『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

案外楽しい入院生活 その3

2007年02月28日 03時01分00秒 | ぺこちゃんにまつわる話
「病気なんかできんでぇ!したらあかんわぁ!
 おねえちゃん、おねえちゃんこそ、無理したらあかんよ。」

一昨日、病室に入った途端に隣のベッドのおばちゃんに言われた言葉。
あの~・・・こんにちはもまだですよ~

実はおばちゃん、翌日に退院が決まり、嬉しいのと同時に請求書を見て・・・。
片手は軽いわぁ・・・(←軽く50万・・・ひゃぁぁぁぁ

「ほんまになぁ、病気する言う事はこういうことやねんなぁ。」
「病気にならんように、気ぃつけなあかん言う事やね。普段から。」
「そうそう、それが分かっただけでもええとせな。」
「えらい高い授業料やけどなぁ、元気になって帰れるんやさかい。」

「せやけどなぁ、お金に困ってはる人らはどうしてはるんかな?」
「せやで、もし救急車で運ばれてみ、いらん言うたかて入院になるやん。」
「どないかなる方法があるんかなぁ?何や心配になってくるわ。」

・・・さすがに大阪のおばちゃんなのである。
おせっかいなんだからぁ・・・けど、あったかい

かぁちゃんは長年住んでいながら、大阪の言葉を話す事はなかった。
なので私も大阪弁はどちらか言えば意識しないと話せない。
未だに「出身はどちらですか。」な~んて聞かれているくらいだから・・・
今のかぁちゃんには故郷の言葉の方が通じるので、
私、どこの人?・・・ってくらい方言がきつくなっている

で、昔は、はっきり言って、大阪弁って嫌いだった。
人の心に中にずかずかと平気で入り込む様な・・・あつかましいとさえ思ったけど、
そのあつかましさや、一見傍若無人に見えたり聞こえたりする
「大阪のおばちゃん。」は、ほんとはとっても温かく、情に厚いのだと思う。

「もうな・・・悩んでもしゃぁないからな。わろてんねん。」
「泣いてもわろても治らんものは治らんねん・・・せやったらわろてな損やわ。」
「わろてたら、治るかもしれんで。」・・・わっはっは~っ

そうだ!わっはっは~っ!!なのだ

ぺこちゃん、猿来いど~した!!・・・じゃなく、サルコイドーシスという
何とも、奇妙な名前の病気の疑いが濃い事が判明。
命にどうこうある病気ではないようだけど、
肺の状態が余りにも悪いので、プレドニン治療が始まりそう・・・。
あと、一ヶ月は入院が必要かも・・・

詳しくは、明日の目と心臓の検査を終えてから。
楽しいなんて言ってられなくなりそうなので、今のうちに楽しんでおこ~っと

コメント (2)
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