生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

世界で一番可愛い私の娘  73, 74

2019-10-31 09:37:04 | あの空に太陽を 68

ソンジェ達が、昔春川で開いていた店の消息を尋ねに出かけたテジュが、やっと知っていた男に出会い、わかり、その住所を見付けるためにソウルに戻って来ます。まず叔父イノの店に行き、探すことを相談しますが、叔父は乗り気でわかったら、まず自分に言えと言います。実は母に、母の娘を探すと言ったら、探すな懇願されました。そりゃ姉さんはそうだろう、とイノ。探すなと言われたが、すごく気になって春川まで行った。わかったらまず俺に知らせろ。スンヨンは血縁だし、気の毒だし。本当にその理由だけですか?とテジュ。勿論だ。二人には思い出したくない過去かもしれない。対面させる必要はないが、居場所位はな。君の妻は何も言ってなかったが。どうして?とテジュ。停職処分を受けえたのに、又会ったのか?いや、そうじゃない。聞いた話では君の妻と姉さんは仲が悪いから、だから嫌がるかと。まだ話してはいない、ナ・ヘミも探している。僕が探すから叔父さんは何もしないでくれ、とテジュ。

ソウルの居場所を探すテジュ。それは見覚えのある場所!何とミリの養母の店!驚いてうろうろするテジュ。その時店の前を掃こうと出て来たソンジェに見つかってしまいます。夕食がまだだと言うテジュにサムゲタンを作ってご馳走します。テジュはおずおずとしていましたが、食べ始めました。この間ミリが来たけど表情が明るかった。だからあんたに感謝している。30年近く育てたが、今が一番きれい!可愛い娘を育て僕に下さった。感謝しています。大事な娘を誰に嫁がせるか考えたが、ハン君にあげてしまった。先輩は幼い頃どんな感じでしたか?子供の頃の話をして下さい。あの子は母に似て本当に賢くて、きれいだった。言ってしまって、ちょっとたじろぐ養母。構いません。僕は全てを知っています。先輩が実の娘でないことも。結婚前に話してくれました。僕が結婚を迫ったら自信ないと言いながら。驚くソンジェ。そう、聞いていたの。実の母でもないのに厚かましいと思ったでしょう。いいえ、思ったことはないです。あなたの両親も知っているのですか?いいえ、まだ言ってありません。よかった、とソンジェ。先輩のご両親はどんな人だったのですか?どうして聞くの?何となく知りたくて。あのミリの父親が早く逝って、それでミリの母が娘を置いて再婚した。父親は放送局の技師だったが、会社に行く途中トラックに轢かれて死んだ。私がミリを預かって、春川の店を畳んでソウルに来た。良い話ではないからやめましょう。でも家のミリがあなたが好きで結婚したのはわかるでしょう。勿論です。ミリはあなたが最初の男よ。大事にしてあげて、かわいそうな子よ。欠点は大目に見て幸せ暮らして!はい、とテジュ。

インスクの弟、イノの店。兄の妻、子ども2人が一緒に料理の下拵えをしている。やってきたインスク、バッグから封筒を出して兄嫁に渡します。不機嫌な顔で受け取る兄嫁、中を調べます。こんな少しじゃ借金を返したらすぐなくなちゃうよ!これでいつまで持つか。店を開けても借金が増えるだけ!文句たらたらです。子供二人にも封筒を渡します。これで塾の月謝を払いなさい。今度こそ合格するのよ!有難うも言わずに立ち上げって部屋の中に行ってしまう兄妹。離れて立っていた弟イノにも封筒を渡します。カン・ミリ常務に二度と会わないで!テジュにも!わかった。それじゃ本当に娘を探さなくていいのか?会長のためでしょう?もう会長はスンヨンの件で俺を呼ばないんだな?安心していいか?今まで通り、私に任せて!

ミリに電話をする養母ソンジェ。なぜ夫に話したの?実の母は私でないこと?いくら夫でも話しちゃダメ!ハン君が店に来たのよ。通りかかったとと言って。食事がまだと言うから食べさせた。何となく予感を感じるミリ。事実を知りショックのテジュでした。

マーケットでスモモを買うインスク。母親の入院している老人ホームへ行きます。痴呆症で入院しているのです。私よ、母さん!母さんが好きなスモモを買ってきたわよ。袋を渡すインスク、その袋を突き飛ばす母。スモモが床に飛び散ります。驚くインスク。どうしたの?お前は私がこんな安物に恩を着ると思ううんだろう?どうせ安物を値切って買って来たんだろうさ!母さんはこの病院で一番良い部屋にいるのよ!当たり前だ!お前金持ちの家に嫁いだんだから!寂しげに帰って行くインスク。

ミリは会社に行き、マケッティング室へ。パク代理が顔に絆創膏を貼っているのを見て訳を聞きます。ドジンだったのです。ドジンは出社しても遊びに出かけ、仕事は全てパク代理にさせ、自分昼間からサウナに行ったりして、夜はパク達を誘って飲み歩き、付き合わないと怒鳴り殴り、散々な目に合っていたのです。ミリは怒ってドジンを呼びます。家で寝ていたドジン、やって来ます。遅いじゃないの!遅い出勤なら、夜遅くまでいればよいだけ。平気に答えるドジン。明日から出勤しなくてよい!とミリ。何?引き継ぐこともないし、今すぐ出て行きなさい!荷物はパク代理に送らせます!俺はハン・ジョンス会長側の人間だ!お前の義母の兄だ!だから?何?とミリ。会長から聞いて無いようね。HSアパレルの次期代表はカン・ミリ。テジュは次期会長!彼に代わってこの会社の不純物は除去します!特に不正人事で入った人は、全員解雇する!一番手になった感想は?笑わせるな!チョン・インスクの家族もだ。そっちも同じです。兎に角片付けて!長話は不要!生意気な女だ!

