ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

大会前は休憩を多くする橋本西

2014年05月13日 02時55分37秒 | 教育・指導法
ブロツク大会まで、2週間を切った。

大会前になればなるほど橋本西は休憩が多くなる。

この日も、15分やって5分休憩を繰り返した。

このパターンは稽古効率がよい。

拳士は集中できるし、15分ならがんばれる。

しかも、がんばれば5分間の休憩(自由遊び)というご褒美がある。

これで「報酬系の脳」になっていく。

ただし、最初に、

「一生懸命にやっていない拳士は、休憩時間にも稽古するかもしれません。」

と言っておく。

「・・するかもしれません。」

とぼやかしていうのがポイント。

断定すると、必ずそうしないといけない。

ぼやかしておくと、指導者の裁量で変えていくことができる。


2週間前からは演武を通していく。

次のようにしている。

1.ねりこみ→姿勢、形の意識

2.スピード6→目配りの意識

3.スピード10 気合なし→気迫の意識

4.スピード10 気合あり→気合の意識

これを繰り返していく。

ただし、1.2.3は2回程度で、あとは4を繰り返す。

長坂が全体指揮をし、土橋はその間にピックアップして個別指導を行う。

橋本西の指導者は、長坂と土橋の二人だけ。

それで、十分事足りる。

システムがあるかないかの問題である。

人数があれば、人を使う。

人数がないときは、頭を使う。

ただそれだけ。



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