ホンヨンはヒヨンにキョングが本当に愛しているのはあなただ。どうか一緒になってくれと言うのです。そして自分が幼かった時代、故郷の学校で貧しかったキョングはお弁当を持ってこれないで昼食時は外に一人出ていたこと。自分が二人分のお弁当を持って行ってあげてもプライドの高いキョングは決して受け取らなかった事。そのお弁当を弟のキョンミンにあげると二人で外でこっそり食べていたこと等を話します。自分の父のために二人を傷つけてた事をわびて帰って行くホンヨンの姿を見たヒヨンは、ホンヨンのキョングに対する深い愛情を感じます。そして父から結婚を許されるのを断ってアメリカへと旅立って行きました。
やはりクムシルの母を殺したのはイ専務でした。ホンの遺体の鑑定と彼の妻の証言から歯型も夫のものだと証明されます。
かたくなに黙秘していたイ専務もついに白状します。あの晩クムシルの母を車に乗せ、パク氏が議員に当選するまで静かに何処かにいてくれと言う意専務に更なる金を要求したり、車から無理やり降りて逃げようとしたりするクムシルの母を追いかけて殴っているうちに、彼女が足を滑らせて崖から落ちて頭を打って亡くなってしまいます。それをイ専務が運転手だったホンに手伝わせて、遺体に重石をつけ貯水池に投げ捨てたのでした。その後事あるたびにホンが脅迫してイ専務に金を要求してきたことで思い余って彼を殺したことなど白状します。同席していたパク氏は全て自分が悪かった。イ専務の行動も全て自分のせいだったと泣きながら謝るのでした。
新聞に獄死した父が実は犯人ではなかったことが記事で出た事で、キョンスク姉弟とクムシルは父の墓参りにでかけます。するとパク氏がすでに墓前で祈っている姿を見つけるのでした。真犯人が見つかった事、父さんはもう安心してとキョンスクたちは報告します。帰り、もうすべての故郷の土地を売り払ったパク氏が、キョンスクたちを今売りに出ているリンゴ園に案内します。その中にある一本のリンゴの木は昔父がその木に触って、キョンスクに弟たちの面倒を見てやってくれ、そして黄金のリンゴにしてやってほしいと誓わせたリンゴ園でした。(この話の中には出て来ませんでしたが、昔キョンスクが弟キョングに料理屋を止めたら故郷に帰ってリンゴ園をやりたいと言うセリフがありましたからきっとキョンスクはここでリンゴ園を始めるのだと思います。)
クムシルは実の父パク氏と暮らすことになり、パク氏は夢のようだと喜びます。
そしてキョングはホンヨンの元を訪ねて再びお互いの愛を確認しあい、結ばれるのです。
弟キョンミンも恋人と結ばれるようです。
そしてキョンスクはもともと相思相愛だったジョンギュと結ばれます。あのリンゴの木に手を触れ、昔父と誓った弟たちを黄金のリンゴにする約束を果たしたこと、自分は足がなえてもうあまり長くは生きられないと皆に反対されたが愛するジョンギュと結婚することを報告するのでした。