昨日のアンサンブル・バレエ クラス。
サエちゃんは学校があるので途中からの参加。
稽古着に着替えてリナはまず腹ごしらえ。
「うっ…、具を多めにいれちゃったから
が大きくなっちゃった…
」
昨日の具は梅干しと“きゅうりのQちゃん”だそうで、パリパリといい音がする。美味しそうだね…
土曜日のレッスンに持ってくるおむすびは、毎回自分で作るという彼女。
うん、カッコ好いね
さて、足慣らしをしてバー・レッスン。
グラン・プリエから初めてバットマン・タンジュ、バットマン・デガージェとアンシェヌマンは進み、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
「4回アン・ドゥオールをしたら、こうやって、指先だけで小さなロン・ドゥ・ジャンブを繰り返す…」
と、爪先でクルクルクル
と円を描いてみせると、
「…ナニ…っ
」
「うん…、円を描くときに指の裏を床に下ろすの。足首を動かすんじゃなくてね、股関節のなかで大腿骨頭を回す感じ…」
私が見せた見本の通りにちょっと脚を動かしてみた彼女、
「…う゛~ん…イビツだ…
」
「ドゥーブル・ロン・ドゥ・ア・カールっていうの。…んじゃぁね、爪先で2回ロン・ドゥしたらアン・ドゥオール、それを2回繰り返すことにしよう。それだったら落ち着いてコントロール出来るでしょ
アン・ドゥダーンも同じ。
「う゛~ん」
まずは右側を練習。
うん、リナ、悪くないよ。腰も下がってないし“バナナ足
”にもならなかったし。でもね、
「足首、とくにこのくるぶしのあいだの甲のところがね、ここが緩むとシャープにきちんと円を描けなくなるからね。足首をきちんと張って…」
と、悪い例=足首が緩む、良い例=足首を張っている、の見本を見せる。
悪い例の動きは、クノッ…クノクノッ…、って感じ。
良い例のほうは、クルクルクルクル…、って感じ。
それを見ていた彼女、
「い゛ぇ~…、甲をしっかり張ったままだとなぁんか爪先だけ“変な生き物”がついてるカンジぃぃ~
」
あら、そんな風に言われるのって随分久しぶりじゃなぁ…。
バレリーナの爪先は強いだけじゃなくて、そこだけ“別の生き物”のように柔軟でもないとね
バットマン・フォンデュはフォンデュ・ドゥーブルを採り入れ、バットマン・フラッペはドゥミ・ポワントとア・テールを繰り返し…、とちょっといつもよりヴォリューム・アップしたアンシェヌマンだったせいか、リナにとってはちょっとだけハードだったのかな。
ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールのアンシェヌマンをちょっと考えていたら、
「迷うんだったら“やらない”という選択肢があっても…
」
だなんて…。
コラ、そうはいくか…
グラン・バットマンをしてバー・レッスンは終わり
サエちゃんが合流してセンター・レッスン
アダージョ、バットマン・タンジュ、…とアンシェヌマンの練習。
アッサンブレのアンシェヌマンは、はじめに二人で一緒にマーキングしたら一人ずつ。
「サエちゃん、パ・ドゥ・シャのあとタン・ドゥ・キュイスのときにプリエが浮き上がっちゃだめよ。頭の高さが変わらないように」
「リナ、パ・ドゥ・シャのあとしっかりプリエを抑えて。そこの1カウントを大事に。タン・ドゥ・キュイスをシャープに」
繰り返し練習すると、二人ともそれぞれに動きが安定してまとまりが出てくるし、メリハリも生まれてくる。いいわよ。
最後にグラン・アレグロ。
これまではグラン・ジュテを跳んで着地したあとのピケ・アラベスクは軸脚を1歩前に踏み出すスタイルを練習してきたけど、昨日はその部分を変更した。
「着地したらその瞬間にデリエールの脚にトンベして、着地した脚をク・ドゥ・ピエ・デリエール…、そこからそのク・ドゥ・ピエ・デリエールの脚を軸にしてピケ…。いい…
わかった…
ちょっとここだけ一緒に練習してみよう…
」
二人の前に立って、説明しながらその動きを繰り返す。
さぁ、じゃ一人ずつアンシェヌマンを…
はじめは二人ともちょっとぎこちない動きだったけど少しずつ形がキレイになっていく。
「打ち寄せる大きな波をさっと引き戻す、そんなイメージだよ」
はい、じゃ最後にもう一度
うん、サエちゃんは視線が下がることが少なくなった、その調子よ
リナは跳べるようになったねぇ。
レッスンが終わったあと、どうだった?と訊いてみたら
「う~ん…、高くあがったなぁ…ってカンジがした…
」
そうか、そうか
二人とも、毎週のレッスンの度にちょっとずつちょっとずつ好い変化が現れる。
来週も楽しいレッスンにしようね
サエちゃんは学校があるので途中からの参加。
稽古着に着替えてリナはまず腹ごしらえ。
「うっ…、具を多めにいれちゃったから