ソンジェ、三女ミヘの事でジェボムに問いただしています。ミヘをどうするの?さあ?男がこのざまだから甘くみられる!悔しくないの?残念じゃないの?悔しいし、残念です。ミヘが編集長が好きだと。あんたは?好きです。だからミヘが何も食べずに布団に伏せているから、何かたべないとと思って作っているのです。料理の手を休めるジェボム。スランプを救ってくれた人だから。9年間書けなかったのを救ってくれた。よく考えたら編集長は良い人だ!何言ってるの?あんたの父はカンナムでも有名な名医、母は有名な画家!そんな良家の一人息子が!両親は忙しくて僕のこと等気にしません。僕は10年近くお母さんの息子です。秋夕の時も一緒だったし、除隊した時も、最初に挨拶に来た。家の家事も全て参加した。だからお母さんの息子だと思える時も。こんがらかります。あんたも問題よ。どうしたらよいか?悩むソンジェです。その夜店仕舞いをしているとやって来た客に、顔を見ずに、もう閉店ですと言うソンジェに、お母さんに会いに来ましたと言って立っているのは編集長でした。驚くソンジェ。お母さんの性格では胸を痛めているだろうと思って謝りに来ました。お母さんの性格?どうしてわかるの?ミヘの文章に書いてありました。ミヘの文章?はい、出版予定の小説にはお母さんの逸話が多いのです。私の事をどう書いたのか・・・

ミヘの部屋。ベッドにもぐりこんでいるミヘ、ハンガーストライキをしています。編集長への愛の為です。それを知っているジェボム。ミヘや!君の好物のトッポッキだ!とジェボム。起きようとしないミヘです。

。編集長は気がないのにミヘが一人で騒いでいると?僕も好きです。きっとするソンジェ。だけど僕は身の程を弁えています。僕はミヘさんみたいに明るく育てられなかった。自分の母を尊敬したり、愛したことがない。それに僕には離婚歴があります。驚くソンジェ。車で帰って行く編集長を、買って来た西瓜を下げながら、驚いて見ている弟ヨンダルとアルバイトの店員でした。

ソンジェは編集長が言った言葉を思い出しています。お母さんは子どもに身を捧げた母だと。ミヘは誰よりもお母さんを愛しています。自分も母に似て、口は悪いけれど、将来はお母さんみたいな母になりたいと。今世の中は子に尊敬される母は少ないそうです。ミヘが好きなお母さんはどんな人か会いたくなって。私は気さくじゃないので、最初此処に来た時は挨拶も出来なかった。末娘が歳の離れた男が好きになって、胸が痛いでしょう。いいえ、ミヘには昔からちゃんとした相手がいるの。知ってます。ハンさんは良い人だ。知ってて割り込むの?わざとじゃない。人生は計画通りにならないでしょう?ミヘさんの感受性が豊かなせいだと思って気を楽にして下さい。お母さんやお姉さん、良い人達がそばにいるからミヘさんは幸福になれるはず。

ミヘに、よりによってバツイチを好きになった?何で悪いの?元の奥さんにも会った。驚く母。お前たち娘はどうして私を困らせるの?一人は余計な話をし、もう一人はバツイチのために私を困らせる。何のために育てたの!姉さん腹が立っているんでしょう?とミヘ。うるさい!

長姉ミソン家政婦の事で悩んでいます。義母が先日突然孫の家を訪ねたら、冷房をがンガンつけて、長椅子に寝そべって、電話をしていた。部屋は散らかりっぱなし!あの家政婦は駄目、断れと。会社の同僚は突然電話をして見ろと言い、ミソンが電話をするとお話し中、何度かけても駄目でした。実は娘ダビンはひどいいじめに会っていたのです。ガラスのコップを落としてしまったダビンにすごい暴力を振るっていたのです。仕事で忙しい母を思って、それも言わないダビンです。

家。姑、ミリに文句を言っています。家にいても挨拶しない。すぐ実家に泊まる。そんな嫁いる?基本がなってない!すみませんとミリ。それを遮って会長、本論に入ろう!ドジン部長を解雇したと?本当か?はいとミリ。厚かましい女!とヘミ。嫁に何と言う事を言う!と会長。私を姑と思っているの?黙ってろ!波風を立てるな!君が堅物だとは知っているが、大目に見てやれ!無能な部長を解雇しただけです!義父の前で生意気な!常務に出世したのはテジュと結婚したからでしょう?家の兄を無視するの?マーケティング本部を総括する常務の座は嫁いだから得たのではないです。とミリ。ナ部長に何度も警告したのに聞きませんでした。詳細報告が必要なら立ち上げますが?出来るならして見なさい!お前を出ろ!ハニー、甘えますが、仕方なく出て行くヘミ。私も分かっている。出来るなら辞めさせたいと。でも仕方ないだろう。どれだけ株を持っているか!勿論私が与えたものだが。だから今迄我慢していた。会社のオーナーが代わる際。最悪?オーナーが変ると?会長ではなく、ハン常務にとってです。ハン常務が次期会長になるまで、私が守ります!義父母の気分を害しても、私の方がアパレル内では障害を徹底的に除去します。自信はあるのか?無頼漢たちから君一人でテジュを守り、会長にする自信はあるのか?はい、会長とミリ。

テジュ、母の所へ。朝から何の用?顔色悪い。額に手を当てようとした母の手をよけるテジュ。椅子に座ります。カン・ミリとカン・スヨンは同一人物か?驚くインスク。

 

 


