生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

花を咲かせろ!ダルスン 98

2018-02-28 18:53:53 | あの空に太陽を 68

声をかけられたヨンファは、サングラスをして、スカーフを巻き人に知られたくない様子でした。ダルスンさん!久しぶり!私に会ったことは誰にも言わないでね。またそのうちと言ってそそくさと去っていきました。不思議に思い首をかしげるダルスン。

テソンはもう女優ハ氏がベニスの映画祭で履く靴をホンジュのデザインしたものだとして、ホンジュに記者を呼んで公表させます。ダルスンは自分にハン氏が頼んだのに変だと思い、個人的にハ氏に会ってテソンがソンインの靴を履くと言っているがと聞きます。ハ氏はあなたが作った靴を密かに別に自分が1足持って行くから心配するなと言ってくれたのでした。そしてベニスの国際映画祭でハ氏が履いた靴はダルスンの靴であったことがその日の韓国の夕刊に写真入りで出たのです。

間もなくハ氏が韓国に戻ってくると慌てたオ秘書に、ベニスのハ氏から電話があります。あなたがソウルの私のスタジオに来た時にハンガンの靴をベニスで履いてくれ、金は出すからと言った言葉は、すべて自分の録音機に入っていると言うものだったのです。慌てるオ秘書。もうテソンと二人は絶対絶命でした。

驚いたテソンやホンジュ。記者たちが詰めかけます。仕方なくテソンはオ秘書の勧めもあって自分が間違えていたと謝りの記者会見をしたのでした。その時記者から実際にハ氏のはいた靴を作った人には謝らないかとの質問に仕方なく行くと答えるテソン。ヨンファとハン氏は、テソンが初めて失敗して記者に謝る様子を楽し気に眺めていました。

ユンジェのハンガンに電話があり、主催者側からハンガンに国際博覧会のブースを与えられることになったのとの知らせでした。喜ぶ父たちです。

さてテソンは仕方なくダルスンの幸福靴店に謝りに出かけます。記者たちが沢山待っていました。深々と頭を下げダルスンに謝るテソン。記者から何か言うことは?と聞かれたダルスンは「正直な人が勝つ!どんなに汚い手を使っても勝たない!」と答えたのでした。


花を咲かせろ!ダルスン 97

2018-02-27 17:04:40 | あの空に太陽を 68

ダルスンは3年ぶりに会ったユンジェに対して全く心が変わっていないことに気づきます。そしてユンジェも同じ気持ちだったのです。一緒にお茶を飲みながらお互い今やっていることを話し合います。ユンジェは保健所を辞め、一時父の会社を立ち上げたこと。やっと軌道に乗ってきたこと等。ダルスンは亡くなったチュンヒの遺児ボンシクと二人で小さな靴屋、幸福靴店をしていることをなどを。二人は全く昔と変わらず3年間は夢中で過ぎたこと等を話し合ったのでした。。

ボンシクからダルスンがユンジェと3年ぶりに会ったが、二人は全く変わらず同じ気持ちでいたと聞き、ダルスンに対する思いをあきらめなければならないとつらい選択をしなければならなかったのでした。

さてあの有名女優ハ氏がダルスンの店に来て、ダルスンに靴を頼みます。ダルスンの作った靴が履きやすく気に入ったのでした。その話を聞いたダルスンは喜びブニバー達に話します。

ソンインのホンジュは有名女優ハ氏のカンヌ映画祭で履く靴の注文が来るはずだと待っていたのですが、彼女から断りの電話が来ます。そしてダルスンの幸福靴店に作ってもらうことに決まったとの話を聞き、早速ブニバーを呼び出し、ダルスンの作った靴を自分の方によこせと頼もうとしたのです。しかしブニバーはもう以前のブニバーではなかったのです。ホンジュのいつもの態度にもうお前とは縁を切ったから、頼みに来るな!ダルスンは血はつながっていないけれど、長いこと自分を母さんと言って大事にしてくれた。大事な娘だと。

