
これが、我が家のロデムです。赤い首輪が見えないのが残念です。
・・・違います・・・(^^;
ひょんな事から黒猫ちゃんを飼う事になってしまった、我が妹。
姪っ子の「ジジが欲しい!」という夢が、ついにかなったという訳なんだけど・・・。
彼一人、いや、一匹では留守番が無理そうなので、かぁちゃんの家に連れて来られた。
その昔、かぁちゃんは「生き物は飼わない。」と、がんっと言い張っていたので、
私達姉妹はペットを飼った事がない。
第一、私自身が極端に鳥恐怖症で鳥は飼えないし・・・。
昔、雑草の中に紛れさせて連れて帰った蛍はすぐに死んでしまったし・・・。
死んでしまうという事が、とてもおっかない気持ちもあったし・・・。
にゃんこより、わんこの方が可愛い!という気持ちもあったし・・・。
けどぉ・・・くぁわいい~・・・もとい・・・可愛いではありませんか~。
ふにゃ~ん。ごろにゃ~ご。と言ってるのは猫ちゃんじゃなくって私だったりしてみる。
勿論、ちゃんとした可愛い名前が付いているので、猫なで声で彼を呼んだりも、してみる。
彼は小顔で、なかなか凛々しい男前。甘えた声で鳴かれた時なんざ、たまらず
「お~、よちよち、ど~したのかなにゃぁ?」と抱っこする・・・まるで、孫だ(^^;
しか~し、彼は猫科だったのだ。(当たり前です)
身構えて襖によじ登ろうとする、その瞬間の目つき。しなやかに伸びる胴。
行きたい場所へジャンプする、軽やかな身のこなしと精悍な表情。(多分に身贔屓)
んまぁ・・・ロデムみたい~。
♪ロデム、変身っ、地~を駆けろ~っ♪
ついつい何度も歌ってしまって、白い目で見られた。
ついでに、「お~い、ちょっと変身してみろ~い!」と耳元で囁いてみる。
・・・・・・・・・・・・・・。
出来ません!・・・本当にしたら怖いし・・・。
驚いたのは、かぁちゃんの反応だ。
少し迷ったものの、膝の上に乗っけてみると「うふふふ。」と、嬉しそう。
にゃんこの動きを目で追っていたけど、そのうち、見えなくても捜すようになった。
テレビの画面以外で、自分から食べ物以外に興味を示すなんて、めったにない事だ。
そして皆が帰る時に、孫達の「ばいば~い。」に「うふふ」と笑って黙っていたけれど、
しば~らくしてポツリと一言。「ねこ、もう帰ったん?」
孫達の名前も、さよならの挨拶もしないくせに、にゃんこの事は気になったのね。
・・・って、かぁちゃん?・・・
あなた、本当は喋れるので~すか~っ??
凄いぞ!黒い子猫の神秘の力!
ロデムはその不思議な力で、かぁちゃんを喋らせてしまった(^^;
あぁ、やっぱり、そうなんだね。
かぁちゃんは、思ったことがすぐに言葉に出来ないだけで理解能力はまだ十分にあるんだ。
多分、分かってるんだろうなぁ、じゃなくって分かっているんだねぇ。
・・・何だかとても凄い事だねぇ。