世界で一番可愛い私の娘 71,72

2019-10-23 09:50:13 | あの空に太陽を 68

とある居酒屋に生母インスクの弟イノに呼び出されたミリ、イノ、急なお願いですみません。カン・スンヨンを探してくれと言われたのです。驚くミり。どう言う理由で?スンヨンは姉の娘で、姉が嫁ぐ前に置いて来た娘です。その娘を見付けたいのです。どうして今になって?それが事情があるのです。会長にもテジュにも内緒でお願いしたいのです。理由聞かないと。とミリ。実は今まで兄が報告していましたが・・・ずっと前の話ですが、ハン会長が姉の結婚に条件を付けたのです。スンヨンを置いてこいと。そして二度と会うなと。血も涙もない話です。でも姉は違いました。娘を手放せないと言ったのです。だけれども当時は家の状況が今よりずっと悪くて、最初から金持ちに嫁げばよかったのに、同僚の技師となんかと結婚して、兎に角義兄が逝ってしまうと姉は一人で大変で、借金が増えて、取り立てが来て。そんな時、ハン副会長にある行事で出会った。本当に良い人だった。姉を愛してくれて。所が一家の権力を握っていたのは今の会長で、家の借金を清算する代わりに、娘を置いてこいと言ったのです。姉は仕方なく、兄夫婦預けて行った。ある日やってきたインスク、娘が怪我をして入院したと聞いたからです。母親に居場所を聞いても教えません。それで金は送ったの?と母が聞く始末。子供を育ててと十分送ったじゃないと言う娘に、大した額じゃない。借金が増えたのは、兄弟は大学にやれなかったのに、あんたを1人大学にやったために、家は借金が増えた。スンヨンの米代でも置いていけ!息子(兄)が問題を起こしたので、嫁が警察に行っている。その金も置いていけと言う始末。それで姉はハン会長の所へ行って、私が育てるからここに連れてきて良いか聞いた。でも会長は、駄目だ!金をやった。娘を連れてきて家の族譜を汚す気か?連れて来られるなら分相応に育てますと言う姉に、駄目だ!君が決めたことだろう?ゴミみたいな兄に娘を預けたのも、家に嫁に来たのもお前が決めたことだ。よく聞け!又娘の話をしたら、君の家族は路頭に迷うことになる!そうなれば君の家族は死ぬまで貧しく暮らすことになる。実家を助けるために身を捧げた娘なら、歯を食いしばって生きろ!それが君が生きられる唯一の方法だ!と。

車で帰るミリ。あの夜の事を思い出しています。母が自分をソルロンタンやの店の前に置いて行ってしまった。泣き喚いて置いて行かないでと泣く自分を無視して行ったあの晩の悲しかった夜を。

その夜ミリは実家に行って、母に甘えます。嫁いだばかりの娘がどうしたの?私は歳を取ってトイレが近くなったから、夜中何度も起きるから、寝付けないかもしれないよと心配する母に、抱き着いて思いっきり甘えるミリ。何かあったの?いいえ何もない!なぜ私と寝ると言うのよ?テジュ君に恨まれる。本当に何もないの?勿論、とミリ。聞きたいことがある、と養母。何?お金持ちに嫁いで何か良かったことがある?私にはよくわからない。お金があるからいいのでは。食べる心配しないで済むし。それでもお金に執着する気持ちが分からないと言うミリに、お金なしでは生きられない。この世は全てお金と言っても良いくらいと養母。親子の仲も金次第よ。でもお金より大事なものがあるわ。お金のために金持ちに嫁ぐの違うと思う、とミリ。それはお前に能力があるから。万が一お前があの家を出たとしても食べていける能力があるから。私の時代は違った。良い家に嫁ぐのが女の最大の目標だった。今は女の権利が上がったが、昔は違った。大学は勿論、高校に入れるだけで感謝した。何も能力がないから、夫や義父母に頼り、老いては子に頼るしかなかった。実家の家族を困らせないならまだまし、無念で何も言えずそうやって生きて来た。だからお前を大学に入れたの。私みたいに生きるなと。堂々と自分の人生を生きられるようにね。家の母さんは苦労したのね。そう言ってくれて嬉しいよ。その夜はソンジェに抱き着いて寝るミリでした。

テジュ、家。会社に出かけようとしていると、義母ヘミがやってきて、昨日はミリが帰っていなかったのね。実家に行った、とテジュ。出かけるなら私の許可を得るべきでしょ?僕に母親扱いされたいのですか?私の言いたいのは呼び方ではなく、私を尊敬しろと言う事よ。インスクから離れなさい!事が起きたら遅い!母さんの娘を探している?とヘミ。母さんはあんたみたいに単純じゃない!とテジュ。何ですって!娘に金をお送っていた?チョンがするはずがない、とテジュ。お前は私を無力と遠回しに言ったの?妻の外泊を伝えなかったのは僕のミスだ。僕の妻に絡んだりせず、大人らしく行動してくれ、とテジュ、出て行く。

早めに出社して、養母の手作りの朝食を出すミリ。僕が朝食抜きってなぜわかった?私が居ないと1階へは行かないでしょう。養母が作ってくれた。チャプチェもあるわよ!今日は気分が明るそうに見える。私が?長年の宿題を解いたみたいだ、とテジュ。

長女ミソンの家の家政婦が辞めてしまい、次に雇った家政婦はどうしようもない女、ミソンの前ではうまく振舞い、タビンを幼稚園に送った後は、クーラーを利かせた部屋でソファに寝そべりながら、テレビを見たり、友達に電話をしたりで、ろくに家の中も片付いていないような家政婦でした。