 

ソンインではオ秘書が例によってハ氏を金で自分の会社の靴を履かせようとしますが、はっきりと断る女優ハ氏。

すごすごとスタジオを後にするオ秘書の後を追ってきたハ氏の秘書、お宅の靴を履くように仕向ける。イタリアに行くときダルスンの作った靴を置いていき、お宅の靴を持っていく。その代わり見返りに金をくれと言ったのです。

悦ぶオ秘書。

さていつものように料理教室を抜け出したヨンファ、ハンスの事務所に行き、作戦を練ります。

ヨンファの亡くなった母は、ジェハの死後、テソンにしぶしぶ娘、ヨンファを嫁がせますが、テソンの人柄を見抜いていたのです。母は莫大な資産を隠し持っていたのです。今ヨンファとハンスはその資金をもとに架空の人物スティーブ・チョンと言う在米韓国人を作り、金貸しを始めていました。

テソンはソンインの第二工場を作るのにそこの資金を借りることを考えていたのでした。

靴を作るために皮を買いに行ったダルスン、すれ違いざま人にぶつかります。お互い失礼と言いますが、その時ダルスンはその人がヨンファと気づきます。室長?と言うダルスンに振り返ったヨンファです。


花を咲かせろ!ダルスン 96

2018-02-26 17:33:29 | あの空に太陽を 68

ダルレはやっとヨンファから逃れられる時間ができたと週3回、1回3時間のヨンファの料理の時間にほっとしたのでした。

3時間したら迎えに来ると言って嬉しそうに帰っていくダルレ。

今日は宮廷トッポキを作りましょうとニコニコしながら材料を持って入って来た料理の先生に、ダルレのくれた料金の3倍払うから、その間私が出かけるが内緒にしておいてくれと頼みます。3倍と聞き喜ぶ先生。その間ヨンファが行った先はハンスの所でした。ハンスは日本にいることになっていたのですが、実際は韓国にいて、ウンソルの行方とテソンへの仕返しを考えていたのです。費用は日本にいるある韓国人から出ているらしいのですが。連絡を取り合う2人。

ある日社長テソンに呼ばれたホンジュ、有名な女優がカンヌの映画祭で履く靴の注文だったのです。試作しますと答えるホンジュ。内心嬉しくてたまらなかったのです。自分が有名人になるチャンスがやって来たと。しかし外へ出たその女優ハ氏、どうもどこの靴も気に入らない。どこかほかを探せと秘書に頼んだのです。秘書がやって来た小さなダルスンが開いた幸福手製靴店、3点の靴の見本を頼まれたダルスン、3点靴を差し出します。

さてユンジェの会社も軌道に乗り、ユンジェは国際革博覧会のブースをもらうための書類を用意していました。革製品は靴だけではなく、日ごろ人々が使うキーホルダー、財布、ベルト、腕時計の皮、などいろいろに使用されている、その例を展示することを発案しました。

そしてユンジェは次々とハンソン皮革など皮革会社と取引して営業成績を上げていきます。

ホンシクはミラクル酒場の社長として韓国で、社交クラブ、ビップな政治家や、官僚らをたくさん知り、勢力を伸ばしていこうと考えていたのです。それはテソンにしてやられたことから学んだことだったのです。日本に留学中に知り合ったとある資産家からの援助で店を持ったのでした。ハンもヨンファもこの資産家から援助を受けているようです。(イ・ジェハはあの時死なずに日本に逃れて生きているのではないかと思います)

さてある日

ダルスンはミラクル酒場の従業員らの靴のオーダーを受けて、出張していきました。その時社長だと言う人物が店に入ってきました。それは何とホンシクだったのです。驚くダルスン。後でホンシクから日本を発つときに君が好きだと言った気持ちは未だ変わらない。すぐとは言わないが返事をくれと言われます。まだユンジェを忘れられないダルスンには苦しみます。

