海神 最終回

見終わりました。
チャン・ボゴが擁立した王がヨンムンが仕える王族によって毒殺されます。
それに怒ったチャン・ボゴとの間で戦争が始まり、ヨンムンはチャン・ボゴを殺すように命令され、実行。
しかし彼の上司の王族は、ヨンムンが戦争を避けるよう懇願するのですが、それを反逆罪として彼を追放します。チャン・ボゴ側からも、上司側からも見捨てられたヨンムンは虐殺されてしまうのでした。この死に際の彼の演技が凄いですね！
とに角、主演者たちの殆ど亡くなってしまいます。

史実はどうなのか？
三国史を読むかレッドクリフを見るか、楽しみが増えてきました。

海神 王座の争い

病に伏している国王。
跡目をめぐっての争いが激しさを増してきます。
候補の一人からチャン・ボゴに援助を求めてきますが、自分はかかわりたくないと断ります。
この脚本を書いた人は史実を曲げて、チャン・ボゴを正義の人物として描いているようですが、奴隷から大使にまでのし上がった彼がそんな正義の人等とはとても思えないし、ありえない事です。当然権謀術数の人物であったとしか思えません。
やはり史実に忠実なドラマが見たいです。

海神続き

ソン・イルグク演じるヨンムンは逆襲され、チャン・ボゴに囚われてしまいます。
ボゴは何度もヨンムンに命を救われているのに、彼の額に焼きごてで奴隷の印を焼き付けて、奴隷として生涯を過ごせと重労役へと追いやります。
この焼きごてを当てる場面の壮絶さ！
いや物凄いです。益々チャン・ボゴが憎らしくなりますよ。

大使にまでのし上がったチャン・ボゴ。
人間皆平等でそれぞれの特技をいかして生きるべきだ、と言う強い信念で行動します。
彼が貴族出身ならある程度の理解も皆から受け入れられたかもしれませんね。
でも彼は奴隷出身だったから、この時代では受け入れられなかったでしょう。
貴族達から反感をかいますが、毅然として自らの信念を変えようとしない。
そのあたりまでみました。

段々見るのが早くなってきたのは、面白くなってきたからかしら。