人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

「全球一体化」・・・これこそが今世界で進行してい事

2011-05-29 08:34:00 | 時事/金融危機
 
  
■ 「全休一体化」・・・内閣府は良く分かっている ■

放射線の全然性について書こうと思っているのですが、DNAの自己修復をもう少し調べてからアップします。

日本が地震だ、原発だと言っている内に、世界の大変革が迫っています。
内閣府がこんな発表をしています。

<ロイターから全文引用します>

世界経済は歴史的転換期、ドル基軸変質の可能性も=内閣府リポート

[東京 28日 ロイター] 内閣府は28日、世界経済の現状と見通しを分析した「世界経済の潮流2011年」をまとめた。リポートでは、市場の一体化が世界的に進む「全球一体化」と、新興国の台頭で、現在の世界経済は大きな構造変化が進行する「歴史的な転換期にある」と指摘。

 日本は、一次産品価格の上昇を前提としたエネルギー戦略や貿易構造を構築することが必要だと主張した。新興国の存在感が高まることで「ドルを基軸通貨とする国際金融システムも、徐々に変質する可能性がある」との見通しも示した。

 内閣府は「財」、「資本」、「労働」市場などで一体化が世界同時に進行している状況を「全球一体化」と名付け、単なる国際化を含意する「グローバル化」と区別して定義。財市場では、新興国の実需増や金融商品化が一次産品の価格高騰を招き、資本市場でも世界経済の不均衡(グローバルインバランス)の再拡大と新興国バブルが進む一方、先進国金融機関の寡占化や巨大化が進行するなどリスクが増大しているなどと分析した。

 その上で、新興国の台頭で価値観が一段と多様となり今後の国際協調がさらに困難になること、新興国での所得格差が広がりが政治・社会の不安定性さを増大させかねないこと、優れた人材の流出が進みやすくなることなどもリスクとして列挙。日本は価格競争だけに頼らない産業・貿易構造を作り上げることや、経済・金融システムの健全性確保に向けた政策、財政の持続可能性確保に向けた取り組みなどが必要だと指摘した。

<引用終わり>

世界で豊かな暮らしを出来るのは、上位15%の人たちです。
先進国がそれを独占していた時代は終わろうとしています。

私達は、残る85%の人たちかも知れません。
しかし、85%の人たちが不幸だという考え方は古いのです。
政府もメディアも経団連も15%を維持する事しか私達に伝えません。
今大事なのは85%に人々の幸福です。
これは、従来の政策の延長線には存在しません。

85%の人々の幸福をどう作り出すか、今こそアイディアが求められています。