ロシア 「軍事演習を終了して部隊はロシア領内に移動している」
アメリカ 「ロシア軍の撤収の情報は無く、国境地帯に新たに7000の兵力が集結している」
ロシア 「我々がいつウクライナに侵攻するのか、メディアはスケジュールを教えてくれないか。休暇の予定があるから」
アメリカ 「ロシアの侵攻スケジュールは確かだが、証拠は安全保障条約の機密で教えられない」
コレ、中学校の国語の教科書に載っている芥川龍之介の「藪の中」みたいだよね。誰が真実を語っているのか、あるいは皆んな嘘なのか、情報源を持たない我々には全く分からない。
一番問題なのは、両者阿吽の呼吸で嘘をついているケース。
世界も市場も、手のひらで転がされるだけ。
今回はロシアの報道官に座布団三枚だね。ロシア人はブラックな小話の天才だから。
それに比べて西側はヒネリが足りない。故フィリップ殿下(エジンバラ公)ならば何と言っただろうか?
「イワン達の戦車はオモチャみたいでキュートだ」位は言っただろうか?知れにしても、カラーにライトアップされた橋梁を渡る戦車運搬車両の映像はシュール。ワザワザこの映像をチョイスする当たり、完全におちょくられている感じがするよ。(マニアにはヨダレもののレア映像だけど。