一方3女ミヘは編集長に恋をしてしまい、ジェボムは男として興味はないと言ってのけ、母ソンジェといつも言い争っていました。

インスクは家政婦が驚くほど酒を飲み、次の日の朝もウイスキーを飲んで、会長宅に乗り込みます。なぜ出勤しない!弟に聞いただろう?お前の娘を探していると。私の娘は死にました!私が会長に娘を連れて来たいと頼んだ時娘は死にました。ハン家の族譜を汚すと言って引き取らせてくれなかった!今になってどうして?私は生涯この家で犬のように生きて来た!わが子を捨てて!貧しいために犬のように!すごむインスク。あんたの命令に従って!何でもやった!私の娘が一人震えている時に、私は他人の子を育てた!娘が目の前にいても気づかない程。名前が変わったのか、どう育ったのか、何を食べているか、考えることも出来なかった!なぜ?どうして?あんたたちが私の子を探すのよ!チョン代表、なぜそんなに興奮するんだ?酒を飲んだのか?ええ!飲みました!あんたたちがすることにあきれて酒を飲んだ!私が娘に金を送ったかと?正直言います!可能ならそうした!お金で解決できるなら!他人として生きて!だから探してみなさい!連れて来て過去を清算して、母として生き直すから連れて来なさい!すごい剣幕に驚く会長。おろおろして、チョ代表!そんなに興奮するな。君の言うとおりにする。この前みたいに、やけを起こしたら、今度私の娘を刺激したら、私が味わったっような苦しみをあなたの傍にいる女にも味会わせてやるから!どうしてそんなに怖いことを言うんだ?インスクそのまま部屋を出て行きます。本当に気性が荒い!秘書を呼んで、チョ代表を見張れ!怪我がないように!そしてドクターを呼んでチョンの所へやって、やけを起こさないように眠らせよ!   入って来たヘミに、会長、お前のせいで娘の話をしたりするからだ。止めろ!しばらく娘の話はするな!女房の話を聞いたばかりに!テジュの言う通りさ!

嫁へミ、弟ドジンに電話して、娘の居場所を探すのをやめて!そして金を何処に送ったかも。インスクは娘を捨てるほどきつい女よ!いつか娘を探し出す!でも今は止めて!下手に動くと弱みを掴まれるから!不審そうなドジンですが、わかったと返事をしたのでした。

母ソンジェ、三女ミヘの恋人の件で娘ミソンに電話してミリも呼んでミヘの事で相談しますが、当人ミヘはどうしてもジェボムには恋心を抱けないと言うのでした。困り果てる母ソンジェ。

その日、テジュは会社の帰り、ミリに地方へ仕事の事で行くから、気にせず先に寝ていてくれと言って出かけていきます。実はインスクの娘の行方を追っていたのです。インスクが昔住んでいた地方をインターネットーで探し出し、車で出かけたのです。雑貨屋のお爺さんに聞きますが、わからないと言われてしまいますが、昔アナウンサーをしていた美人の娘がいたと言うと、思い出して、引っ越し先のソウルの住所を教えてくれたのです。その晩は遅くなり近くに泊まり、翌朝車でソウルに戻ります。お爺さんが書いてくれた住所へと行きますが、そこは何とミリ実家だったのです!





世界で一番可愛い私の娘 69,70

2019-10-20 14:02:40 | あの空に太陽を 68

(65,66は録画してなかったです。ビデオやさんに行って探してみましたが、まだ出ていないそうでした。すみません)。

叔父の店を訪ねていくミリ。むさ苦しいところへと叔父。テジュに連れて来いと言ったのです。テジュに聞いています、とミリ。はい、面目ありません。迷惑ばかりかける位ならいっそ、刑務所に入った方が・・・お陰さまで子供に会えます(自分の兄の子供、姪っ子たち)、と言って頭を下げる叔父。賄賂を取るなど二度としないでください、とミリ。勿論です。有難うございます。礼はいりません。これは会長命令に従っただけです。停職3か月、減給1年です。本当に助かります、そう言って頭を下げる叔父(勿論ミレが姉インスクの娘と知りません)もう一つ約束してください、とミリ。わかっています。もうテジュには関わるなと?当然です。2度と迷惑かけない。姉にもです、と弟。所でチョン代表は今回の事件でどうなりましたか?と弟。今回の事件には関係ないので処分は受けません。とミリ。安心したと胸をなでおろす弟。名刺を出して何かあったらここへ電話をと言って名刺を渡すミリ。その様子を離れたテーブルで子供2人と、店の料理の下ごしらえをしていた兄の妻とその子供、兄嫁、突然立ち上がり、やってきてその名刺を奪い取ります。全く情けない兄弟。すみませんと義姉。義姉さん!お客様の前で!所であの人たちは?と二人の子供に目をやるミレ。兄の子供です。今は何を?まだ決まっていません、常務。娘の方はメイクアーティストになりたいと言っています。兎に角こんなむさ苦しい所にすみません。帰って行くミリ。(義姉親子は弟の韓国料理屋で引き取ってもらって、暮らしているようです)

チョン(チェ)とテジュ、話しています。母さん!なぜ甥や姪には会っているのに、娘には会わないのですか?会うべきです。駄目!どうして?お前まで!私はお前の母として生きた方が長い。だから探さないで!私より良い家で育った。お願い探さないで!

