寝込んでいる母を見て、わたしが娘の面倒を見させたからだと泣き崩れるのでした。母はミヘをジェ・ボムに今年中に嫁がせければ。あれほどの男はいないと言います。

マンションに帰宅したミリ。そこで電話をしても会ってくれないミリを待っていたテジュ。思わずミリに抱き着いてキスをしてしまったのです。その様子をミリを訪ねてやってきたインスクが見てしまいます。驚くインスク。気づいたミリは慌てます。