『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

“い”は「一瞬」の“い”

2013年09月28日 10時46分03秒 | 日々の出来事
昨夜、ベッドに転がって、つらつらと携帯に長文を打ち込んで、投稿しようと画面に触れたら
その気はないのにキャンセルキーに触れてしまって、一瞬にして消えてしまった。

消え去る時は一瞬なのだな・・・

図らずも、命について考えてしまう。
従姉貴が逝ってしまってから、何をしていても何所にいても、頭の片隅から離れない。
一瞬で消え去るものならば、尚更、その一瞬に強烈な光を放ちたいと言う欲がない訳じゃない。
実際に、傍から見ればそうでなくても、せめて自分の思いだけの中では輝いていたいもんだな。

なんてぇ事を、頭に過るその一瞬は激しく思うのに
忙しない日々をただ、何時もの様に過ごす事だけに心と体を動かしている最中には忘れ去っている。
まぁ、忘れ去っていなければ、当然こなさなければいけない雑用は出来ないという現実もある。

若い頃は、その激しく思う一瞬は一瞬に留まらず、そのまま夢想の世界へ入り込んだりもしたが
歳を重ねてくると、そうそうそんな時間の使い方は出来なくなった。
その間に、現実の自分以外の命が危うくなってしまう。それも現実。

君たちがいて僕がいる♪
歌の文句じゃないけれど、確かに、良きにつけ悪しきにつけ、わが身の都合だけでは動けない中で
自分自身がどう輝くのか・・・
いや、そもそも輝きは他者から見えてこそ在るのだから、
自分が!自分が!と思っている時点で間違えているのかもしれない。

と、キーを打ちながら、今晩のおかずは何にしようかと頭の片隅で考えている
来週は従姉貴の墓が出来るので、来てくれないかとアニキから電話があったので二か月ぶりに故郷へ向かう


「それが終われば、本来の自分に戻らなきゃ・・・」と私が言うと
「本来って、どれが本来?」と、背の君が聞くので
「着ぐるみよ!今回は着ぐるみ作らんといかんねん!!」と答えてしまった。
え?私の本来って、それ???

今年はとにかく忙しい。
心を亡くすのではなく、心に様々な事柄をこれでもかと詰め込まなければいけなかった。

ささ、解き放つぞ詰め込んだモノを!!
今の所、チラリと一瞬でも輝きが見えるところと言えば、そこんところらしい。




ん?・・・・これでいいのか?
うん!・・・これでいいのだ!!







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昨夜、つらつらと打ち込んでいたのは
“い”はいいことづくめの“い”

空は抜けるように青く
かぁちゃんの足取りが幾分軽く
ぺこちゃんのご機嫌がなかなかよろしく
パニりそうな事があったのに、ぽんがパニらず
夕飯の芋餅が想像以上に美味しく
ベッドに転がって、後は寝るだけの至福の時。

まさに良いことづくめの一日。


と、良いことだけを振り返ってみてた。



今朝は風は心地よく、澄んだ青空は私を外へと誘っている。
ぽんは朝からパニっていたけど、さっきヘルパーさんと出かけて行った。
ぺこちゃんはまだ夢の中。
かぁちゃんはデイサービス。

さ、私は背の君の事務所の掃除をささっと済ませて、夕食の為の買い出しに行くとするかな。
昨日は猛烈な向かい風だったもの。今日はそろりと追い風を願う。

コメント
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