叔父の家の帰りタビンの家に行く途中、マンションの前で会うミリ。大喜びするタビン。ごめんね、とても忙しかったの。姉ミソン、タビンに先に家に行っていろと言います。又タビンの所へ来るねとミリ。うん、嬉しそうにもらったお土産を持って家に入って行くタビン。家に入れと言わない、と姉。それで幸せなの?うん、とミリ。なぜ会いに来たの?結婚式の後、タビンが私に電話をくれた。お礼を言いに来た。こんな私を叔母さんだと言ってくれた。姉さん!許して!反対を押し切って結婚して、本当にごめんなさい。姉さん改めて謝るつもりで来た。結婚でわかった。今までどんなに幸せだったか。母さん、ミヘ、そして姉さんのお陰で傷付くことなく、どれほど幸せに暮らしてきたかわかった。だから姉さん、本当に有難う。姉の手を握るミリ。ミソンも目に涙をためていました。わかった。幸せになって!姉とミリの和解でした。

 

帰宅したミリ、待っていたテジュ、叔父さんに会えた?うん。どうだった、暮らしぶり?あんなもの。所でその伯父さんは今何処いるの?アルコール依存症で入院している。叔父さんの家まで行かせてすまない。でも有難う。何で?テジュさんがとても良い人だとわかった。今日テジュさん暗いわね?母さんことで犠牲をさせたみたいだ。何を?話が片付いたら話してやる、とテジュ。

ミソンの舅は、夫の運転するタクシーに乗ったチェジュ道帰りの妻、結局夫がタクシーの運転手をしていることがばれて、辞めざるを得なくなり、又元の退屈な生活に戻っていました。その義父に漢方薬を持って見舞いに行くミソンです。

ミヘの編集長、ミヘが好きだと助手に告白します。しかしそれはミヘの小説に魅せられているためで、掻き終わって、出版したら自分はアメリカに帰って本業に専念すると言うのでした。ミヘの母ソンジェは大反対。編集長は駄目!なぜ?とミヘ。まず男は何でも食べないと。家庭的な男と暮らす方がお前には得。ジェボムと結婚させる。ときめかない男と結婚?壁紙みたいな男と結婚すべき。存在感のない男と。純粋で無難な男と。派手で目立った男は恋愛している時は良いが、一緒に暮らすのは大変。嫌だってば。私の言う事に反抗するの?と母。ジェボムとは結婚しない !とミヘ。長姉、ミソンやって来ます。ミヘはジェボムではなく、編集長が好きだと、どうすれば?と母。放っておきなさい!あの子は今まで何度も違う男が好きななった。続いても1か月よ。結婚させなくてもよい。私なんて今の夫と結婚前、私と結婚できなかったら自殺するとまで言ってたのに、今では自分の好きなことしかやってないもの。とミソン。

会長の部屋  インスクの弟呼ばれてきている。チョンの娘は何処だ?アメリカに。娘はインスクと連絡を?姉は知りません。あの後探してもいません。家に来て聞いたこともありません。私が君たち兄弟に娘の近況を報告するためにいくら金を渡したか知ってるか?きちんと言え!住所を言え!スンヨンの住所は兄が担当していました。兄に会わないとわかりません。アルコール依存症で入院しているんだろう?はい、そのせいで連絡が途絶えています。スンヨンも連絡を避けています。私が調べてきちんと連絡します。出て行く弟。妻入って来る。ハニー!俺は死ぬまで会長だ!会長の座を譲るのは死ぬときだ!ニコニコして会長に抱き着くヘミ。

会社の用事の帰りに実家よるミレ。嫁いでみたら、母さんとどんなに幸せだったかわかった。もしかして嫁いびりされた?母さん、余計な心配しないで!ただ私母さんに育ててもらって本当に良かったと思うの。母さんにとても感謝しているわ。結婚して分別がついたね。ええ、そうみたい。そんなことどうでも良い。ミヘを何とかして!

会社に行くミヘ。助手からウジンが君が小説書き終わったら、米国に行くと言っていると聞き驚くミヘ。

常務室 テジュはパク取締役を呼びます。話とは?娘がどうなっているのか知っているでしょう?その話を聞いたとき俺が罪の意識を感じた。その娘の権利を奪った気がして。いいえ、それは違います。それにチョン代表はお坊ちゃまを愛情で育てられました。知っていますとテジュ。その娘を知らないか?ちょっとたじろぐパク。わかっているのは名前だけです。カン・スンヨンですよね、とパク。お坊ちゃま、私が伝える問題ではありません。なぜです?人を探すだけなのに。それでも他の人の立場に関わる問題ですから。パク君こまらない程度に話してくれ。私は協力できません。会長の為?この家の皆の為です。でもどうしても知りたいなら、急いだほうが良いかと。なぜ?どういうことだ?奥様、ナ・へミも探しています。

インスクと弟 姉さん!会長がスンヨンの居場所を聞いたそうね?ええ、自分が探すから、住所と連絡先を渡せと言われた。どうしよう?住所も連絡先も嘘なのに。事実を話そうか?事実?どんな事実?とインスク。兄さんが娘の渡米費用を使った事。姉さんがスンヨンに会ってないのは事実だろう?アメリカにも行かせたし。違う。行ってない!姉さん婚家先に預けただろう?お義姉さんに渡米費用を渡したと?まさか使ったりしたのか?そうじゃない。自分の娘として育てたの。名前も変えて。ならスンヨンはちゃんと育ったのか?ええ、立派に育った。美しく成長した。私の娘だとは思えない位。よかった。本当に幸いだ。スンヨンと連絡を取っているのか?探さないで!あんたも私も探す資格ない!だけど問題が起きたら。イノ!テジュもスンヨンを探しているの。姉さん!私達このまま死にましょう。私はもう生きられない!姉さん!いつまでこんな暮らしを?いつまで私を頼るつもり?私にいつまで家族の面倒を見ろと?言ってみて?私は何なの?あんたたちにとって私は何なの?

