生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

私の心は花の雨 32

2016-06-30 14:22:21 | 日記

スチャンは益々イルラン(ヨニ)を追いつめます。何て小賢しい女なのだと心で思いながら。そしてヘジュは俺の子だろう?との問いにイルラン(ヨニ)はとっさに、お腹の子は戦火を逃げ惑う時に亡くなった。ヘジュは、実は家政婦ヨニの産んだ子だ。私がその子を盗んだのだ。だからヘジュは正当なミソン製菓の後継ぎだと言います。話を聞いて益々イルランの凄さに驚愕するスチャンでした。

ヨニは家政婦ヨニを何とか自分から遠ざけなければ二人とも共倒れだとスチャンに言い、彼女を見張るように頼みます。

映画館ではヘジュが忙しく働いていました。ガンウクの姿を映画館の前で見つけると、飛んで行って傷はどうか心配そうに聞きます。コンニムさんのおかげでうまく口もふさがり快方に向かっているとにこやかに話し合う二人をソノは遠くから見ていました。そしてガンウクがコンニムを好きなのをガンウクから告白されている手前、自分の心を言うわけにも行かずふさぎ込んでいました。(この息子ボンボンで、何となくか弱く、何でこんな男が学生運動なんかに参加したのか不思議です)

同居しているミソン製菓の工場長、コンニムの家に間借りしているカサブランカの女給が好きになり、デートしたりしているのですが、工場の彼の部屋にまでやって来て、とうとうそこに勤めているコンニムの義父が知ってしまいます。化粧品セールスをしているしている自分の妹がこの工場長に惚れているのですが、この事実を言ったものか悩んでしまいます。

さてスチャンは、家政婦ヨニがいる映画館の社長の家を見張りに行きますが、そこから自分の息子、ガンウクが出て来てヨニと親し気に話している姿を目撃し仰天。なぜ自分の息子がこの家にいるのか不思議に思うのです。


私の心は花の雨 31

2016-06-29 17:54:36 | 日記

ソノを家まで送って行ったヘジュ、お茶でもと引き留められるのを断って家路に着きます。心重く。ソノの書いたコンニムあての詩を持ってきてしまい、それをよんだヘジュはその中の「あなた」と言う言葉がコンニムだと気付き、愛するコンニムあての詩と気づきショックをうけるのでした。

ヨニは家政婦ヨニを何とか遠くにやってしまわなければと職をさがしていました。

ガンウクは家政婦ヨニの計らいでもといたソノの家に引っ越すことになりました。あの男は陰険で嫌いだと嫌がるソノの母。

コンニムは義父から映画館の職を止めるように言われますが、前借を返すまではと必死に頼み何とか勤め続ける事に。

ヨニは家政婦ヨニに電話して喫茶店に呼びだします。就職を世話するためです。何となく怪しいと勘の鋭いスチャン、出かけて行くヨニの跡をつけます。

そして相手のヨニがイルランさんと呼んでいる事から、全てを読み取ってしまいます。

 


私の心は花の雨 30

2016-06-28 09:26:25 | 日記

コンニムは何とかガンウクを彼の部屋まで連れて行きます。よく見ると腹から大量の出血をしていました。病院に行くか救急車をと言うコンニムに、かえって面倒なことになるから止血だけしてくれと頼みます。勇気を振り絞ってガンウクの腹の消毒と止血をするコンニム。その夜は彼の傍でうたたねをしてしまいます。翌朝目覚めたガンウクはコンニムを寝かせたままで、社長に報告に行こうとしている所に、ソノがやって来て二人の様子を見て驚きます。ガンウクがコンニムを好きだと言っていることを知っているソノは二人の姿を見てショックを受けたのでした。それからソノはガンウクを連れて病院へ行き、暫く入院するよう医者から言われますが、それを断ってガンウクは帰宅、社長に報告します。そしてやったのが相手方の暴力団だった事を知り社長は怒ります。そしてこれから闘争が始まることを予感します。

