■ SARSよりインフルエンザに近い感染 ■
中国は新型コロナウイルスに関しては日本よりも情報開示が徹底しています。コレはSARS流行の際に情報を隠蔽した反省に則った変革です。
最新の情報では新型コロナウイルスは上気道下気道の両方で増殖すると発表されています。SARSは主に下気道で増殖して肺炎を引き起こしますが、発症するまでにウイルスはあまり体外に放出されません。
一方新型コロナウイルスは下気道のみでなく、同時に上気道でも増殖して、喉や鼻腔の奥で炎症を起こします。コレはインフルエンザの症状に近い。
実際に感染者を調べたところ、無症状でも鼻腔や喉でまとまった量のウイルスが確認されるケースがあるようです。この人が咳やクシャミをすればウィルスを放出する可能性があります。
さらに中国ではエアロゾル感染力が在ると、改めて発表されており、これもインフルエンザに近い。要は無症状者が咳やクシャミをすると、放出されたウィルスは空気中をしばらく漂い、それを吸い込んだ人に感染する可能性が有るのです。
もし、これが事実ならば、新型コロナウイルスは、インフルエンザと同程度の感染力を有し、国民が通常の生活をすれば、インフルエンザと同程度には感染が拡大する事になります。さらに「新型」で多くの人が抗体を持たないので感染力はさらに高い。
■ 蔓延は避けられないが、幸いにも毒性は低い ■
今までインフルエンザと比較して「感染者数が圧倒的に少ない新型コロナウイルスは脅威とは言えない」と論じていた専門家が多いのですが、仮にインフルエンザ並みの感染力を有するならば、新型コロナウイルスは「インフルエンザ並みの脅威」だと言えます。
所で、インフルエンザの流行で都市が封鎖されたり、社会生活がストップするだろうか?
多分、新型コロナウイルスが蔓延した場合、日本でもそれなりの数(数百人から1千人)程度の死亡者が出るでしょうが、それはインフルエンザの死亡者の数と大差有りません。そして、新型コロナウイルスで亡くなる可能性が在る方は、インフルエンザでも亡くなる可能性が高い。....そして「007」でない限り人は2度死ぬ事は有りません。
仮に新型インフルエンザが蔓延したとして、その死者とインフルエンザの死者の合計数は、例年のインフルエンザの死亡者より少し多い程度だと私は予想します。
■ 二度目の感染で重症化? ■
ただ、武漢では本来ならばハイリスクとは言えない医療スタッフに犠牲者が出ている点が不可解です。2度目の感染で重症化するという中国の研究者の指摘もあり、注意は必要です。抗体ができた後の感染で、免疫が異常に高まるサイトカインストームを引き起こす確率が高いウイルスの可能性には留意した方が良いかも知れません。
尤も、1度目の感染治療で使用される抗ウイルス薬は、体に負担を掛けたり、後遺症を残したりするので、その影響で2度目の感染で重症化する可能性も指摘されています。中国では体に負担の少ないマラリアの治療薬で効果が出た事から、この薬に注目が注目されています。
■ 間質性肺炎 ■
新型コロナウイルスでは肺炎が重症化して亡くなるケースが大半ですが「間質性肺炎」を発症するという情報が流行初期に中国から有りました。
間質性肺炎は、インフルエンザウィルスでも起こりますが、その他カビやキノコの胞子の吸入などによるアレルギー反応でも発生します。肺組織が繊維化する肺炎で乾いた咳を特徴とします。
間質性肺炎はサイトカインに誘導されて急性発症する例があるようで、発症因子を持つ人が居る様です。新型コロナウイルスがサイトカインを誘導し易いウイルスで、その結果、ある種の因子を持つ人達に急性の間質性肺炎を引き起こしているとするならば、この因子を特定する事で若年者のハイリスク群を特定出来る可能性も有ります。
まあ素人の妄想ですが、中国から大量に無秩序に伝わる情報は、日本国内の少ない情報よりも様々な可能性を示唆してくれている様に感じます。
クルーズ船内の状況をひた隠す日本よりも、マシと感じるのは私だけでしょうか。
