人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

最初が肝心だ・・挨拶しておこうじゃないか

2018-02-07 05:09:00 | 時事/金融危機
 

イエレンは去った。

今度のパウエルってのはどんなヤツなんだ?

小物だよ。ちょっと脅かせば、そうそう利上げも出来まい。

仕掛けはバッチリだぜ。

じゃあ、就任のプレゼントを贈ろうじゃないか。







パウエルFRB新議長就任に合わせたタイミングは、まさに市場からの利上への警告の様。

かつて日本の大バブルが弾けた時は、アメリカ国内で「日本暴落ファンド」が組まれ、その金で日本国債と日本株が買い上げられた。そして、一斉に日本国債を売却して金利を跳ね上げて株が売られ易い状況を作り、そこで株の売り浴びせをした。当然彼らは空売りで大儲け。

日銀は指値オペでこの様な不穏な動きを封じ込めますが(たぶん)、FRBは直接米国債金利をコントロール出来ません。ここが怖い所。

信号待ちや会社のエレベーターの中で普通のサラリーマンが株の話をしているのを頻繁に耳にする様になりました。巷に靴磨きが増えると・・・そろそろ収穫祭の時期かなあ・・なんて思う今日この頃。


イエレン時代のマジックワードは「雇用は緩やかに回復している」だったが、最近のマジックワードは「世界の実態経済は堅調」。実際の市場のゲームは雇用とも実体経済ともかけ離れた所で展開しています。