昨日の具は梅干しと“きゅうりのQちゃん”だそうで、パリパリといい音がする。美味しそうだね…

土曜日のレッスンに持ってくるおむすびは、毎回自分で作るという彼女。
うん、カッコ好いね

さて、足慣らしをしてバー・レッスン。
グラン・プリエから初めてバットマン・タンジュ、バットマン・デガージェとアンシェヌマンは進み、ロン・ドゥ・ジャンブ・パール・テール。
「4回アン・ドゥオールをしたら、こうやって、指先だけで小さなロン・ドゥ・ジャンブを繰り返す…」
と、爪先でクルクルクル

「…ナニ…っ

「うん…、円を描くときに指の裏を床に下ろすの。足首を動かすんじゃなくてね、股関節のなかで大腿骨頭を回す感じ…」
私が見せた見本の通りにちょっと脚を動かしてみた彼女、
「…う゛~ん…イビツだ…

「ドゥーブル・ロン・ドゥ・ア・カールっていうの。…んじゃぁね、爪先で2回ロン・ドゥしたらアン・ドゥオール、それを2回繰り返すことにしよう。それだったら落ち着いてコントロール出来るでしょ

「う゛~ん」
まずは右側を練習。
うん、リナ、悪くないよ。腰も下がってないし“バナナ足

「足首、とくにこのくるぶしのあいだの甲のところがね、ここが緩むとシャープにきちんと円を描けなくなるからね。足首をきちんと張って…」
と、悪い例=足首が緩む、良い例=足首を張っている、の見本を見せる。
悪い例の動きは、クノッ…クノクノッ…、って感じ。
良い例のほうは、クルクルクルクル…、って感じ。
それを見ていた彼女、
「い゛ぇ~…、甲をしっかり張ったままだとなぁんか爪先だけ“変な生き物”がついてるカンジぃぃ~

あら、そんな風に言われるのって随分久しぶりじゃなぁ…。
バレリーナの爪先は強いだけじゃなくて、そこだけ“別の生き物”のように柔軟でもないとね

バットマン・フォンデュはフォンデュ・ドゥーブルを採り入れ、バットマン・フラッペはドゥミ・ポワントとア・テールを繰り返し…、とちょっといつもよりヴォリューム・アップしたアンシェヌマンだったせいか、リナにとってはちょっとだけハードだったのかな。
ロン・ドゥ・ジャンブ・アン・レールのアンシェヌマンをちょっと考えていたら、
「迷うんだったら“やらない”という選択肢があっても…

だなんて…。
コラ、そうはいくか…

グラン・バットマンをしてバー・レッスンは終わり

サエちゃんが合流してセンター・レッスン

アダージョ、バットマン・タンジュ、…とアンシェヌマンの練習。
アッサンブレのアンシェヌマンは、はじめに二人で一緒にマーキングしたら一人ずつ。
「サエちゃん、パ・ドゥ・シャのあとタン・ドゥ・キュイスのときにプリエが浮き上がっちゃだめよ。頭の高さが変わらないように」
「リナ、パ・ドゥ・シャのあとしっかりプリエを抑えて。そこの1カウントを大事に。タン・ドゥ・キュイスをシャープに」
繰り返し練習すると、二人ともそれぞれに動きが安定してまとまりが出てくるし、メリハリも生まれてくる。いいわよ。
最後にグラン・アレグロ。
これまではグラン・ジュテを跳んで着地したあとのピケ・アラベスクは軸脚を1歩前に踏み出すスタイルを練習してきたけど、昨日はその部分を変更した。
「着地したらその瞬間にデリエールの脚にトンベして、着地した脚をク・ドゥ・ピエ・デリエール…、そこからそのク・ドゥ・ピエ・デリエールの脚を軸にしてピケ…。いい…



二人の前に立って、説明しながらその動きを繰り返す。
さぁ、じゃ一人ずつアンシェヌマンを…

はじめは二人ともちょっとぎこちない動きだったけど少しずつ形がキレイになっていく。
「打ち寄せる大きな波をさっと引き戻す、そんなイメージだよ」
はい、じゃ最後にもう一度

うん、サエちゃんは視線が下がることが少なくなった、その調子よ

リナは跳べるようになったねぇ。
レッスンが終わったあと、どうだった?と訊いてみたら
「う~ん…、高くあがったなぁ…ってカンジがした…

そうか、そうか

二人とも、毎週のレッスンの度にちょっとずつちょっとずつ好い変化が現れる。
来週も楽しいレッスンにしようね
