ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

平等な競争原理

2014年05月13日 03時06分43秒 | 教育・指導法
子どもたちは競争が大好き。

それは、ゲーム感覚になるから。

競争を否定する人もいる。

それは、競争により不幸になる人が出るからだろう。

競争しても、みんなが幸せになるならそれはOK。


この日も面白くかつ子どもたちが燃えた指導法を思いついた。(その場で思いつくことが大半。)


まずは、単独演武の通しの練習で。

通した後で、

「たくみ、ななみ、こうきは前に出なさい。とっても一生懸命にやっていました。メダル級です。」

と言って、次の1回は前でやらせた。

「次、また、一生懸命にやっている人を選びます。」

これで、子どもたちは燃える。


「たくみ、しゅんた、しょうや 舞台に上がりなさい! この3人は金メダル。」


「A、B、C、D、E、列の後ろに行きなさい。先生から見ていると少し気持ちを抜いているように見えました。銅メダルです。」


「ほかの人たちは銀メダルです。その場所でやりなさい。」


また、1回通す。


「○○、□□、◆◆、上に上がりなさい。」


「A、C、D、E 戻りなさい。Bはそのままです。まだ思いきりできるはずだ。」


「F、G、H 一つさがりなさい。さっきよりも出来ていませんでした。」


これは、Bを孤立させないためと、全体に緊張感を与える効果がある。


次の1回を通す。

「よーし、次はあがったるぞ!」

という声が聞こえる。

しかし、3構成目ぐらい、

「やめ~! 時間なので休憩します!」

「え~! もっとやりたい!」

ここで、

「じゃあ、やりましょう。」

はしない。もっとと思わせておくことが大切。

5分の休憩(子どもたちはボール遊びやオニゴツコをして遊ぶ)のあとはまた15分間通す。

合計、単独演武だけで、10回は通している。

楽しいことは疲れない。(ように感じる)

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