「せっかく来られたんやから。口腔ケアをしましょう。」
と、にこやかに招き入れてくれたのは、かぁちゃんの歯医者さん。
またしてもやってしまった
ひと月に一度の歯医者さんの日に、入れ歯を忘れたのはこれで二度目である。
隣の街の障がい者(児)専門に週に二度、保健センターに歯科医師が出向いて治療してくれている。
顔見知りの助手さん達が次々に「せっかくやもん。」と慰めてくれたけれど
どうにも、情けないやら申し訳ないやら
あ~あ・・・しっかりせえよ自分・・・!!
と、思う事が目に余る。
あっちで転び、こっちでぶつかり、いつになったら大人になれるのやら。
・・・ん?
いや、大人になる前に老化が始まっている事に気付かいでかっ!!
せっかくこうして生きているのだから、毎日を穏やかに過ごして、時折口元に笑みを浮かべて・・・
もちろん、にた~っとではなくにっこりと
優しげな表情で世間様を見つめて、わが身を見つめて、家族を見つめて、空を見上げて
心配しないで。何も狼狽える事はないのですよ。
どうか心配しないで。何も悲しむ事はないのですよ。
苦しい事や哀しい事だけがある訳じゃないのですよ。
苦しい数と同じ分だけ幸せはあるのですよ。
そんな事を確信して心静かに、いつかはなれるだろう・・・
なんてぇ私の中での大人のイメージは、とっくの昔に脆くも崩れ去り!!
こうして、忘れ物や青あざや擦り傷だらけで今日も生きている。
穏やかなんかになれるかぁ!!
せっかく生きているのだから、ドタバタジタバタしてやるのだ!!
そう心に決めなくても、毎日がそうなるようになっているらしいな。私の人生。
ならばついでに、ぎゃはははっ!!と大声で笑い飛ばしてやる。
・・・・・・・・・ふんっ
そうそう、今回行く時に初めて“介護タクシー”を利用してみた。
前回、私の足腰の踏ん張りが利かなくて、普通の車への移乗が困難と判断して
往復、片道30分以上の距離を車いすでガンガンに歩いたら、後でえらい目にあったからだ。
まぁ・・・・・・移乗しなくていいって、なんて楽ちんなのぉ
で、ドライバーさんにお礼を言いながら、これからもよろしくお願いしますと言ったなら、
ドライバーさんはのたもうた。
「うち、今年いっぱいで辞めますんや。もう10年やりましたしなぁ。」
え?・・・ええ?・・・
せっかく道が開けたと思った瞬間にこれだもの~
せっかく関西人として生まれたけれど、何でもかんでもオチが付くのは、いかがなものか?と思うのである。
と、にこやかに招き入れてくれたのは、かぁちゃんの歯医者さん。
またしてもやってしまった
ひと月に一度の歯医者さんの日に、入れ歯を忘れたのはこれで二度目である。
隣の街の障がい者(児)専門に週に二度、保健センターに歯科医師が出向いて治療してくれている。
顔見知りの助手さん達が次々に「せっかくやもん。」と慰めてくれたけれど
どうにも、情けないやら申し訳ないやら
あ~あ・・・しっかりせえよ自分・・・!!
と、思う事が目に余る。
あっちで転び、こっちでぶつかり、いつになったら大人になれるのやら。
・・・ん?
いや、大人になる前に老化が始まっている事に気付かいでかっ!!
せっかくこうして生きているのだから、毎日を穏やかに過ごして、時折口元に笑みを浮かべて・・・
もちろん、にた~っとではなくにっこりと
優しげな表情で世間様を見つめて、わが身を見つめて、家族を見つめて、空を見上げて
心配しないで。何も狼狽える事はないのですよ。
どうか心配しないで。何も悲しむ事はないのですよ。
苦しい事や哀しい事だけがある訳じゃないのですよ。
苦しい数と同じ分だけ幸せはあるのですよ。
そんな事を確信して心静かに、いつかはなれるだろう・・・
なんてぇ私の中での大人のイメージは、とっくの昔に脆くも崩れ去り!!
こうして、忘れ物や青あざや擦り傷だらけで今日も生きている。
穏やかなんかになれるかぁ!!
せっかく生きているのだから、ドタバタジタバタしてやるのだ!!
そう心に決めなくても、毎日がそうなるようになっているらしいな。私の人生。
ならばついでに、ぎゃはははっ!!と大声で笑い飛ばしてやる。
・・・・・・・・・ふんっ
そうそう、今回行く時に初めて“介護タクシー”を利用してみた。
前回、私の足腰の踏ん張りが利かなくて、普通の車への移乗が困難と判断して
往復、片道30分以上の距離を車いすでガンガンに歩いたら、後でえらい目にあったからだ。
まぁ・・・・・・移乗しなくていいって、なんて楽ちんなのぉ
で、ドライバーさんにお礼を言いながら、これからもよろしくお願いしますと言ったなら、
ドライバーさんはのたもうた。
「うち、今年いっぱいで辞めますんや。もう10年やりましたしなぁ。」
え?・・・ええ?・・・
せっかく道が開けたと思った瞬間にこれだもの~
せっかく関西人として生まれたけれど、何でもかんでもオチが付くのは、いかがなものか?と思うのである。