ミリ帰宅。携帯なる。もしもし、奥さん!チョン・イノです。姉を助けてください!何を?テジュに何も言わずに、人を探してください!名前カン・スンヨンです。歳は34歳、姉の話では前の婚家先で娘として育ったようですが、探してください!深刻な状況なのです。驚くミりです。


世界で一番可愛い私の娘  67,68

2019-10-14 14:37:41 | あの空に太陽を 68

(65,66は録画がしたはずが、入ってなく、今週半ばに再放映を録画しましたので、後日書きます。少し筋が飛びます。お許しください)

ミリは養母ソンジェの家に行き、実母の兄弟の事を聞きます。なぜ、母の兄弟の事を?私幼い時に一度会った気がするの。なぜ急に聞くの?母の兄弟の事が気になったの。あなた実母に会う機会はないでしょう?家では会わないけど、会社で問題が生じたの。どんな?チョ代表の兄弟がトラブルを起こした。会社で騒がしいの。あの人たち、今も会社に居続けているの?いつまで家族を食い物にするつもりか。人間の屑よ!知らないでおきなさい!とソンジェ。お前は二度と会うべきでない。会社の問題だからテジュさんが収拾しなければ。何を?とミレ。刑務所にぶち込まないと。テジュさんはお人好しよ!でもあなたの叔父さんはまだましよ。お前の伯父さんはひどかった。お前の母が結婚するとき、挨拶に来た。その時伯父さんが急に押しかけて来て、お前の母を引きずり出したの。ええ?有名な妹を高く売りたかったの。貧しい技術者に嫁ぐことになったでしょう。妹の髪を掴んで帰ろうとした。お前の母が聞かないから、家の中のものを片っ端から壊し始めた。そうだったの。あの時お前の祖母が泡を吹いて倒れ本当に大変だった。今でもお前の実母に付き待っとっているの?そうみたい。金ずるだから離れるはずないわ。それでお前の母がきつくなったのよ。お前は絶対関わちゃ駄目よ。全員刑務所にぶち込まれるべきよ。こんな話するなら家に来ないで!長男の嫁がきれいすぎると、義母が反対した。チョ・インスクが来て、私が負けちゃった。

テジュ、叔父と酒場で酒を飲んでいます。娘というのは?とテジュ。母さんに娘がいたのか?そうだ、当時の新聞を見たら出ている、と叔父。お前より少し年上の娘がいた。名前はスンヨンだった。スンヨン?今何処に?元気にしているはずだ。なぜ、結婚するとき娘を置いて来た?再婚同士なら、子どもがいてもおかしくないはず。お前の家は大企業だったんだ。連れて行けるはずがない。話にならない。それでその娘はどうなった?とテジュ。俺はスンヨンの話が出来る立場じゃないんんだ。これ以上言えない。お前を連れて食事に行く。俺にできることはそれだけさ。絶対お前の母さんに言っては駄目だぞ!はい、とテジュ。

三女ミヘは編集長ウジンが好きでたまらないのです。ウジンも好きだったのです。母ソンジェはジェボムを呼んでミヘが好きなのが誰か聞きますがなかなか口を割らないジェボム。が終に編集長だとわかり、会社に駆け付け、聞きただそうとしていました。一方ミヘは叔父ヨンダルに珍しく誘われて昼食をご馳走してもらっていたのです。勘の鋭いミヘは母が会社に行ったと気づき会社へと急ぎます。肝心の事を聞こうとしているまさにその時ミヘが来て強引に母を連れ帰ってしまったのでした。

会長の部屋  インスク椅子に座っている。なぜ座っている?膝をついた次は何をする気だ?会長が望むことを、何でも言う通りにします。とインスク。わしは家の蔵を狙うネズミを見付けだすだけだ。サギ集団と組んで金を盗もうとするとは!組んだりしていません。弟は知らなかったんです。もう良い!詐欺師を捕まえろ!その日のうちにお前の弟も刑務所入りだ!その時ドアーをノックする音が。入れ!入って来たのはミリでした。報告に来ました、とミリ。そうか、何処まで済んだ?詐欺師どもを捕まえました。フィリッピンから送還されます。そうか良くやった!さすがに君は仕事が早い。どうやって捕まえた?計画的に逃げたのに?と会長。話が漏れないように格別に注意したと聞いています。そうだろうな。なので噂は贈賄側から広まったと思ったのです。噂が広まった経路を逆から追いました。それは合理的な方法だな。関わった人物を全て調べた結果何者かが怪しい接触をした痕跡を見つけ追跡して詐欺師を捕まえました。なに?ナ・ドジンも関与したのか?問題を大きくするために詐欺師の行方を知りながらわざと隠家を提供していました。どうして問題を大きくするんだ?それはお義父さんが本人に聞いた方が良いかと。なんて奴らだ!出て行くミリ。どうして身内同士で争う?とインスクに。申し訳ありません。二度としないように言います。私が決める。わかりました。君の弟の罪滅ぼしをするまで今の仕事をしろ!これから俺の言う事をきくんだ。元のように補佐しろ!はい。ほっとして同じく出て行くインスク。廊下で待っていたミリ。お前に聞きたいことがあると実母。この家でずっと私を見ることになる、とインスク。もう関係ない。私はあなたの娘ではないから。とミリ。お前だけが娘だと?私も娘よ、とインスク。

 

テジュは会社の常務室でパソコンを開いて、チョン・インスク、アナウンサー調べています。

常務室 ミリ書類に目を通している。 報告書を持ってやってきた元部下2人。その報告書を見てから、ミリ、なぜ部長が報告書を持ってこないの?部長は昨日も会社に来ませんでした。驚くミリ。ミネさん!ドジンを呼んで!やってきたドジン。なぜ会社に出勤しないの?会長夫人に呼び出されたもので。それも業務でしょう?と平気で言うドジン。

家 お前が管理できないからだ、とドジン、会長夫人が嫁に?会長夫人はお前で、カン・ミリは嫁だろう?逃げた詐欺師を俺が捕まえた。会社のためにやったと。懲らしめようと思った。チョン・インスクの兄弟が目障りだから。会長にどう思われるか・・・とヘミ。チョン・イノを追い込むために詐欺師を隠した。俺が先にその詐欺師を見付けた。褒賞を受けてもよい、とドジン。会長に何と言ったらいいの?どうしてばれるようなことをしたの?とへミ。カソ・ミリがそこまで調べるとは思わなかった。カン・ミリがお前に一言も相談しないで、会長に報告してしまったんだ。(ドジンはヘジュを貶めるために、詐欺師を雇って、ヘジュの母、インスクの兄弟の悪を暴こうとしたのですが、その詐欺師をミリが捕まえて、ドジンにやらされたと白状し、その事実を会長に報告したのでした)