中国は新型コロナウイルスに関しては日本よりも情報開示が徹底しています。コレはSARS流行の際に情報を隠蔽した反省に則った変革です。
最新の情報では新型コロナウイルスは上気道下気道の両方で増殖すると発表されています。SARSは主に下気道で増殖して肺炎を引き起こしますが、発症するまでにウイルスはあまり体外に放出されません。
一方新型コロナウイルスは下気道のみでなく、同時に上気道でも増殖して、喉や鼻腔の奥で炎症を起こします。コレはインフルエンザの症状に近い。
実際に感染者を調べたところ、無症状でも鼻腔や喉でまとまった量のウイルスが確認されるケースがあるようです。この人が咳やクシャミをすればウィルスを放出する可能性があります。
さらに中国ではエアロゾル感染力が在ると、改めて発表されており、これもインフルエンザに近い。要は無症状者が咳やクシャミをすると、放出されたウィルスは空気中をしばらく漂い、それを吸い込んだ人に感染する可能性が有るのです。
もし、これが事実ならば、新型コロナウイルスは、インフルエンザと同程度の感染力を有し、国民が通常の生活をすれば、インフルエンザと同程度には感染が拡大する事になります。さらに「新型」で多くの人が抗体を持たないので感染力はさらに高い。
■ 蔓延は避けられないが、幸いにも毒性は低い ■
今までインフルエンザと比較して「感染者数が圧倒的に少ない新型コロナウイルスは脅威とは言えない」と論じていた専門家が多いのですが、仮にインフルエンザ並みの感染力を有するならば、新型コロナウイルスは「インフルエンザ並みの脅威」だと言えます。
所で、インフルエンザの流行で都市が封鎖されたり、社会生活がストップするだろうか?
多分、新型コロナウイルスが蔓延した場合、日本でもそれなりの数(数百人から1千人)程度の死亡者が出るでしょうが、それはインフルエンザの死亡者の数と大差有りません。そして、新型コロナウイルスで亡くなる可能性が在る方は、インフルエンザでも亡くなる可能性が高い。....そして「007」でない限り人は2度死ぬ事は有りません。
仮に新型インフルエンザが蔓延したとして、その死者とインフルエンザの死者の合計数は、例年のインフルエンザの死亡者より少し多い程度だと私は予想します。
■ 二度目の感染で重症化? ■
ただ、武漢では本来ならばハイリスクとは言えない医療スタッフに犠牲者が出ている点が不可解です。2度目の感染で重症化するという中国の研究者の指摘もあり、注意は必要です。抗体ができた後の感染で、免疫が異常に高まるサイトカインストームを引き起こす確率が高いウイルスの可能性には留意した方が良いかも知れません。
尤も、1度目の感染治療で使用される抗ウイルス薬は、体に負担を掛けたり、後遺症を残したりするので、その影響で2度目の感染で重症化する可能性も指摘されています。中国では体に負担の少ないマラリアの治療薬で効果が出た事から、この薬に注目が注目されています。
■ 間質性肺炎 ■
新型コロナウイルスでは肺炎が重症化して亡くなるケースが大半ですが「間質性肺炎」を発症するという情報が流行初期に中国から有りました。
間質性肺炎は、インフルエンザウィルスでも起こりますが、その他カビやキノコの胞子の吸入などによるアレルギー反応でも発生します。肺組織が繊維化する肺炎で乾いた咳を特徴とします。
間質性肺炎はサイトカインに誘導されて急性発症する例があるようで、発症因子を持つ人が居る様です。新型コロナウイルスがサイトカインを誘導し易いウイルスで、その結果、ある種の因子を持つ人達に急性の間質性肺炎を引き起こしているとするならば、この因子を特定する事で若年者のハイリスク群を特定出来る可能性も有ります。
まあ素人の妄想ですが、中国から大量に無秩序に伝わる情報は、日本国内の少ない情報よりも様々な可能性を示唆してくれている様に感じます。
クルーズ船内の状況をひた隠す日本よりも、マシと感じるのは私だけでしょうか。