ダルスンは靴を製作中に皮の異常に気づきます。その皮を持って仕入れ先のハンソン皮革に出かけます。その時ユンジェもハンソン皮革に来ていたのです。3年ぶりに出会った2人。お互いを忘れられない2人。2人の心は昔と変わってはいなかったのです。


花を咲かせろ!ダルスン 94 95

2018-02-24 15:37:53 | あの空に太陽を 68

帰宅したヨンファは未だ気が違っていたように振舞いますが、実はすべて計画して実行していたのです。夜中に目を覚ましたテソンにトイレはどこか?と聞いたりします。昼間寝ていたダルレが気配に気づいて目を覚ますと、何とヨンファが横に寝ていたのです。驚くダルレ。万事すべてヨンファはダルレにくっ付いて行動をします。食事時には座る順番がテソンの隣がダルレ、その隣がヨンファです。そんな時でもヨンファはおいしいおかずを自分が食べ、残りの半分をダルレ越しにテソンの口に入れるのでした。一事が万事すべてがこの調子で、ダルレの神経はまいっていきます。これがヨンファの計略だったのです。

もう耐えられないと神経に来たダルレは何とかしてヨンファをどこかに預けようとさえ思い始めていたのでした。

ホンシクは国費留学していた日本から帰国します。喜ぶ母。その日は一家で歓迎の夕食でした。それで何の仕事を始めたのか?と聞く母に、それは又明日と答えず、楽しい一家の夕食を楽しむホンシクでした。

ハンガン皮革でも仕事が軌道に乗りユンジェは忙しく営業の仕事をしていました。国際皮革博覧会がソウルで開かれることになり、海外との取引をしようと考えているユンジェたちにとってはまたとない機会でした。その会場のブースに出品できることが叶えば海外との取引ができるとユンジェは考えます。

神経が参ってしまったダルレは料理がやりたいと言うヨンファに、しめたとと思い、料理教室に連れていき預けます。

調理室に入ったヨンファ、嬉しそうに鍋やその他の調理器具を触っていましたが、まな板のそばにあった包丁をいきなりまな板にたたきつけます!そして見ていなさいダルレ!あんたがいられなくしてやるから!とニヤリと笑ったのです。

 


花を咲かせろ!ダルスン 93

2018-02-23 12:18:56 | あの空に太陽を 68

帰宅したヨンファにテソンの妹テスクだけが暖かく迎えます。ヨンファはダルレがいるのを見て、あらダルレ!と言い、今までの自分の部屋に行こうとすると、慌ててダルレを別のハンスが使っていた部屋に連れていきます。(ハンスはヨンファが気がおかしくなってから、慈善団体の金をもって雲隠れしたことになっていますが?)うれしそうにいい部屋だと悦ぶヨンファでした。

ユンジェが立ち上げた皮革会社はソンギを社長にして、ユンジェは営業で頑張っていました。留学しているホンシクも間もなく帰国するはずでした。ホンシクは大きな会社をソウルに立ち上げていたのでした。

ダルスンはチュンヒの遺児ボンシクと手作りの靴の小さな店を立ち上げていました。少しづつ注文も入りボンシクが営業で頑張っていたのです。ある日ダルスンの店に電話があり靴の大量注文が入ります。ある会社の従業員の女性たちの靴の大量注文でした。実はこの会社はホンシクがソウルで経営していたのです。悦ぶボンシクとダルスンでした。

ブニバーの家にはホンシクが留学に旅立ってから、妹ヒョンジョンが同居していました。ボンナムとヒョンジョンは愛し合う関係になっていました。

さて帰宅したヨンファの家には、もうすでにテソンとダルレが同じ寝室で夫婦として生活していたのです。

夜中物音で目が覚めたテソン、ヨンファの部屋からヨンファがじっと自分たちの部屋の方を鋭い目で眺めている姿を見て驚き身震いしたのです。

(絶対ヨンファ正気で、テソンに仕返しすべく準備をしていたのだと私は思います)