長女ミソンの姑と舅。舅はうるさい妻から逃れるためにタクシーの運転手を始めたのですが、ある日妻が遊びに出かけてたチェジュドウから帰宅し、タクシーに乗ったのですが、そのタクシーは夫が運転していたのです。共稼ぎの長女ミソンは家政婦が海外に引っ越してしまい、時々夫が休暇を執って娘タビンの面倒を見ていました。愛用の自転車を妻から返してもらうために。しかしタビンがお腹を壊したのに、アイスクリームを一緒に食べている姿を発見され、自転車は返さないと宣言されて、怒る夫です。

 


世界で一番可愛い私の娘 63, 64

2019-10-08 19:32:40 | あの空に太陽を 68

新婚のテジュとミリ、身支度して出勤します。マーケティング本部を任されたから頑張らなければと言うミリ。オモニに会ってから本部に行く、オモニは昨日から出社してないそうだ。と言ってテジュは行ってしまいます。マーケティング室に一人向かうミリ。

マーケティング本部の社員たちがいるところへやってきた新部長ナ・ドジン、大威張りで社員のいる部屋のソファに腰かけます。威張り散らすドジン。その様子を部長室から見ているカン・ミリ常務。マーケティング部の総括を任されていたのです。テジュもやってきて、会議が始まります。会議中出た言葉、VMDの意味が分からずに隣に座っていたパク代理に、何の意味か尋ねるドジン。驚くミり、コンセプトに合わせた製品を展示する等売り場全体を整えることですと言います。それくらいわかっていると強がるドジン。会議後、ドジンに分からないことがあったらパク代理に聞くようにと言うテジュに嫌な顔をするドジンです。

テジュはマーケティング部長室に行き、ドジンにここは会社、序列に従って下さい。家で経営している会社じゃないか、とドジン。成果を望んで与えた席です、とテジュ。一人は首だと言われ、もう一人は問題起しても収拾してもらえる!HS建設のチョ・イノ部長、問題を起こしても、お前が防ぐ。お前が損害を穴埋めしたのか?そんな大金何処から出たんだ?チョ代表の頼みか?今回はそうはいかない。それで代表は辞めたのか?それが理由じゃなければなぜ辞めた?と言うドジン。黙るテジュ。

チョ代表の部屋 決済をもらいに来たと言うミリ。座ってと椅子に促すインスク。座るミリ。旅行は楽しかった?ええ、とミリ。固持していた地位でしょう、なぜ辞めるのですか?とミリ。それじゃお前と同じ家に住むことになる。だから出て行くのよ。お前の勝ちよ!皮肉は聞きたくないとミリ。本当よ、私は生きる道を求めて発つ。特にナ・へミを甘く見ないで、意外と頭がいいのよ。計略に長けている。打ち負かせようとせず、合わせなさい!とチェ。ナ・ドジンマーケティング部長?理解できない、とミリ。だからお前は駄目なのよ。わからない?一つは席を与えないとナ・へミが黙っていない。放っておけば、あちこち問題を起こす。最近会社の名を使って問題を起こした人間、お前たち二人の下に置けば管理が楽でしょう?敵は近くに置くべき。結婚式場で、とても綺麗だったわよ。それを言いたかった。行きなさい、と言うチェ常務。

会社の廊下ですれ違うヘミとドジン、知らないふりして聞いて!チェ代表の娘を探して!わかったと頷くドジン。

 

ミヘは昨日会社で、編集長の元妻ソ・ヒジンからアルバイトと間違われ、後から入ってきてその言葉を聞いた編集長ウジンにすごく怒られたのでした。そしてミヘの書いた家族をテーマにした小説が今時はやらないダサイ作品だと言ったことから、ウジンとヒジンが論争をはじめ、ミヘを人格的にも評価したウジンがミヘを好きだと見破ったのです。その会話を立ち聞きして、気まずい思いをしたミヘは小説の最後の部分をパソコンからウジンに送り、その日は会社へは行かず、やってきた9年来の男友達ジェボムを置いて銭湯へ行ってしまったのでした。ジェボムはミヘの部屋の掃除をし、食事も作ってミヘの帰りを待っていました。そこへジェボムが来ているから食事でも作ってやらねばとやってきたミヘの母ソンジェ、前々からミヘの婿にどうかと思っていたのですが、すっかり気に入ってしまったのでした。彼が作ったチゲを食べるソンジェ。ジェボムはもう有名な脚本家になっていたのです。年収を聞くと、1作書くと、サラリーマンのい給料1年分の年収位になると言うジェボムにもう絶対ミヘの婿にと思うのでした。彼の父は江南で大きな病院を経営する医者でした。しかしミヘはジェボムは単なる友人と思っていたのです。それは知っていても諦められずミヘを慕って通ってくるジェボムでした。ミヘが編集長に気があることも分かっていました。ソンジェはミヘをどう思うと聞きます。お母さん!ミヘは僕を男として見ていません。あんたが男でなかったら、誰が男なの!