コンニムの家では一家が昨夜帰宅しなかったコンニムの事で大騒ぎをしていました。そして家族からコンニムの勤めている映画館が暴力団の巣であることを知り、義父は出かけて行ってコンニムを無理やり帰宅させます。その状況をソノが見ていました。帰宅したコンニムにもう二度とあの映画館には行くな、止めろと言います。

ヨニは娘ヘジュのためにと言ってソノの母に会いに行きます。しかし実は家政婦ヨニの情報を得るためでした。ヨニは5年間ソノの家で家政婦をしているが全く自分の事は語らず、無口だと言う事だけしかわかりませんでした。そしてヘジュとソノの交際を頼むのでした。ソノの母は女優で今でも自分の容姿に自信を持っていたのです。その件は適当に軽くあしらわれてしまいます。

ソノは、ガンウクがコンニムに看護してもらったことでショックを受け、その夜は一人居酒屋で酒を飲みふらふらしながら歩いて帰宅しようとしていました。

ヘジュはソノの勤める映画館でソノが帰宅するのを待っていたのですが、もう帰宅したと聞きがっかりして家路につこうとしていたのです。そのとき酒に酔ったソノに出会い、介護します。そのとき酔ったソノのバッグが落ち、中身が出てしまいます。その中にソノがコンニムに宛てた詩が入った封筒を見つけ、ショックを受けるヘジュでした。


私の心は花の雨 29

2016-06-25 09:39:49 | 日記

ヨニは仕方なく家政婦のヨニを町から離れた喫茶店に連れて行きお茶を飲みながら、彼女がソノの家の家政婦をしていることを知ります。益々不利な状況に陥った事になりました。それでもまた会おうとうまい事言って自分の居場所は告げずに別れます。

初出勤をしたスチャンは相変わらずだらだらとヨニの常務室にやって来て、コーヒーを飲もうなどと気楽な事を言い、ヨニをイライラさせます。

コンニムは映画館でソノが話していた女性を何処かで合ったと記憶をたどって行くうちに、あの朝牛乳配達をしていた時に合ったおばさんだと気付き、ソノがなぜあんなに親し気に話していたのか不思議に思うのでした。

カサブランカはソノの父、社長が政府の役人のグループの集会場に自分のクラブを使う事になってご満悦でした。

その集会があった晩、ガンウクは社長からビップを見送るよう言われ自宅へ送り届けますが、その帰り対抗するヤーサングループから襲撃を受け多勢に無勢、ナイフで腹を刺されます。息も絶え絶えにやっと映画館の自分のねぐらに帰って来たガンウク、入り口で倒れます。そこへコンニムが仕事を終えて帰宅しようと出て来て、血を流して倒れているガンウクを見つけたのです。


私の心は花の雨 27, 28

2016-06-23 14:54:08 | 日記

 コンニムは父が映画館に借金を返しに来たのを見て、この会社は高利貸しもやっている怖い会社だと気づきます。そしてソノとヘジュとの事もあり別の会社に職を探そうと思い立ちます。結局義父は上役に会えず借金を返せず戻って来てしまいます。それで結局コンニムがカサブランカのガンウクのもとへ行き返すことになったのです。コンニムはガンウクに金を手渡しそのまま戻って来ました。

スチャンはミソン製菓の営業部長として就職します。不安げなヨニでした。

ヘジュはソノとデートをしますが、ソノははっきりとヘジュに友達以上ではないと明かします。愛してくれるまで待つというヘジュです。でも帰宅後部屋に閉じこもってしまい不安に思った母ヨニが娘に理由を聞き、ソノがヘジュを愛してないと言ったことを打ち分けられます。悲しくて泣き崩れる娘に、自分がソノの父ミンギュに会いに劇場に出掛けます。その前映画館の社長、ソノの父、ミンギュは家政婦のヨニに会社に書類を持ってくるように頼んでいたのです。

劇場にやって来た家政婦ヨニ、ソノに会い親し気に話をしています。それを見たコンニム、何処かで見た人だと不審に思うのです。

書類を手渡して戻るヨニにイルランが会ってしまいます。「イルランさん?」、もうどうしようもなく否定もせず二人は顔を合わせることになってしまいました。