弟ヨンダルに婿にどうかと相談するソンジェです。

風呂屋から帰ってきたミヘ、好物のトッポキを食べながら帰って来ます。家の前まで来て、なんとそこにウジンがいるのを見ます。驚いて口に銜えていたトッポッキを落としてしまいます。今日は会社を休んだからどうしたかと思って来た。小説は読んだ。良く書けていた。編集長ご飯は食べましたか?と聞くミヘ。いつも食べてないと言うウジン手提げから、別のトッポキを出して、ウジンの口に入れますが、周りのたれが口からはみ出してしまいます。慌ててそのトッポキを口から取って、投げ捨て、自分の手でウジンの口を拭き、その拭いた手の指を自分の口に入れてしまうミヘ。その行為に驚いて、慌てて家の中に入って行くミヘ。びっくりしてたたずむウジン。飛び込んできたミヘに、あんた、ジェボムと結婚しなさい!と言います。駄目!好きな人がいるから、とミヘ。その言葉に驚いて外へ行く母ソンジェ、その時車で帰って行く編集長を見たのです。

ミリ会社から帰宅。へミ、あら旦那と一緒じゃなかったの?寄る所があると言っていました。チョンと?そうだと思った。お茶でも飲む?二人でお茶を飲みます。チェはなぜ会社を辞めると言ってるの?知りません。チョンには結婚する前に娘がいたと聞いたけど今どこにいるの?はっとするミリ、でもにこりともしないで冷静に知りません。

テジュはチェの実弟イノの家に行っています。叔父さん、予想以上に深刻だ。逃げた業者は捜査中だ。解決したのでは?とイノ。金の問題は解決した。だが叔父さんが取った金が問題なんだ、とテジュ。あれは俺が悪かった。事情は知っているとテジュ。兄が問題起し、それを収拾しようとしたとイノ。だからまず僕に話してと頼んだのに。すまない、お前に合わせる顔がない。報道は止めたが、会長の耳に入らなければ良いが。その時ドアーが開いて中に入って来たインスク、テジュが居るのに気づかず、イノに飛び掛かって殴り始めます。何と言う事をしたの?なぜ問題ばかり起こすの?この馬鹿!いっそ死になさい!それを止めようとするテジュ。やっとテジュがいるのに気づいたインスク、まさかお前?姉さん、僕がテジュに頼んだんだ。姉さん! 母さん!出て行って!とイノに言うインスク。出て行くイノ。二人になって、どう言う事?私はイノが逃げた業者捕まえて代金を払ったと聞いたのに。まさかお前がしたの?仕方なかった。貸すなと言ったでしょう?問題が大きくなる前に解決したかった。テジュ!あなたは私の実の息子ではない!あの人は家族じゃない。人の血を吸うヒルよ。お前を食い物にしている。そう言わないでくれ。僕には家族と同じだ。それに今回は叔父さんから頼まれる前に、僕が助けた。僕のためにやったことだから、母さん自身が傷付く必要はない。すまない。知られたくなかった。何があっても私が返す。問題は何処まで広まったか?ああ、僕が個人で収拾出来る線を越えた。ナ・ドジンも知った。いずれ父さん耳にも入るだろう。泣く母。泣かないでくれと母を庇うテジュ。

ヘミ、会長とお茶を飲んでいる。なぜ執着するのかわからない。執着?そう見えるか?ええ、見える。いつかは荼毘にすると脅していたのに、今日はあなたがチェに懇願していた。ハニー!送り出して!もう縁のない女でしょう?夫もいないし、産んだ子もいない。同じ家にいるのが嫌なの。何の資格もないのに、この家を牛耳っているのも本当に嫌なの。知らないなら口を出すな!それならお前がやるか?会社の仕事は兎も角、家の事は一年中山ほどある。出来るのか?出来るわ。それに家には嫁がいるでしょう。立派な嫁がいるのに何が心配?出て行くと言ってる時にいくらか握らせて送り出して!所でチェが嫁いだ時置いて来た娘がいたな?なぜそんなことを?何となく気になって。

テジュ帰宅。遅くなってごめん。疲れたでしょう。お母さんとはなぜ?色々複雑で。もしかしてドジンと話していた事?以前叔父さんを助けたことがあった。ドジンの事?いいや、HS建設のチョン・イノ部長、オモニの実弟だ。マレーシア主幹をしていた事業が問題があって。金銭的な部分は僕が解決した。途中事がこじれて、複雑になった。それで静かに終わりそうにない。そう、前にも同じような事が?とミリ。うん、叔父さんは優しい人だ。だけど事業と言うのは、良い人を放っておかない。食い物にしようとする。母さんが知る前に処理しようとしたのに、今回は大きくなり過ぎた。隠せない。助けてあげたいのに。母さんは実家の問題は自分で解決しようとする。明日どう出て来るか心配だ。ああ!疲れた。シャワーを浴びてくる。

翌日インスク会長の所へ。ミリ!とヘミが呼び、自分は今から家庭教師に会いに行くから、このお茶を会長の所へ持って行ってと言います。はい、わかりました、と言うミリに、何時になったらオム二と言ってくれるのかしら?まあ、徐々にね。

インスク、会長に頼んでいます。書類を会長に渡し、床に座るインスク。それに目を通した会長、マレーシアで問題を起し、賄賂迄受け取ったのか?会長!どうか助けてください!刑務所に送ってやる!慈善事業をしているんじゃない!犯罪者を匿う気はない!死ぬまで臭い飯を食えばよい!会長!お願します!弟はそんな悪い人間ではないです。情けない兄を大学時代からアルバイトをして支えていました。甥たちの父親代わりも。だから何だ?店まで失いそうになって、私に言えず・・・だから何だ?会長!どうか一度だけ善処てください!駄目だ!これで何回目だ?今度だけは絶対駄目だ!会社の法務部に引き渡せ!どうか助けてください!涙を流して懇願するインスク。3年前に離婚して子供の養育権も奪われ、刑務所に入ったら、面接権も失います。月2回子供に会うのを生きる楽しみに、仕事をしているのに。40歳過ぎて刑務所に入ったら、弟は廃人になってしまいます。その時、お茶を持って入って来たミリ、実母の姿を見て驚き、陰に隠れます。